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12/18水13:00〜15:30
もしあなたがコンテンツマーケティングを組織的に進めていきたいのであれば、小さな成功体験をチームに共有すべきだ。
理由は簡単だ。
大きな成功を手にするためにはチームの力が欠かせないし、チームのモチベーションを上げるためには小さな成功体験を共有するのが効果的だからだ。まだ大きな成功になっていないとしても、チーム全員の努力が少しずつ報われていることを実感してもらうことができればプロジェクトを着実に前に進めることができる。
逆に、目の前の小さな成功体験に目を向けず、遥か先の大きな成功だけに固執していると、チームの努力が報われていないかのような錯覚を起こしてしまう。
私は、そんなちょっとしたことで失敗してほしくないと思っているし、これからプロジェクトを進めようとしているチームにはぜひ成功してほしいと願っている。
そこで今回はチームに共有すべき成功体験の一覧を紹介することにした。
きっとあなたが見逃している成功体験もあるだろう。もしくは、気付いていたとしてもチームに共有していないものや、どうやって共有すれば良いかわからないものも含まれているはずだ。
この記事は組織的にプロジェクトを成功させたいと願うリーダーのあなたに向けたものだ。弊社クライアントの実例や小さな成功体験の基準など、具体的なところまで踏み込んで解説していくのでぜひ最後まで目を通してほしい。
目次
小さな成功体験はコンテンツマーケティングを前に進め、大きな成功を手に入れるために欠かせないものだ。
大きな成功とは「月100万PV達成」「月5,000件の問い合わせ獲得」「業界シェアNo.1」といったプロジェクトが目指す未来のことだ。次のイラストを見てほしい。
まず、大きな成功は小さな成功の積み重ねによって形成される。「10」を達成しようと思ったら、1、2、3…と、それぞれをクリアしなければいけない。誰でも理解できる単純な話だ。
そして、その中でも特に重要なのがチームの存在だ。チームでプロジェクトを進めるからこそレバレッジが効き大きな成功を手にしやすくなる。そして小さな成功体験をチームに共有するからこそチームの活力がみなぎり、プロジェクトに推進力が生まれるのだ。
つまり、小さな成功体験をチームに共有することでチームの活性化やプロジェクトの推進力が生まれ、それらの積み重ねによって大きな成功を実現することができるということだ。まとめると、小さな成功体験をチームに共有すべき理由は次の2つだ。
それではそれぞれの詳細を解説していく。
小さな成功体験はチームを盛り上げるパワーを持っている。さっそくだが次の2つを見比べてほしい。あなただったらどちらのプロジェクトに参画したいだろうか?
誰もが「後者が良い」と答えるだろう。よっぽどモチベーションが高いメンバーは別だが、大抵の人間は前者のようなプロジェクトに参画しても途中で離脱してしまうことだろう。「いつか報われる」と頭ではわかっていても心が追いつかないだろう。あなたが良くても、周りのメンバーは良く思わないはずだ。
私が過去に携わってきたプロジェクトでも同じようなケースが何度かあった。6名でスタートしたプロジェクトが半年後に3名に減っているなどのケースだ。
メンバーが離れていった本当の理由はわからないが、何かしらの理由で内発的動機が薄れていったことは間違いないだろう。
そして、メンバーが離脱したことによるマイナスのインパクトは想像以上に大きいものだ。
メンバーが離脱することによってさらにチームのモチベーションが低下し、毎月のコンテンツ本数も下降気味になり、小さな成功すらなかなか手に入らない状況になる。負のスパイラルが働き出し当初の目標に到達できない事態にもなりかねないのだ。
だからこそプロジェクトを進める上でチームの活性化が必要だ。「やるかやらないか」は結局のところ本人次第なのだが、小さな成功体験が手に入れば誰だって嬉しいものだ。本人の努力が目に見える形で跳ね返ってくるからだ。
そして、そういった小さな成功体験をチームに共有するためにも、リーダーは意識的に小さな成功体験に目を向けなければいけない。これがチームの活性化を実現するために最も手っ取り早くて効果的な方法だからだ。また、それだけの効果があるのにもかかわらず“意識しなければ気付けない”ことが多いからだ。
大きな成功は小さな成功の積み重ねによって形成される。だから大きな成功を手に入れたいのであれば小さな成功を手に入れなければならない。
例えば、わかりやすいのは「検索エンジンに表示されること」だ。検索エンジンに表示されれば少しずつユーザーの流入も増えていく。そのうちの一定数がバナーをクリックしたり、LPを回遊したり、申し込みボタンをクリックする。こういった流れは容易に想像できるだろう。そして、大きな成功と小さな成功が密接な関係にあることもご理解いただけるだろう。
では反対に「検索エンジンに表示されない」とした場合、上記のような成功が手に入りにくいこともご理解いただけるだろう。ユーザーの流入は増えないし、クリックもされないし、LPの回遊も生まれないし、申し込みボタンもクリックされない。小さな成功がなければ大きな成功は生まれないのだ。
ちなみに私の場合「検索エンジンに表示されない」という状況を異常事態と捉えるようにしている。何度もお伝えしているように大きな成功に繋がらない可能性が高いからだ。すぐに初期対応を行いなんとしてでも小さな成功を手に入れる努力をする。
もう想像がつくだろうが、こういった初期対応ができるのは「小さな成功」に意識的に目を向けているからだ。コンテンツマーケティングで得られる成功体験はほとんどのケースで一緒だ。だからそれらを把握しておくことによって先手先手でコンテンツマーケティングを前に進めることができる。
それではこれからコンテンツマーケティングで得られる20の成功体験を紹介していく。以下の図の通りだ。
全てがあなたのビジネスに当てはまるとは限らないが、これらのほとんどはコンテンツマーケティングに取り組んでいればほぼ間違いなく得られるはずだ。
逆を言うと、いつまで経ってもこれらの成功体験を得られないのであればやり方を間違えている可能性がある。
これから一つ一つ解説していくから、あなたのこれからのコンテンツマーケティングの参考にしてほしい。
ポイント!
これからお伝えする20の成功体験は定例MTGで逐一メンバーに共有しよう。私が推奨する定例MTGの頻度は最低でも週に1度だ。つまり、どんな些細なことでも構わないから週に1度は小さな成功体験を共有すべきということだ。
最もわかりやすい小さな成功体験は、FacebookやTwitterなどで「いいね」が付くことだ。
「いいね」は過小評価されがちだがれっきとした素晴らしい成果だ。ユーザーがあなたのコンテンツ(投稿含む)を目にして「良い!」と感じた証として「いいね」が付いているからだ。1人のユーザーの心を動かしたわけだから素晴らしい成果と言って良いだろう。
例えば、今では月10億円もの売上を達成している「ウェルスハック」では、最初に公開したコンテンツで「1いいね」を獲得している。
「たったの1いいねか」と思われるかも知れないが、この初期反応をきっかけにどんどん成果を生み出していった事実は無視できない。
最初は1つでも「いいね」が付いていればそれでも十分だ。実際に私たちのクライアントでも、ソーシャルメディアで1つの「いいね」を獲得した事実を褒め称えている。まずは「いいね」が付いた事実を肯定的に捉えよう。
次に取り上げる小さな成功体験はコメントが付くことだ。最もわかりやすいのはブログ記事に対するコメントだ。例えば私たちバズ部もメディア立ち上げ初期に以下のようなコメントをたくさんいただいている。
良質なコンテンツがきちんとユーザーの目に触れていれば必ずこういった反応は生まれる。もしいつまで経ってもコメントが付かないのであれば、コンテンツの品質に問題があるか、ユーザーに読まれていないかのどちらかだ。
1つでもコメントが付いたのであればそれは素晴らしい成功体験と言えよう。良質なコンテンツがユーザーの心に届いている証拠だ。
拡散はコンテンツマーケティングを前に進める上でとても大きなパワーを持っている。ここに取り上げている20の成功体験の中でも特に重要だ。なぜなら、拡散は良質なコンテンツをより多くのユーザーの目に触れる機会を作ってくれるからだ。
どれだけ良質なコンテンツを数多く公開したとしてもより多くのユーザーの目に触れないことには意味がない。
拡散が起きる場所はソーシャルメディアであることがほとんどだ。「いいね」や「リツイート」といったユーザー反応が連鎖していく。時にはインフルエンサーの目に止まりさらなる拡散効果を生み出す。メディア公開初期段階であっても瞬間風速的に1日3万PVといった大きな数字を記録することもある。
例えば以下はわずか6ヶ月で月10万PVを突破したメディアの例だが、初期に公開したコンテンツがナチュラルにリツイートされている。
メディア運営初期段階であれば「1リツイート」も素晴らしい数字だ。
実際このコンテンツは今では4万人以上に閲覧されるようになり検索エンジンでは1位表示達成。数あるコンテンツの中でも最もCVに貢献しているコンテンツになった。
「1リツイート」という数字を見逃すことなく、素晴らしい数字と認識してメンバーに共有していこう。
社外の人間に言及されるのも立派な成功体験だ。例えば私たちバズ部の場合、以下のような声をかけていただくことがあった。
いわば、オフラインの拡散効果(クチコミ)と言っても良いだろう。オフラインという性質上こういった成功体験を定量化するのは難しいが、メディア立ち上げ初期段階であれば1つでもこういった言及があれば十分だ。
社内の人間に言及されるのも立派な成功体験だ。弊社で支援させていただいた「ノートンブログ」でも象徴的な出来事があった。
わずか7ヶ月で月20万PVを達成した際、海外のマーケティングチームから注目が集まったというのだ。海外の同僚が数年かけてできなかったことを数ヶ月で達成してしまったからだ。
また、それをきっかけに全世界のチームのトップがわざわざデスクまで来て声をかけてくれたというのだ。トップがわざわざ声をかけに来てくれるなんて世界で認められたとも言える素晴らしい成果だ。
もし詳細が気になるようであれば「たった2人で世界でも認められる成果をあげたノートンブログのコンテンツマーケティング」を読んでみてほしい。
このようなグローバル展開している企業のみならず、中小企業であったとしても社長や事業部長、他部署のメンバーから声をかけてもらえることがあるだろう。
そういった身近な人間からの反応が実は一番嬉しかったりするものだ。そういったフィードバックは素直に受け入れてプロジェクトメンバーにも積極的に共有していこう。
検索エンジンに表示されるのはとてもわかりやすい代表的な成功体験だ。
以下はつい最近公開したばかりの新規メディアだが、徐々に検索エンジンの表示回数が増えていることがわかるだろう。(※Google Search Consoleのデータを参照)
最初は「0」からスタートするが、少しずつ10→20と表示回数が増えていく。検索エンジンに表示されたその事実が素晴らしいし、こういった右肩上がりの成長曲線を描くことができれば幸先の良いスタートが切れていると言って良いだろう。
最初はGoogle Search Consoleを活用して、検索エンジンの表示回数の動向を見ておくことをおすすめする。
検索エンジンの掲載順が上がるのも代表的な成功体験だ。
以下は2021年6月16日に公開したコンテンツだ。すぐに検索エンジンに表示されるようになり、徐々に狙ったキーワードでの掲載順位が上がっていることがわかるだろう。そして約1ヶ月後の2021年7月17日に1位表示を達成した。
検索エンジンの掲載順位は段階的に少しずつ上昇していく。狙ったキーワードの掲載順位がこういった動きを見せたら安心して良いだろう。
反対に、なかなか掲載順位が伸びないようであれば少し注意したほうが良いかもしれない。業界の特性や競合の台頭などあらゆる要因によってスピードに差が生まれることはあるが、例えば3ヶ月経っても上昇傾向が見えないのであれば要注意だ。
サイトもしくはコンテンツに何かしらの問題がある可能性がある。大抵、コンテンツの質に問題があるケースがほとんどだ。
サイトへの流入が増えるのも代表的な成功体験だ。流入の増減はGoogle Analyticsで確認するのが良いだろう。
例えば下記を見ていただくとわかりやすいはずだ。2021年7月時点では1日あたり200PVほどだった。それが、半年経過した2021年12月時点で1日あたり5,000PVを獲得するほどに伸びている。
それまでの過程を見ても“徐々に”アクセスが増えていることもわかるだろう。メディア立ち上げ初期に一気にアクセスが伸びることは滅多にないが“徐々に”増えることはある。1日単位で見たらほとんど変化はないのだが、週単位で10→20とPVが上昇しているのであれば良いだろう。
コンテンツマーケティングの面白いところは突然爆発的にアクセスが増える点にある。上記の事例で言うと2021年11月のタイミングだ。このタイミングでPVが一気に2~3倍に増えたのだ。これによって実際に月10万PVという数値を記録することができた。大きな成功を手にするメディアのほとんどが同じような経験を味わっているはずだ。
一方で、アクセスの上昇傾向が“全く見られない”のであれば爆発的なアクセスの上昇は生まれにくい。これはあくまでも私たちの経験則でしかないのだが、少しでも良いから“徐々に”アクセスが増え続けていることが重要だ。
サイトへの流入が増えれば必然的にサイト内の回遊も増える。
サイト内の回遊を数値で評価するのであればGoogle Analyticsの「ページ/セッション」を確認するのが良いだろう。(ユーザー>概要>ページ/セッション)
これは、ユーザーの1回のアクセスに対する回遊ページ数が把握できる指標だ。
例えばバズ部のページ/セッションは「1.37」だ。1回のアクセスで1.37ページを閲覧しているということになる。「2」であれば2ページを回遊していることになるし、「3」であれば3ページを回遊していることになる。この指標を活用してあなたのサイトにおけるサイト内回遊を評価してみてほしい。
参考までにお伝えすると私たちがこれまで見てきた数々のメディアのページ/セッションは1.3〜1.5程度に収まることがほとんどだ。そして特徴的なのは、数値が特別大きく上下することはなく以下のように年間を通じてほとんど変わらないことだ。
ページ/セッションが低すぎたら回遊が生まれていないことになるし、高すぎたら「ユーザーがそのページを見て満足しなかった」と判断することもできる。当然必ずしもそうではないのだが、ユーザーのニーズを満たすことを目的にコンテンツを作っている我々の身からすると、ページ/セッションが1.3〜1.5に収まるくらいが妥当なラインだと考えている。
※これはメディアサイト(ブログサイト)の特性によるものだ。ECサイトやコーポレートサイトであればもっと高い数字を記録するだろう。
ここで言うクリックとは、バナーなどの内部リンクのクリックのことだ。クリック数はGoogle Analyticsの「イベント」で計測できる。(行動>イベント>概要)
別途設定しなければいけないが一度設定しておけばクリック数の伸びを直感的に把握できるのでおすすめだ。
クリックを生み出すためにはただコンテンツを作り続けるだけでは足りない。コンテンツを読み終えたユーザーに対して次の行動提案を行う必要がある。そして、その行動を生み出すきっかけとしてバナーなどの内部リンクが活躍する。
クリック数の目安は対PVでおおよそ0.3%程度だ。10万PV集まるサイトであれば300回のクリックが生まれる計算だ。当然バナーの数や設置の方法、コンテンツの質や業界の特性などあらゆる要因によって数字は変わる。1つ言えることはどれだけ高くてもクリック率は1%程度に収まるということだ。
まずは0.3%程度を目安として、あなたのサイトでどれだけのクリックが生まれているかを確認してみよう。
問い合わせの発生はコンテンツマーケティングにおける成果の中でも最も象徴的なものだろう。
問い合わせが発生するということは、単なる満足ではなく「感動」をユーザーに与えている可能性がある。居ても立っても居られないから問い合わせという行動を起こしているのだ。そして、その先の売上という大きな成果のきっかけでもある。
こういったユーザーの反応が生まれるということは、あなたが取り組んできたコンテンツマーケティングが正しかったということだ。
問い合わせはGoogle Analyticsの「コンバージョン」で計測しよう。(コンバージョン>目標>概要)
まずは1件の問い合わせを獲得しよう。1件でも問い合わせが発生したのであればあとは母数を増やしていくだけだ。
Ebookなどの資料ダウンロードも1つの成功体験だ。
資料ダウンロードが発生するということは1人の顧客リストを手に入れることと同義だ。私たちが持っているデータでは最大でリード1件あたり10万円というケースもある。顧客リストは売上をもたらしてくれるとても重要なものなのだ。
なお、資料ダウンロードはあなたのビジネスモデルによっては追い求める必要がない。商品の価格帯が高く、購入までの検討期間が長いビジネスモデルであれば効果的だが、低単価のtoC向けビジネスなどの場合はあえて資料ダウンロードを求める必要はないだろう。
もし資料ダウンロードを狙ったビジネスを展開しているのであれば、Google Analyticsの「コンバージョン」で設定しよう。以下はebookのダウンロードを計測している事例だ。毎日のようにダウンロードが生まれ月間で100件以上のリードを獲得し続けている。
メディア立ち上げ初期にここまでの数字を記録するのは難しいかもしれないが、少しずつダウンロード数が増えていく様子を肯定的に捉えていこう。
申し込みとは例えばセミナーや勉強会などの参加申し込みのことだ。「申し込む」という行為は、問い合わせよりもハードルが高い。だから申込みが発生するということはとても喜ばしい成果だ。
なお、これもあなたのビジネスモデルによっては追い求める必要がない。人間関係の構築が必要なコンサルティングやスクール系のビジネスや、高額な商品を扱うようなビジネスの場合は効果的だが、そうでないのであれば無理にセミナーや勉強会を実施する必要がないだろう。
もしセミナーや勉強会を実施しているのであれば申込み数を追いかけよう。参考までにバズ部では定期的にセミナーを開催しているが毎回約30名からの参加申し込みをいただいている。
メディアが成長していくと認知が拡大するため、他社のwebサイトで紹介されることがしばしばある。
例えばバズ部の場合webマーケティングメディア「LISKUL」で大々的に紹介していただけたことがある。もし興味があれば「バズ部の厳選5記事で学ぶSEO上位表示するブログの書き方7ステップまとめ」を読んでみると良い。
ここまで大々的に紹介されるまで行かなくとも、あなたの作ったコンテンツが「引用」という形で紹介されることもある。これは上手くいくメディアでほぼ間違いなく経験することだ。引用されるということは、あなたのコンテンツが信頼に値する情報元としてユーザーに認識されているということだ。
「引用する側」から「引用される側」に回ることができたとしたら、一段階フェーズが上がったと考えて良いだろう。
サイトが成長していくにつれて寄稿の依頼が入ることがある。これはあくまでも結果論であり最初から求めるべきものではないのだが1つの結果としては喜ばしいことだ。サイトの認知度が向上しコンテンツの質が周囲に認められた証拠と言えるからだ。
寄稿の依頼は受け入れても断ってもあなたのコンテンツマーケティングの方針に沿って判断していただければ良いが、いずれにしてもそういった依頼が入った事実は素晴らしいことだ。
こういった結果も積極的にチームに共有していくと良いだろう。
取材の依頼が入ることもある。専門家として認識された証拠と言って良いだろう。
取材を受けるということは「拡散」のきっかけを作ることにもなる。もし依頼主が大型メディアの運営者だった場合その拡散効果は計り知れないだろう。
取材依頼の内容を踏まえてあなたにメリットがありそうであれば取材を受けるのも良い選択だ。そしてそういった結果をチームに共有し大きな成果に繋げていこう。
出版依頼が入ることもある。こちらも取材と同様、専門家として認識された証拠と言って良いだろう。
少し前の事例だがメディア公開からわずか3日後に出版依頼が入ったクライアントがいる。その後も出版依頼が入り2冊を出版することになった事例だ。
もし興味があれば「たったの20記事で月間20万PV突破!ブログがきっかけで書籍も2冊出版」を読んでみてほしい。
本当に価値ある良質なコンテンツが出版社の目に止まりさえすれば、出版の依頼が入ることは割と自然な流れだ。
講演依頼も取材や出版依頼と同じような性質を持っている。その道のプロフェッショナルと認識された証拠と言えるだろう。
事業者向けセミナーや大学生向けの講演会への登壇依頼など、これまで数々の講演依頼を目の当たりにしてきた。講演依頼自体を目標にする必要はないが、1つの結果としては間違いなく素晴らしいものだ。
その講演をきっかけに新たな問い合わせが獲得できたり、講演そのものを1つの実績として今後のマーケティング活動に活用できる。
講演依頼があった事実を前向きに受け止めよう。
協業の依頼が入ることもある。協業となると割とハードルが高いお誘いだが、そういった声がかかること自体が素晴らしい。
バズ部では原則として協業をお断りしているが、たまたま信頼のおけるソウルドアウト社と協業する機会を得たことがある。(参考:地方企業こそオウンドメディア!ソウルドアウトとバズ部が始めるコンテンツマーケティング支援サービスとは?)
内容や相手にもよるだろうが、ビジネスをさらに拡大させるチャンスとも言える。協業の依頼が入ったら素直に喜んで良いだろう。また、メディアがそれだけの影響力を持っている事実をチームのメンバーにも共有していこう。
実はテレビ出演の依頼はそれなりにある。
つい最近弊社のクライアントでもテレビ出演の依頼があった。誰もが知っている有名なテレビ番組のとあるコーナーへの出演依頼だ。メディアを本格的に動かし始めてわずか4ヶ月にも関わらずテレビ関係者の目に止まって依頼が入ったのだ。その道の専門家として認識されたということだ。
テレビ出演をきっかけにブランド認知の向上に寄与するかもしれない。こういった依頼が入ること自体も素晴らしいが、この機会をものにすればビジネスの飛躍に繋げられるかもしれない。
最終的に受けるかどうかはあなたの判断だが、このような反応が生まれた事実を素直に喜ぼう。
コンテンツマーケティングを前に進めるためには「小さな成功体験」の積み重ねが必要不可欠だ。ぜひ本記事を参考にコンテンツマーケティングの大きな成功に向けた第一歩を踏み出してほしい。
良質なコンテンツを公開し多くのユーザーの目に触れさせることができれば、今回紹介した小さな成功体験を目の当たりにすることができるだろう。そして、小さな成功を目の当たりにしたらすぐにメンバーに共有し、喜びを分かち合おう。
一歩ずつ前進している喜びをメンバーと共有し続け、その先で大きな成功を手にしていただけたら幸いだ。