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    被リンクとは?SEO初心者向けの基本と調べ方・増やす獲得方法の極意

    被リンク
    被リンク
    被リンク

    被リンクとは「別のWebページからされたリンク」のことだ。被リンクが多いほど、他ページで言及あるいは紹介されていると判断される。

    被リンクはSEO上、重要な意味を持つ。なぜなら、Googleの検索順位の基準のひとつである「PageRank」は、被リンクの量と質によって決まるからだ。

    本記事では、SEOで成果を出すために欠かせない「被リンク」について、基礎知識から増やすための極意まで、徹底的に解説する。

    「被リンクって何?」と知りたい初心者ユーザーはもちろん、中級者以上の方も、最新の被リンク情報をキャッチアップしていただければと思う。

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    1. 被リンクとは?基本の意味

    最初に、そもそも被リンクとは何か、基本の意味から見ていこう。

    1-1. 被リンクとは別のWebページからされたリンクのこと

    冒頭でも触れたとおり、被リンクとは、別のWebページからされたリンクのことだ。

    「被」とは「他から〜される」という意味なので、被リンクとはそのまま「他からリンクされる」という意味になる。

    Bページからリンク

    Googleは黎明期から「被リンク」の品質と数を、Webページの評価に用いてきた。

    そのため、「被リンクはSEOに重要」といわれる。SEOと被リンクについては、この後「2. 被リンクがSEOに与える影響」にて詳説しよう。

    被リンクの英訳

    被リンクは英語で「バックリンク(backlink)」あるいは「インバウンドリンク(inbound link)」という。

    被リンクのように基本的なSEO用語は、英語もあわせて覚えておくとよい。WordPressで海外プラグインを利用するときやコードを読むときなど、役立つからだ。

    1-2. リンク関係の用語を整理

    被リンク以外のリンク関係の用語を、ここで整理しておこう。

    初心者にとってSEO用語は紛らわしいものが多く、混同している方もいる。注意してほしい。

    発リンク

    被リンクの対義語となるのが「発リンク」で、別のページへしたリンクのことを指す。

    Aページからリンク

    発リンクは英語で「アウトバウンドリンク(outbound link)」である。

    外部リンク

    外部リンクとは、外部サイトと自サイトの間のリンクのことだ。

    自サイトからのリンクと外部サイトからのリンク

    外部リンクには、されるリンク(被リンク)とするリンク(発リンク)がある。

    外部リンクは英語で「エクスターナルリンク(external link)」という。

    ※外部リンクについて詳しくは「外部リンクとは?SEOに与える影響・注意点・対策方法まで解説」にて解説している。

    内部リンク

    内部リンクは、外部リンクの対義語にあたり、自サイトの間のリンクのことだ。

    自サイトから見たリンク

    内部リンクは英語で「インターナルリンク(internal link)」という。

    ※内部リンクについて詳しくは「内部リンクとは?SEOでの重要性と効果が出る張り方のコツ」にて解説している。


    2. 被リンクがSEOに与える影響

    次に被リンクがSEOに与える影響について、解説する。

    ここでは「2020年代以降から、初めてSEOに取り組む方」に向けて、初歩的な知識から現在に至る背景なども含め、丁寧に見ていくことにしよう。

    2-1. 被リンクによる評価はGoogleの基盤を作った発明

    端的にいうと、Googleの検索結果に表示される順位の決定に、被リンクが影響している。

    そもそもGoogleのはじまりは、1996年にスタンフォード大学での研究で、のちにGoogle共同創設者となるラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが、『PageRank』を開発したところにある。

    PageRankは、

    「Webページの質を把握する最良の方法は、被リンクの数と質を分析することである」

    という考え方に基づいて設計されており、革命的だった。

    PageRankの革命的なアイデアがあったからこそ、Googleは世界一の検索エンジンとして君臨し続けている。

    ※PageRankについてより詳しく知りたい方は「ページランクとは?今でも意識するべき理由と調べ方を解説」もあわせて確認してほしい。

    2-2. 被リンクは「質」が大事

    PageRankが1996年に生まれてから25年以上の年月が経ち、その評価手法は洗練の一途をたどってきた。

    被リンクの「数」が多ければよいわけではなく、「質」が問われている。つまり、すべての被リンクが等しく評価されるのではない、ということだ。

    たとえば、同じ内容のページAとページBがあり、 ページAには10の被リンクがあり、ページBには5の被リンクがあったとしよう。

    ページA高評価

    仮に被リンクの質がすべて同じだったなら、被リンク数が多いページAのほうが高評価となる。

    しかし、実際には被リンクの質はひとつずつ、異なる。「質」も考慮して評価すると、被リンク数は少なくても、ページBのほうが高評価となるかもしれない。

    ページBの被リンクの質が高い

    何をもって「被リンクの質」を判断するのかは、「5. 高品質な被リンクとは何か — 5つの条件」にて解説するが、まずは「被リンクは数だけ多く獲得しても意味がない」ことを押さえよう。

    2-3. 現代のSEOは「PageRank(被リンクだけ)」では太刀打ちできない

    ここでひとつ、大切な補足がある。

    被リンクで評価するPageRankの話を聞いて、「SEO=被リンク対策」と近視眼的にならないでほしい。

    なぜなら、現代のSEOは被リンクだけでは太刀打ちできないからだ。

    たしかに過去には、被リンクを購入するなどして増やすことで、検索結果上位を獲得できる時代があった。

    しかし、現在は違う。被リンクの質を含めて正しく評価できるアルゴリズムへと進化しているのと同時に、Googleは被リンク(PageRank)だけに依存しない仕組みを整えている。

    実際、Googleが以下のとおり発信している。

    「現在は、Google のインデックスに登録された何千億ものページから信頼できる情報源を特定する仕組みが数多く存在し、PageRank はその中の一つに過ぎません

    出典:Google 検索の歴史

    言い換えれば、被リンク対策は数多くあるSEO施策のひとつに過ぎない。

    本記事では、被リンクを増やすノウハウ情報を提供していくが、「被リンクだけでGoogleの評価を上げられる」とは安易に考えないよう、注意されたい。


    3. 被リンクの調べ方(チェックツール)

    ここからは、被リンク対策の実践をレクチャーしていく。

    自サイトがどんな被リンクを受けているのか、現状把握からスタートだ。被リンクの調べ方は大きく分けて2つある。

    3-1.  Google Search Console を使う

    1つめの方法はGoogle Search Console(サーチコンソール)」を使う方法だ。

    ※「サーチコンソールって何?」という方はGoogleの「Search Console の概要」にて先に概要を確認してほしい。

    「Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービス」であり、サイト運営に欠かせないツールである。

    Search Console管理画面を開き、左側のメニューで[リンク]をクリックすると、外部リンクおよび内部リンクの被リンクリストが表示される。

    リンクをクリック

    まずは全体として何件の外部リンクを獲得できているのか、どんなドメインからリンクされているのか、被リンク状況を把握しよう。

    [詳細]をクリックして先のページに進むと、具体的にどのURLからリンクされているのか、たどることがきる。

    外部リンクのデータは、Excel/スプレッドシート/CSVの形式でダウンロードし、より詳しく分析することも可能だ。

    3-2. 被リンク分析ツールを使う

    2つめの方法は「被リンク分析ツール」を使う方法だ。

    おすすめできるツールとして、「Ahrefs(エイチレフス)」がある。

    先ほど紹介したGoogle Search Consoleは、Googleのクローラーが収集したデータに基づく分析だった。

    一方、Ahrefsは、被リンク情報を収集するための独自のクローラーを稼働しており、被リンクに特化した優れたデータベースを保有しているのが魅力である。

    24時間ごとに約40億のWebページをクロールし、15分ごとに新しいインデックスを更新している。

    被リンクに特化したデータ精度や更新スピードという点で、Search Consoleより優位性がある。

    ▼ Ahrefs画面のイメージ

    Ahrefs

    出典:Ahrefs

    Ahrefsは有料ツールだが、そのパワーを体験できるバックリンクチェッカー無料版が用意されている。

    Ahrefs無料版URLは「Free Backlink Checker」だ。まずは試してみよう。

    ※有料プランの価格は以下のとおりである(2022年6月現在)。

    Ahrefsの有料価格出典:Ahrefs


    4. 低品質な被リンクが発見されたときの対処法

    前述の方法で被リンクをチェックすると、低品質な被リンクが発見されることがある。多いのが、海外サイトからの無差別なスパム被リンクだ。

    「低品質なサイトと関連があるサイトと、Googleに勘違いされたら困る」と不安になるかもしれない。

    4-1. 余力あり悪影響を確信しているなら「否認」

    余力があれば、Googleが提供している「サイトへのリンクを否認する」の機能を使うと、否認が可能だ(詳しいやり方はリンク先を参照してほしい)。

    簡単に流れだけ紹介すると、

    1. 定められた形式で否認したいリンクのリストをテキストファイルで準備
    2. リンクの否認ツールのページから否認リストをアップロード

    という手順となる。

    ▼ 否認リストをアップロードする画面

    サイトへのリンクを否認する

     

    4-2. 無理して否認する必然性はない

    ただし余力がなければ、無理してまで否認の作業を行う必要はない。

    近年のGoogleは、悪意ある第三者の行為(スパム被リンクなど)によってWebサイトに悪影響が起きないよう、取り組みを進めている。

    実際、あるクライアントからは、

    「低品質な被リンクを見つけて『これがGoogleの評価が上がらない原因に違いない』と、労力をかけて数千件の否認を行ったが、何も変わらなかった。労力が無駄だった」

    という経験談を聞いた。

    2020年11月にGoogleのSearch Consoleの仕様が変わった点にも注目したい。Googleは否認ツールの積極的な使用を勧めていない。

    以下は否認を進める途中で表示されるメッセージだ。

    否認ツールは複雑な機能であるため、慎重に使用する必要があります

    使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。ご自身のサイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くあり、それが問題を引き起こしていると確信した場合にのみ、バックリンクを否認することをおすすめします。

    出典:Google

    ここまでの話をまとめると、低品質なリンクが問題を引き起こしている確信があり、かつ余力があれば否認の作業を行おう。無理してまで、かならず行うべき作業ではない。

    心情的にはネガティブに感じるかもしれないが、Googleが正しく解釈してくれると信用して放置でよい。


    5. 高品質な被リンクとは何か — 5つの条件

    自サイトの被リンクの現在地が確認できたら、改善を目指そう。

    細かな戦術(どのページで、どんなサイトからの被リンクをターゲットとするか)は、それぞれのサイトによって異なるから、社内で十分に議論してほしい。

    ここでは、どんな被リンク獲得を目指すべきなのか、大きな指針としての高品質な被リンクの条件を5つ、紹介しよう。

    • E-A-Tが高いWebページからの被リンク
    • アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク
    • 関連性が高いWebサイトからの被リンク
    • 過去にリンクされていないドメインからの被リンク
    • nofollowではない被リンク

    5-1. E-A-Tが高いWebページからの被リンク

    1つめの条件は「E-A-Tが高いWebページからの被リンク」である。

    E-A-Tは、Googleが定める「検索品質評価ガイドライン」にも登場するGoogle独自の概念で、以下の頭文字をとった言葉だ。

    • Expertise(専門性)
    • Authoritativeness(権威性)
    • Trustworthiness(信頼性)

    E-A-T円グラフ

    Googleのガイドラインには、

    「専門性、権威性、信頼性(E-A-T)がどれだけあるかは非常に重要です。注意深く調べてください」

    と書かれており、GoogleはE-A-Tを重要な評価項目としている。

    E-A-Tが高いページからの被リンクは、質が高いリンクと評価される可能性が高い。

    たとえば、特定分野の専門メディア、特定分野の第一人者のブログ、有資格者の執筆記事、官公庁のサイトなどはE-A-Tが高いと考えられる。

    E-A-Tが高いと評価されるWebページは、Googleの検索結果上位に表示されることが多い。検索順位をひとつの参考にするのもよい方法だ。

    なお、E-A-Tのうち、権威性はわかりづらい部分も多いので別記事の「権威性とは?SEOやマーケティングで使う意味と権威性を高める7ルール」にて解説している。あわせて参考にしていただければと思う。

    5-2. アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク

    2つめの条件は「アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク」である。

    アンカーテキストとは、リンクを張る文字列(aタグで囲まれた文字列)のことだ。

    アンカーテキストアンカーテキストに、重要キーワードを含んでいる被リンクのほうが、質が高いと評価される。

    キーワドが含まれているアンカーテキストGoogleは、そのリンクが、ただ機械的に(リンクリスト的に)設置されたものなのか、それともWebページの文脈上、必要があって設置されたものなのか、アンカーテキストを解釈している。

    たとえば「SEO」のトピックで検索上位を獲得したいのであれば、「SEO」の文脈で重要な被リンクだとアンカーテキストからわかる状態が必要となる。

    5-3. 関連性が高いWebサイトからの被リンク

    3つめの条件は「関連性が高いWebサイトからの被リンク」である。

    関連性の高い被リンク

    被リンクは、自サイトとまったく関連性のないカテゴリのWebサイトよりも、関連性のあるカテゴリのWebサイトのほうが、質が高いと判断される。

    友人知人など交友関係をベースとする相互リンクよりも、“赤の他人の同業者”からリンクされたほうがよい、といえる。

    5-4. 過去にリンクされていないドメインからの被リンク

    4つめの条件は「過去にリンクされていないドメインからの被リンク」である。

    過去と被っていない被リンク

    たとえば、E-A-Tが高い一流メディアの取材を受け、取材記事に自サイトへのリンクが設置されるとする。

    同メディアから4回被リンクを受けるとの、4つのメディアから4回被リンクを受けるのでは、後者のほうが質が高くなる。

    被リンク元は、新規開拓しよう。

    5-5. nofollowではない被リンク

    5つめの条件は「nofollowではない被リンク」である。

    nofollow(ノーフォロー)」とは、リンクを設定するタグ(aタグ)のrel属性として設定できるものだ。

    被リンクしない

    ざっくりいえば、

    「Webページの作成者が、リンクタグの記述で指定できる、リンク先へ被リンク評価を付与しないための設定」

    である。

    Googleによる説明は、以下のとおりだ。

    ▼ nofollowとは?

    rel=”nofollow”: ページにリンクしたいが、他のページへのランキング クレジットの付与も含め、いかなる種類の推奨とも受け取られたくない場合に、この属性を使用します。

    出典: Google Developers

    もともとはコメントスパムの対策として導入され、その後、広告関連のリンク(スポンサーリンク)や信頼できないサイトへのリンクにて使われてきた。

    せっかくE-A-Tが高いサイトから被リンクを受けても、nofollowの指定がついていると、評価に貢献しにくくなる。リンク元サイトが交渉可能な関係性であれば、直接相談するのも一案だ。

    補足:2020年3月よりnofollowは「ヒント」に変更

    補足として、リンクの性質を識別するタグは、2019年に”sponsored”と”ugc”が加わっている。

    補足説明出典:Google Developers

    これにより、nofollowの扱いにも変化が見られ、2020年3月1日よりnofollowは「ヒント(絶対ではない)」に変更となった。

    詳細はGoogleの「進化する nofollow – リンクの性質を識別する新しい方法」にて確認してほしい。


    6. 被リンクを増やすコンテンツ— 3つの極意

    高品質な被リンクの条件を把握できたら、さっそくそんな被リンクを増やすコンテンツづくりに取り組んでほしい。

    どんなコンテンツがよいのかといえば、「思わず共有したくなるコンテンツ」が被リンクを増やす。

    そして問題は、

    「どういうコンテンツなら、思わず共有したくなるのか?」

    という一点である。

    ここではその極意を3つ、紹介する。

    6-1. インターネット上に存在しないコンテンツ

    1つめは「インターネット上に存在しないコンテンツ」である。

    SEOで上位を獲りたいがために、検索上位ページの情報をごった煮にしたようなコンテンツを作ってはいないだろうか。

    これでは、被リンクは期待できない。

    なぜなら、同じ情報へリンクしたいユーザーは、既存の検索上位ページにリンクすれば、事足りてしまうからである。

    ほかのページではなく、自ページにリンクしてもらうためには、インターネット上に存在しないコンテンツを出すしかない。

    「その情報へリンクしたいユーザーの選択肢は、自ページしかない状態」を、戦略的に意図して作ろう。

    6-2. 参考文献として引用されるコンテンツ

    2つめは「参考文献として引用されるコンテンツ」である。

    価値のある情報には利用価値があるので、かならず繰り返し活用される。それがWebページ上なら「引用」となる。

    誰かが、あなたのWebサイトと関連性のあるトピックで記事を執筆すると想像してみてほしい。あなたのWebサイトに掲載されているコンテンツは、参考文献として利用価値があるだろうか。

    「たくさんの人の参考文献になるほどの専門性」

    を目指して、コンテンツを作ってみよう。

    引用のガイドラインを整備する

    くわえて、サイトポリシーにて引用のガイドラインを定めておくとよい。「このサイトは著作権で認められた引用も禁止のようだ」と勘違いされる文言があれば削除する。

    「当該ページのリンクをしたうえで、引用は自由にしてください」

    という主旨が伝わるようにリライトしよう。リンクの仕方も条件として指定しておく。

    ▼ 引用についてのガイドラインの例文

    著作権法で定められる引用および以下のルールに従い、当サイトのコンテンツを引用していただくことが可能です。

    • 質的にも量的にも、引用する側の本文が「主」、引用部分が「従」という関係にあること。
    • 引用部分がはっきりと区分されていること。<blockquote>タグを利用しデザイン上も明確に区別できること。
      ● 引用元ページへのリンクを以下の形式で設置して出所の明示を行うこと。

    <a href=”引用元ページのURL”>引用ページのタイトル</a>
    ※ nofollowは使用しないでください。

    6-3. 強い感情反応を誘発するコンテンツ

    3つめは「強い感情反応を誘発するコンテンツ」である。

    ▼ 強い感情反応の例

    • 爆笑
    • 号泣
    • 激怒
    • 感動
    • 衝撃
    • 共感

    近年、「SEO対策で、検索ユーザーが求める答えを端的に出す」という重要性が叫ばれすぎて、辞書のように無機質なコンテンツが増えている傾向にある。

    たとえば、辞書を見て爆笑したり号泣したりする人はいないだろう。

    もしあなたが、何かしらの熱い思いを抱いてSEOやコンテンツマーケティングに取り組んでいるのなら、ときおり、その思いをコンテンツからほとばしらせてみよう。

    「ユーザーニーズに応えるコンテンツ」という土台を守りつつも、ときに筆がのってきて、自分の伝えたい思いが募ったら、あえてそれをコンテンツに乗せてみる。

    あなたの思いが誰かの心を動かし、真に高品質な被リンクが生まれるはずだ。


    7. まとめ

    本記事では「被リンク」をテーマに解説した。要点を簡単にまとめよう。

    被リンクとは別のWebページからされたリンクのことで、被リンクの量と質はSEO上重要である。

    被リンクの調べ方として以下の方法を紹介した。

    • Google Search Console を使う
    • 被リンク分析ツールを使う

     

    高品質な被リンクの条件として、以下5つが挙げられる。

    • E-A-Tが高いWebページからの被リンク
    • アンカーテキストに重要キーワードを含む被リンク
    • 関連性が高いWebサイトからの被リンク
    • 過去にリンクされていないドメインからの被リンク
    • nofollowではない被リンク

     

    被リンクを増やすコンテンツの3つの極意はこちらだ。

    • インターネット上に存在しないコンテンツ
    • 参考文献として引用されるコンテンツ
    • 強い感情反応を誘発するコンテンツ

     

    この情報を踏まえてコンテンツづくりを続けると、かならず被リンクは結果となってついてくる。さっそく取り組んでみてほしい。

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