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    3. 「社労士のSEO」で圧倒的成果を生む!特有の攻略ポイントを公開
  • 最終更新日 2025.06.11

「社労士のSEO」で圧倒的成果を生む!特有の攻略ポイントを公開

「社労士としてホームページを作ったけれど、問い合わせが来ない」
「SEOをやるべきと言われたが、何をすればいいのかわからない」

このような悩みを抱えている社会保険労務士(社労士)の方は、多いのではないだろうか。

Web集客の巧拙が事務所の成長を左右する時代

近年、企業の顧問獲得競争が激化する社労士業界において、Web集客の巧拙が事務所の成長を左右する時代となった。社労士の登録者数は年々増加し続けており、地域によっては飽和状態に近い状況も見られる。

そんななか、単に「社労士」と名乗るだけでは埋もれてしまうのは必至だ。

本記事では、「社労士が検索エンジンから質の高い問い合わせを獲得するための戦略」を解説する。

この記事を読むと得られる価値

  • 社労士としての強みを活かした独自の差別化ポイントを見つけられる
  • 検索からの問い合わせが質・量ともに向上する具体的な方法がわかる
  • 法改正や助成金などのタイミングを逃さず集客につなげる手法が身につく

厳しい競争環境においても確かな存在感を示し、本当に自分の事務所を必要としている顧客と出会うための戦略を実践してほしい。

また、私たちバズ部は12年で400社以上のメディア支援を行い、

  • 立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売上を産んだ不動産メディア
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など大きな成果を挙げ続けている。

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目次

  • 1. 最初に刻むべき「社労士SEO」のマインドセット
    • 1-1. 社労士事務所は二極化しやすいからこそマーケティングが重要
    • 1-2. 力量を「いかに表現するか?」が鍵
    • 1-3. 開業当初こそ「ニッチ戦略」が成功の鍵を握る
    • 1-4. 補足:SEOの全体像と本記事で取り上げる範囲
  • 2. 社労士のSEO対策で押さえるべき特徴とポイント
    • 2-1. 中小企業がメインターゲットとなる
    • 2-2. 中小企業のBtoB決裁フローに合わせた設計をする
    • 2-3. 企業の「人」に関わるに値する人間性を示す
    • 2-4. E-E-A-Tにしっかり対応する
  • 3. 社労士に最適なSEO対策キーワードの選び方
    • 3-1. 地域名+業務・事務所キーワード
    • 3-2. 手続き・疑問キーワード
    • 3-3. 課題・トラブル状況キーワード
    • 3-4. 業種・職種特化キーワード
    • 3-5. 助成金・補助金キーワード
    • 3-6. 法改正・制度解説キーワード
    • 3-7. 比較・選び方キーワード
    • 3-8. 料金・コスト系キーワード
  • 4. 社労士SEOのコンテンツ作成 3つの重要ポイント
    • 4-1. 経営者向けと労務担当者向けの異なるアプローチを使い分ける
    • 4-2. 時期性・周期性を意識した計画的なコンテンツ制作を行う
    • 4-3. 実際にあったケーススタディ・実績・事例を充実させる
  • 5. 社労士SEOの参考になる士業の成功事例
    • 5-1. 代表1人で問い合わせ数0件→200件に激増させた法律事務所
    • 5-2. 2年で注力領域の問い合わせ数を7倍以上に増やした法律事務所
    • 5-3. サイトのV字回復を通じて200件の問い合わせを実現した司法書士事務所
  • 6. まとめ

1. 最初に刻むべき「社労士SEO」のマインドセット

社労士事務所がSEOで成果を出すには、単にテクニカルな対策ではなく、戦略的な思考が不可欠である。まずは、社労士事務所が成功するためのマインドセットの基本を解説する。

  1. 社労士事務所は二極化しやすいからこそマーケティングが重要
  2. 力量を「いかに表現するか?」が鍵
  3. 開業当初こそ「ニッチ戦略」が成功の鍵を握る

1-1. 社労士事務所は二極化しやすいからこそマーケティングが重要

以下は「社会保険労務士白書2024年版」からの引用だが、業界の厳しい状況を映し出している。じつに42.8%の開業社労士事務所が、年間売上0〜500万円未満となっているのだ。

開業社労士事務所の年間売上出典:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書2024年版」

一方、1,000万円以上が33.8%であり、1億円以上売り上げる開業社労士も2.2%存在している。ここからわかるのは、“稼げる社労士” と “稼げない社労士” の二極化が進んでいるという事実だ。

そのどちらに入るか?は、マーケティング戦略に大きな影響を受ける。実力や実績は当然重要だが、それだけでは足りない。二極化するのは偶然ではなく、明確な戦略の有無による必然の結果だ。

SEOは、うまくいけば単体でも十分なマーケティング効果をもたらす施策である。その重要性をいま一度認識して取り組んでいこう。

1-2. 力量を「いかに表現するか?」が鍵

弁護士・司法書士・行政書士などの士業の場合、ビジネスモデルにもよるが、紛争解決・登記・許認可申請などのスポット業務の比重も大きい。

しかし社労士は、継続的な契約を基軸とするストック型ビジネスが中心となっている。スポット業務もあるが、それでもやはり売上の主となるのは顧問契約だ。

ここで重要となるのが、自身の専門力を効果的に表現する能力である。表現力があれば、単発案件の積み上げで信頼を獲得するのではなく、信頼を先に構築して顧問契約を獲得するという流れが可能だ。

力量を「いかに表現するか?」が鍵

多くの社労士は実務能力はあっても、その価値を言語化する能力に欠けている。潜在顧客に「この社労士に依頼する必然性」を伝えきれていない。

知識や実務力があっても、それを効果的に表現できなければ、市場では無価値になってしまう。SEOに取り組むうえでは、「Web上で自らの価値を明確に表現する」ことを常に意識してほしい。

1-3. 開業当初こそ「ニッチ戦略」が成功の鍵を握る

社労士業務の幅は広いが、とくに開業初期は「何でもできます」という姿勢が最大の失敗要因となる。

これは、SEO的にも営業的にも悪手である。「労務管理全般」のような漠然とした訴求では、検索上位表示は不可能だからだ。具体的な悩みに特化したキーワード戦略こそが、検索流入の王道である。

専門性の希薄な「何でも屋」より、ニッチな市場のナンバーワンとなり、特定課題の解決者として圧倒的な存在感を示そう。

ニッチな市場のナンバーワンになる

数万人の社労士と競争するより、特定ニッチで上位に入るほうがはるかに容易だ。良いニッチを見つけることが、最短で成功する唯一の道である。

キーワード戦略については、後ほど詳しく解説するので、このまま読み進めてほしい。

1-4. 補足:SEOの全体像と本記事で取り上げる範囲

本記事ではこの後、社労士SEOの具体的なポイントを掘り下げていく。その際に把握しておいてほしいのが、SEOの全体像だ。

SEOの領域は多岐にわたり、大まかにキーワード戦略、コンテンツ最適化、テクニカルSEO、外部SEO、効果測定の領域に分けられる。

SEO実施の基本5ステップ

本記事では「キーワード戦略」と「コンテンツ最適化」の領域について、社労士に特化して解説している。

一定のSEO知識をお持ちの方を前提としているので、基本事項は「SEO初心者向けマニュアル」にて確認してほしい。

SEOの「どうして?」がスッキリわかる!

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2. 社労士のSEO対策で押さえるべき特徴とポイント

社労士事務所がSEOに取り組む際には、ほかの業種とは異なる業界特有の事情を踏まえた戦略が必要だ。ここでは、社労士業界ならではのSEO対策のポイントを見ていこう。

  1. 中小企業がメインターゲットとなる
  2. 中小企業のBtoB決裁フローに合わせた設計をする
  3. 企業の「人」に関わるに値する人間性を示す
  4. E-E-A-Tにしっかり対応する

2-1. 中小企業がメインターゲットとなる

大企業では、自社の人事・労務部門に社労士を雇用し、社内で対応できる体制を整えている。一方、中小企業では、専門知識を持つ社労士へのアウトソーシングや相談が不可欠だ。よって、社労士の顧客層は中小企業が中心となる。

前掲の白書によれば、開業社労士事務所の顧問先企業は、従業員規模29人以下が63.9%(99人以下まで含めると84.8%)にのぼる。

従業員規模別顧問契約社数出典:全国社会保険労務士会連合会「社会保険労務士白書2024年版」

SEOで上位表示を狙うキーワードや、そのコンテンツ内容を作成するときは、「従業員数29人以下の中小企業にとってのリアリティ」を追求することが重要だ。

大企業が抱える課題で検索順位1位を獲得し、アクセス数が増大したとしても、訪問者は社労士の顧客になる人々ではない。

中小企業の現場で起きるトラブル・問題・事件・悩みに寄り添うことが、最終的なコンバージョン数の獲得につながる。

2-2. 中小企業のBtoB決裁フローに合わせた設計をする

社労士業はBtoBビジネスであり、個人向けビジネスとは根本的に異なるSEO戦略が必要だ。

【中小企業のBtoB決済フローの特性】

  • 情報収集行動:社労士を直接探しているときだけでなく、日々の悩みや課題、生じたトラブルなどについて、経営者や労務担当者が検索行動を行う。SEOの役割は、そのような人々との接点を作ることだ。さまざまな角度のキーワードから流入経路を確保する。
  • 意思決定構造:中小企業では経営者がワンマン決裁することが多い。労務担当者に刺さるコンテンツだけでは不十分だ。ホワイトペーパー(*1)などを通じて、経営者にもしっかり訴求する仕組みを作っておこう(例:労務担当者が検索してブログ記事に到達→PDFのホワイトペーパーをダウンロードして経営者に提案)。
  • コスト意識:中小企業では大企業に比べて厳しいコスト意識を持っている。「投資対効果」を明示することがコンバージョンの条件となる。
  • 最終決裁の壁:企業の最終意思決定者は「失敗しない選択」を最優先する。たとえば「他社での成功実績」は強い営業武器となる。具体的な導入事例や数値データを示している社労士サイトのほうが、決裁段階に残りやすい。

SEOコンテンツは単に検索順位を上げるためではなく、BtoBの複雑な意思決定プロセス全体をサポートする設計にしなければ意味がない。

*1:コンバージョン獲得の鍵となる「ホワイトペーパー」については、以下の記事にもぜひ目を通してほしい。

  • ホワイトペーパーとは?意味や目的・基本の作り方をわかりやすく解説
  • 私たちが良いと感じたホワイトペーパー事例5選

2-3. 企業の「人」に関わるに値する人間性を示す

社労士は、企業の「人」に関するあらゆる問題(採用、労働条件、就業規則、給与計算、ハラスメント対策、メンタルヘルス、労使紛争など)を扱う。

企業にとって非常に重要かつデリケートな部分だ。中小企業の経営者にとって社労士は、密接な関係を築く相手となる。よって、「信頼に値する人物か否か」という視点で見られていることを忘れてはならない。

【信頼される社労士の条件】

  • 人間性の表出:企業の機密情報や内部事情に精通することになるため、どれだけ誠実で信頼できる人物かが契約の決め手となる。SEOサイトでも「顔が見える」コンテンツ作りが不可欠だ。
  • 価値観の明示:単なる手続き解説だけでなく、「働く人と企業の関係についてどう考えるか」という自分なりの価値観や哲学を示そう。「この社労士なら自社の理念や方針を理解してくれる」という共感を生み出す土台が必要だ。
  • 実務感覚の証明:「机上の空論」ではなく、現場の実情を踏まえた実務感覚があることを示す必要がある。理想論を語るだけの社労士には、企業は価値を見出さない。きれいごとに終始せず、現実的な解決策を提示できることが、信頼獲得には欠かせない。

社労士は「企業と従業員の関係を最適化する伴走者」である。専門知識があることは前提であり、それだけでは選ばれない。人間性こそが最大の差別化要因であることを肝に銘じよう。

2-4. E-E-A-Tにしっかり対応する

Googleが掲げる検索品質評価の重要な指標「E-E-A-T」(経験・専門性・権威性・信頼性)は、とくに社労士のような人々の「健康」「生活」に関わる分野(YMYL)では重視される。

E-E-A-T

YMYL

社労士の場合、Googleに「このサイトはE-E-A-Tが低い」と判断されると、検索上位の獲得が難しくなってしまう。

【E-E-A-T対応の具体策】

  • 経験(Experience)の示し方:「年間顧問契約数○○社」「就業規則作成・改定○○件」「労働審査立会○○回」など、定量的な実績を明示する。具体的な解決事例では「20XX年X月に残業代請求トラブルを○○日で解決した流れ」など、時間軸を含めた詳細な説明が説得力を生む。
  • 専門性(Expertise)の示し方:コンテンツ作成者である社労士自身の詳細なプロフィールを掲載する。社労士登録番号、特定社会保険労務士の資格有無、労働法関連の専門分野、得意業界など具体的な専門領域を明記しよう。Googleに「この分野の本物の専門家である」と認識させることが肝要である。
  • 権威性(Authoritativeness)の示し方:都道府県社労士会での活動実績、講演会・セミナー実績、専門誌への執筆歴、テレビ・ラジオ出演などの第三者評価を具体的に示す。産業保健師や社会保険協会などの関連団体との連携実績も、権威性を高める要素となる。
  • 信頼性(Trustworthiness)の示し方:上記3要素に加え、事務所の所在地や代表者情報の明確な掲載、SSL証明書の導入によるセキュリティ対策、プライバシーポリシーの明記などを行う。情報の更新日の明示や法改正情報の迅速な反映など、常に正確な情報提供を心がけていることを示す姿勢も信頼性向上に直結する。

E-E-A-Tについて詳しくは、「E-E-A-Tとは?SEOでGoogleが重視する4要素と評価を高める具体策」の記事も参照してほしい。


3. 社労士に最適なSEO対策キーワードの選び方

続いて、より実践的な話をしていこう。SEO対策では、どのキーワードで検索上位を狙うのかを定めるキーワード選定が重要となる。

以下では、社労士のためのキーワード選定について見ていこう。

  1. 地域名+業務・事務所キーワード
  2. 手続き・疑問キーワード
  3. 課題・トラブル状況キーワード
  4. 業種・職種特化キーワード
  5. 助成金・補助金キーワード
  6. 法改正・制度解説キーワード
  7. 比較・選び方キーワード
  8. 料金・コスト系キーワード

3-1. 地域名+業務・事務所キーワード

1つめは「地域名+業務・事務所キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[大阪 社労士 給与計算][渋谷 社労士 年金相談]など、ユーザーが事業所のある地域で社労士を探す際に用いるキーワード。

【なぜ重要か】
社労士事務所は基本的に地域密着型のビジネスである。ユーザーが「自社の近くで、どんな社労士がいるだろう?」と検索するとき、地域名を入れる傾向がある。これを押さえておくと、該当エリアの企業との「最初の接点」を確実に得やすくなる。

カテゴリキーワード例

事務所の場所

江東区 社労士
市川市 社労士
埼玉県 社労士 事務所

業務との組み合わせ

大阪 社労士 給与計算
渋谷 社労士 年金相談
名古屋 36協定 届出

地域キーワードの導入と同時に、地図検索やローカル検索(特定の地域に限定した検索)に最適化するGoogleビジネスプロフィールへの登録も必須だ。とくに[近くの社労士]といった検索に対応するために重要な施策となる。

Googleビジネスプロフィールについては、以下の記事も参考にしてほしい。

  • MEOとは?自分で行うMEO対策でGoogleマップの集客UPする方法
  • ローカル検索とは?順位決定の仕組みと上位表示するための対策を解説

3-2. 手続き・疑問キーワード

2つめは「手続き・疑問キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[社会保険 手続き 代行][36協定とは]など、特定の手続き名やそれに伴う疑問を調べるユーザーが使うキーワード。

【なぜ重要か】
こうしたキーワードで検索する人は、すでに具体的な業務の依頼や対応を検討中である。ニーズが明確であり、すぐに行動に移す可能性が高い。特定手続きに焦点を当てたノウハウや対応力を提供すれば、「この社労士なら任せられる」と、ユーザーの心を強く動かせる。

カテゴリキーワード例
手続き名

社会保険 手続き 代行
就業規則 作成 社労士
労働基準監督署 調査 対応 社労士

疑問形

36協定とは
時間外労働 上限規制 超えたら
産休育休手続き どうやる

手続き系キーワードでコンテンツを用意する際は、単なる用語解説で終わらないようにしよう。全体の流れや重要性、リスク、それに対して社労士がどうサポートできるかなどを詳しく解説したページを作成することが効果的だ。

「無料のチェックサービス実施中」などのCTA(Call To Action:行動喚起)を付ければ、課題を感じている企業からの問い合わせにつながりやすくなる。

3-3. 課題・トラブル状況キーワード

3つめは「課題・トラブル状況キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[従業員 退職 トラブル][残業代 未払い 企業側]など、企業が実際に直面する問題状況や不安に関連したキーワード。
【なぜ重要か】
労務の現場ではさまざまなトラブルや課題が発生する。こうした問題に直面した経営者や労務担当者は、解決策を求めて検索する傾向がある。ここで役立つ情報や対応方法を提示できれば、「この社労士なら問題解決できる」と信頼を獲得しやすい。困っている状況だからこそ、相談や依頼につながる可能性が高い。
カテゴリキーワード例
トラブル状況

従業員 退職 トラブル
残業代 未払い 企業側
ハラスメント 相談窓口 企業

予防的課題

労働基準監督署 調査 対策
就業規則 罰則規定 書き方
労務リスク 対策

コスト削減

給与計算 アウトソーシング メリット
人事労務 業務効率化
社会保険料 削減

課題・トラブル状況キーワードでページを構築する際は、「共感→解決策→実績→行動喚起」という流れでコンテンツを構成すると効果的である。

まず企業が抱える課題に共感し、次に解決のための具体的なアプローチを示す。その後、類似案件の実績で信頼感を醸成し、最後に問い合わせを促すという構成だ。

3-4. 業種・職種特化キーワード

4つめは「業種・職種特化キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[建設業 社労士][IT業界 人事制度 社労士][クリニック 労務相談 社労士]など、特定の業界・業種に特化した社労士サービスを求めるキーワード。

【なぜ重要か】
業種によって労務管理の課題や注意点は大きく異なる。業界に精通した社労士を求める企業は、自社の業界特有の事情を理解してくれる専門家を強く求めている。こうした業種特化型キーワードで上位表示されれば、「この社労士は自分たちの業界を理解している」と思ってもらえる可能性が高く、「最適な選択肢」として認識されやすい。

カテゴリ

キーワード例
業界名

建設業 社労士
IT業界 人事制度 社労士
クリニック 労務相談 社労士

業界特有課題

クリニック 当直 労働時間
建設業 一人親方 社会保険
飲食業 シフト管理 労務

地域×業種

大阪 建設業 社労士
東京 IT企業 労務相談
名古屋 製造業 社労士

業種特化コンテンツを作る過程では、その業界の動向や統計データなども積極的に調査・引用していこう。結果的にコンテンツの質が深まり、検索エンジンとユーザーの双方から評価が高まる。

3-5. 助成金・補助金キーワード

5つめは「助成金・補助金キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[キャリアアップ助成金 社労士][雇用調整助成金 申請代行]など、国や自治体の助成金制度を活用したい企業が情報収集する際に使用するキーワード。

【なぜ重要か】
助成金・補助金は返済不要の資金援助であり、中小企業にとって非常に魅力的なものである。一方で、申請手続きは複雑で頻繁に制度変更があるため、専門家への依頼ニーズが高い。このキーワードで上位表示されれば、具体的な資金ニーズを持つ企業に直接アプローチでき、成約率も高まる。

カテゴリキーワード例
制度名との組み合わせ

キャリアアップ助成金 社労士
雇用調整助成金 申請代行
人材開発支援助成金 要件

地域×助成金

大阪 助成金 社労士
中小企業 助成金 東京
地方自治体 補助金 申請

申請時期対応

令和X年度 キャリアアップ助成金 最新情報
○○助成金 締切 いつまで

特定の助成金だけに依存すると公募終了時に需要が落ち込むリスクがあるものの、バランスよく取り入れたいキーワード群である。

3-6. 法改正・制度解説キーワード

6つめは「法改正・制度解説キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[育児介護休業法 改正][同一労働同一賃金 対応 企業]など、法改正や制度変更に関する情報を求めるキーワード。
【なぜ重要か】
労働法制度は頻繁に改正され、企業はその都度対応を迫られる。法改正の前後には関連情報を求めるユーザーが急増するため、SEO上の好機となる。こうした時期に正確で役立つ情報を提供できれば、「この社労士は最新情報に精通している」という信頼を獲得しやすい。法改正への対応に不安を感じている企業は、専門家のサポートを求める可能性が高い。
カテゴリキーワード例
法律名・制度名

育児介護休業法 改正
同一労働同一賃金 対応 企業
パワハラ防止法 義務化

実務対応

同一労働同一賃金 就業規則 規定例
70歳雇用 制度設計 ポイント
電子申請 義務化 対応方法

年号・時期

令和X年 労働基準法 改正
20XX年 社会保険 適用拡大
今年度 法改正 労務

本記事の前半でホワイトペーパーについて触れたが、このような法改正情報をまとめたホワイトペーパーを作成するのも効果的だ。

たとえば「毎年更新 20XX年版 労働法改正早わかりガイド」として年次で発行すれば、継続的なリード獲得コンテンツになる。法改正への不安から情報を求めるユーザーを、実際の相談・依頼につなげる導線を意識することが重要である。

3-7. 比較・選び方キーワード

7つめは「比較・選び方キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[社労士 選び方 ポイント][社労士 比較 チェックリスト][社労士 顧問契約 スポット契約 違い]など、社労士サービスを比較検討している段階のユーザーが使うキーワード。

【なぜ重要か】
「どの社労士がいいの?」「料金は適正?」といった疑問は、多くの企業が自然に感じるものだ。ここで役立つ比較情報や選び方のガイドを用意すれば、「この社労士は正直で信頼できる」と思ってもらえる可能性が高まる。選定基準を提示しつつ、自社の強みがその基準に合致していることを示唆できれば、結果として問い合わせや契約につながりやすくなる。

カテゴリ

キーワード例

選定基準

社労士 選び方 ポイント
社労士 比較 チェックリスト
社労士 見分け方

サービス形態

社労士 顧問契約 スポット契約 違い
社労士 顧問契約 必要性

地域・業種別

東京 中小企業 おすすめ社労士
IT企業 社労士 比較

比較・選び方キーワードのコンテンツでは、自社サービスを露骨に宣伝するのではなく、公平な視点で解説するように徹しよう。

自事務所を売り込むのではなく、結果として選ばれる理由がわかるような構成が理想的である。こうしたコンテンツは、検討段階の顧客に対する説得力が高く、成約率の向上に貢献する。

3-8. 料金・コスト系キーワード

8つめは「料金・コスト系キーワード」である。

【何を示すキーワードか】
[社労士 顧問料 相場][社労士 料金体系][就業規則 作成 料金]など、費用面の情報を求めるユーザーが使うキーワード。
【なぜ重要か】
「いくらかかるのか」という料金やコストに関する疑問は、社労士との契約を検討する企業がかならず持つポイントである。透明性の高い情報提供は、ユーザーの不安を払拭し、「適正価格で安心して依頼できる」という信頼感を醸成できる。とくに初めて社労士に依頼する企業にとって、料金の目安は重要な判断材料となる。
カテゴリキーワード例
料金体系

社労士 顧問料 相場
社労士 料金体系
社労士 月額 いくら

コスト対効果

社労士 費用対効果
社労士 導入 メリット コスト

個別業務料金

就業規則 作成 料金
36協定 届出 代行 費用
給与計算 外注 費用

料金・コスト系キーワードでは、現場にいるからこそわかる相場や料金体系のカラクリ・裏側といったコンテンツが喜ばれやすい。

コンテンツ内で自事務所を紹介する際には、バランスが重要である。あまりに安価を強調すると専門性への不安を招き、逆に高額すぎると敷居が高く感じられてしまう。

自事務所の料金設定の根拠や、それに見合うサービス内容・品質を丁寧に説明することが、適切な期待値を持った顧客の獲得につながる。

***

以上のポイントを踏まえて、次にやるべきことは、候補となるキーワードのすべてをExcelに洗い出し、検索ボリュームなどの情報を収集して、優先順位をつける作業である。

以下は、洗い出したキーワードに優先順位をつけたイメージだ。

洗い出したキーワード

詳しい手順については、「【図解】キーワード選定の正しいやり方─SEOの最初に読むべき記事」で解説している。

「キーワード選定」正しいやり方

上記で解説した社労士特有の情報を反映しながら活用してほしい。


4. 社労士SEOのコンテンツ作成 3つの重要ポイント

取り組む検索キーワードが決まったら、優先度の高いキーワードから、コンテンツ(記事)を制作していく。

記事制作の基本は「【初心者でもできる記事作成】4つの基本スキルをわかりやすく解説」で解説しているので、参考にしてほしい。

ここでは、社労士のSEOコンテンツ作りのポイントを3つの観点から解説する。

  1. 経営者向けと労務担当者向けの異なるアプローチを使い分ける
  2. 時期性・周期性を意識した計画的なコンテンツ制作を行う
  3. 実際にあったケーススタディ・実績・事例を充実させる

4-1. 経営者向けと労務担当者向けの異なるアプローチを使い分ける

社労士事務所のサイト訪問者には、大きく分けて経営者と労務担当者が存在する。

この二者は知りたい情報や前提知識が異なるため、読者像に応じたトーンや内容を工夫することが重要だ。ターゲットを明確にしたコンテンツづくりが、読者の共感と行動を促す鍵となる。

経営者向けと労務担当者向けの異なるアプローチ

【読者層に合わせたコンテンツ戦略】

  • 経営者向けアプローチ:「社労士顧問契約のROI(投資対効果)」「人事労務リスク対策と経営戦略」など、マクロ視点の話題を提供しよう。専門用語はできるだけかみ砕いた説明を心がけ、スピーディに流し読みできる配慮をしたい。経営者は「コスト」「リスク」「生産性」といった経営指標に関心を持つため、数値やデータを交えて具体的なメリットを示すと効果的である。会社全体への影響や将来的なリスク回避の視点が響きやすい。
  • 労務担当者向けアプローチ:「算定基礎届の正しい記入方法」「36協定の特別条項の具体例」など、実践的かつ詳細な情報提供が有効だ。労務担当者は厚労省のサイトや専門メディアも日常的にチェックしている層であり、ある程度専門的な内容も理解できる。制度の細部や判例、統計データなども紹介し、「読み応えがある」と感じてもらうことが大切である。
  • 初心者向けと経験者向けの切り分け:「はじめて社労士顧問を検討する方向けQ&A」「労務担当者のための労務管理ガイド」など、経験やスキルレベルに応じたコンテンツ分けも効果的だ。初心者向けには基礎知識から丁寧に解説し、実務担当者向けには最新の法改正情報や実務テクニックなど、一歩踏み込んだ内容を提供するとよい。どちらのレベルの読者に向けた内容かを冒頭で明示しておくと、ユーザーは自分に合った情報だと判断しやすくなる。

コンテンツ内では、読者に語りかける表現(「御社の状況では○○かもしれない」など)や具体例の選定を、設定した読者像に合わせて最適化しよう。

また、サイト内でのコンテンツレコメンド(「経営者の方はこちら」「実務担当者の方はこちら」など)も効果的である。

それぞれの意思決定者に適した情報を適切なタイミングで提供することが、最終的な成約率向上につながる。

4-2. 時期性・周期性を意識した計画的なコンテンツ制作を行う

社労士業務には年間を通じた明確な周期性がある。この時期的特性を理解してコンテンツを更新していくと、「鮮度が高いフレッシュなコンテンツ」として上位獲得を狙いやすい。

事前の綿密な年間コンテンツ計画が、労務手続きの繁忙期に見込み客獲得の好機を最大化する鍵となる。

時期性・周期性を意識した計画的なコンテンツ制作

【年間周期に合わせたコンテンツ戦略】

  • 法定提出書類の期限前対策:「算定基礎届の提出前にチェックすべき5つのポイント」「年末調整の手続き準備ガイド」などのコンテンツは、法定期限の2~3カ月前から検索需要が高まる。たとえば算定基礎届なら4月頃からコンテンツを公開し、5月に更新、6月にさらに最新情報を追加するといった継続的な情報提供が効果的だ。法定期限前に担当者が感じる“これでいいのかという不安”に応える解説は、高い支持を得られる。
  • 法改正対応の時期別コンテンツ:「20XX年4月施行の労働基準法改正に向けた準備ガイド」「働き方改革関連法の段階的施行スケジュール解説」など、施行日に向けたカウントダウン的な記事が有効だ。施行の半年前、3カ月前、1カ月前など段階的にコンテンツを充実させると、継続的に検索流入が見込める。とくに中小企業向けの猶予期間終了直前は検索ボリュームが急増する時期だ。
  • 季節性のある人事労務イベント対応:「新入社員受入れ準備チェックリスト」「夏季休暇取得時の労務管理ポイント」「年末年始の36協定適用事例」など、企業活動の季節変動に合わせた内容も効果的だ。とくに年度替わりの3~4月、夏季休暇前の6~7月、年末調整・賞与期の11~12月は検索需要が高まる傾向にある。

年間コンテンツ計画を立てる際は、Googleトレンドなどで過去の検索需要の季節変動を確認しておくと、より精度の高い計画が立てられる。

また単に「期限が近づいている」という事実だけでなく、「期限に間に合わなかった場合のリスク」「昨年からの変更点」「よくある質問」など、多角的な情報を提供すると、より深い理解と信頼獲得につながる。

4-3. 実際にあったケーススタディ・実績・事例を充実させる

サイト上で自社の実績や顧客事例を見せることは極めて重要である。とくに初めて取引する社労士を選ぶ企業にとって、「ほかの企業での成功事例」は判断材料として大きな安心感を与える。

Googleのアルゴリズムにおいても、Experience(経験)の要素が重視されており、実績に基づくコンテンツは評価される傾向がある。

実際にあったケーススタディ・実績・事例を充実

【信頼を高める実績提示の手法】

  • 具体的な課題解決事例:単なる業務実績ではなく、企業が直面した具体的な問題とその解決プロセスを詳述する手法だ。「製造業A社の36協定違反リスクを解消した事例」「小売業B社の離職率を半減させた労務改善策」など、課題→対策→成果の流れを時系列で示すと説得力が増す。守秘義務に配慮しつつも、読者が「自社の状況と似ている」と共感できる具体的なストーリーが信頼構築には不可欠である。
  • 業種別の事例紹介:業種や規模の異なる複数の事例を掲載する戦略である。読者は「自分の会社も当てはまるケースがあるかな」と探しながら読むため、多様な事例があると効果的だ。たとえば「飲食業A社の労務改善:残業時間20%削減を実現した社労士サポート事例」といったタイトルで具体的な課題→施策→成果を物語風に書けば、同業の読者にはとくに刺さるだろう。
  • 顧客の声の活用:現在の顧問先や過去にスポット支援をした企業からのコメントを掲載する「お客様の声」も効果的だ。「社労士に依頼してこう改善した」「迅速丁寧な対応で助かった」など生の声は、営業トーク以上に見込み客の心を動かす。

実績や事例を示す際は誇張せず誠実な表現を心がけることも重要だ。Webマーケティングではキャッチーなコピーが注目を集めるが、専門家サービスで過度に煽る表現はかえって不信感を招きかねない。

「紹介できる事例があまりなく、数をそろえられない」という声も聞くが、浅い内容を数多く羅列するより、厳選して深掘りするほうが印象に残りやすい。

真摯な姿勢で蓄積してきた実績を丁寧に伝えることが、結果として「この社労士なら信頼できる」というブランド構築につながるだろう。


5. 社労士SEOの参考になる士業の成功事例

実際にSEOに取り組み成功している事例を知ることは、大きな励みとなると同時に、具体的なヒントの宝庫である。

ここでは、社労士のSEOにとって参考になる士業の成功事例を3つ、ご紹介する。

  1. 代表1人で問い合わせ数0件→200件に激増させた法律事務所
  2. 2年で注力領域の問い合わせ数を7倍以上に増やした法律事務所
  3. サイトのV字回復を通じて200件の問い合わせを実現した司法書士事務所

※文中敬称略

5-1. 代表1人で問い合わせ数0件→200件に激増させた法律事務所

リバティ・ベル法律事務所の出発点は極めて厳しいものだった。独立以前から連日コンテンツを作成していたにもかかわらず、実際の依頼は皆無という状態だったのだ。

その後、バズ部の方法論を取り入れ、顧客視点に立脚したコンテンツ戦略へと転換。最終的に毎月200件近くの相談が寄せられるまでに業績を向上させた。

リバティ・ベル法律事務所の業績

直面した課題半年間にわたり毎日記事作成を続けても検索評価が得られず、案件獲得につながらなかった
・SEO効果が見られず、問い合わせゼロの状態が続いていた
・集客の道筋が見えない中での孤独な奮闘期間があった
実行したこと・バズ部のサポートを受けながら「一般の人々が真に必要としている情報」を徹底分析
・キーワード調査に基づいた記事構築法へと方向転換
・読者目線で悩みに応える記事作成スタイルを確立
得られた成果

・ゼロからのスタートを経て、わずか3年で月間200件規模の相談獲得

リバティ・ベル法律事務所は、ユーザー視点を徹底的に取り入れ、ゼロから有意義な結果を生み出した。キーワード選定や記事作成の改善を通じて、質の高いSEO基盤を獲得した事例である。

▼ 詳しくはこちら:
お問合せ 0→200件/月。代表1人で成果を実現させた弁護士事務所の秘訣

5-2. 2年で注力領域の問い合わせ数を7倍以上に増やした法律事務所

グラディアトル法律事務所は、ナイト産業分野やネット上の風評被害対策など、特定の専門領域に注力する事務所だ。

2019年から本格的にWebコンテンツによる集客強化に取り組み、とくに力を入れたナイト業界向けサービスでは、2年間で月間問い合わせ数を7倍以上に拡大することに成功した。

ナイト系領域の月間平均お問い合わせ数

事務所全体としても、相談件数が従来比2〜3倍に増加するなど、顕著な成長を遂げている。

直面した課題

・特定のニッチ分野での集客を強化し、問い合わせ件数を増やしたい

実行したこと・ニッチ領域の専門知識を活かした高品質なコンテンツを継続的に公開し、自サイトを充実させた
得られた成果ナイト領域で問い合わせ数7倍(事務所全体でも2〜3倍)を達成し、Web経由の安定した集客基盤を構築した

この成功の背景には、「徹底的にコンテンツの質にこだわった点」が決定的要因として挙げられる。質の高い専門記事の蓄積が、圧倒的な集客力を生み出すお手本といえる事例である。

▼ 詳しくはこちら:
2年で注力領域の問い合わせ数を7倍以上に増やした法律事務所

5-3. サイトのV字回復を通じて200件の問い合わせを実現した司法書士事務所

Googleアルゴリズム変更の影響で、月間32万PVまで落ち込んだアクセス数を、半年という短期間で45万PVまで回復させた司法書士法人の事例がある。

V字回復のアクセス数

同期間における問い合わせ数は176%に伸長。高単価案件である相続関係だけでも、月10件の成約をオウンドメディア経由で獲得するに至った。

UUを戻しつつ、CVを大きく伸ばすことに成功

直面した課題・Googleアルゴリズムアップデートにより、PVが約40%減少する打撃を受けた
・広告依存の状態から脱却し、SEO主導で安定的な問い合わせ獲得が課題となった
実行したこと(1)UI/UXをユーザー調査ベースで刷新
(2)既存300記事を精査し40記事を徹底リライト
(3)E‑E‑A‑Tを強化(著者情報・動画・ポリシーページ公開)
得られた成果・月間PV32万→45万へV字回復
・コンバージョン 110件→200件へ76%増
・相続の新規契約を月10件獲得

具体的な取り組みとしては、まずユーザーインターフェースと体験設計の面で定性調査を実施。「文字が小さい」「写真のネクタイ色が気になる」など予想外の指摘を把握し、トップページ、ナビゲーション、サイト表示速度を全面改良している。

コンテンツ面では、同一キーワードで複数ページが競合する状態の解消と最新情報追加を目的に、300記事中40記事に優先順位をつけて徹底的な改善を行った。

YouTube動画の埋め込みや著者情報の充実、ポリシーページ公開などにより、E-E-A-Tを高める施策も行っている。結果として、Googleのアップデートを乗り越え、V字回復を遂げた力強い事例である。

▼ 詳しくはこちら:
サイトのV字回復を通じて200件の問い合わせを実現した司法書士法人

私たちバズ部では、このような「コンテンツを主軸に据えた本質的なSEO実践」のサポートを行っている。バズ部との協働にご興味をお持ちの方は、お気軽に以下のリンクよりご連絡いただければ幸いだ。

バズ部に相談してみる


6. まとめ

本記事では「社労士のSEO」をテーマに解説した。要点をまとめておこう。

最初に刻むべき「社労士SEO」のマインドセットとして、以下をお伝えした。

  1. 社労士事務所は二極化しやすいからこそマーケティングが重要
  2. ストック型ビジネスのため力量を「いかに表現するか?」が鍵
  3. 開業当初こそ「ニッチ戦略」が成功の鍵を握る

社労士のSEO対策で押さえるべき特徴とポイントは以下のとおりだ。

  1. 中小企業がメインターゲットとなる
  2. 中小企業のBtoB決裁フローに合わせた設計をする
  3. 企業の「人」に関わるに値する人間性を示す
  4. E-E-A-Tにしっかり対応する

社労士に最適なSEO対策キーワードの選び方として以下を解説した。

  1. 地域名+業務・事務所キーワード
  2. 手続き・疑問キーワード
  3. 課題・トラブル状況キーワード
  4. 業種・職種特化キーワード
  5. 助成金・補助金キーワード
  6. 法改正・制度解説キーワード
  7. 比較・選び方キーワード
  8. 料金・コスト系キーワード

社労士SEOのコンテンツ作成の重要ポイントは以下のとおりだ。

  1. 経営者向けと労務担当者向けの異なるアプローチを使い分ける
  2. 時期性・周期性を意識した計画的なコンテンツ制作を行う
  3. 実際にあったケーススタディ・実績・事例を充実させる

最後に強調したいのは、SEOの効果は「良質なコンテンツを主軸に据えた正しい努力」に対して、かならず現れるということだ。

初めは検索経由の問い合わせがゼロだった事務所でも、コンテンツを磨き続ければ、複数の新規顧問契約を獲得できるようになる。必要なのは熱意と創意工夫、そして継続だ。さっそく今日からチャレンジしてほしい。

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