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11/27水19:00〜20:00
GoogleのSEOランキングの決定要因を知ることはWEB集客に必要不可欠だ。
Googleは世界最大の検索エンジンであり、「世界中のインターネットユーザーにベストのコンテンツを届ける」ために、不断の改善を重ねている。
そして、近年のパンダアップデートの継続的な実施により、今まで以上に検索エンジンのクオリティが高まり、ユーザーにとって理想的な形に近づきつつある。
従って、今までは有効だった方法が、全く逆効果になるという例すら少なくない。
そこで、本日は、最新版のGoogle SEOの順位決定に大きな影響を与える30の要因をご紹介する。
1.コンテンツの質
GoogleのSEOで高く評価されるために、最も確実で効果的な方法は、質の高いWEBコンテンツを提供することだ。コンテンツの質が高ければ、全てのSEO施策は成功に向かう。逆に言えば、コンテンツの質が低ければ、何をやっても、結果的には失敗する。
参考:WEBコンテンツ制作ガイド
2.キーワードリサーチ
GoogleのSEO対策において、コンテンツの質の次に大事な要素がSEOキーワードだ。検索需要が高く競合性が低いキーワードから優先的に対策することによって、スムーズに検索エンジンからのアクセスを増やすことができる。
参考:【図解】キーワード選定の正しいやり方─SEOの最初に読むべき記事
3.コンテンツ内のキーワード使用
キーワードリサーチをして選定したSEOキーワードは、ページタイトルやページ本文の中で使用して、ページコンテンツそのものをSEO最適化しよう。
参考:個別ページのSEO設定に関する4つのポイント
4.コンテンツエンゲージメント
Googleのロボットは、あなたのWEBサイトコンテンツのエンゲージメントも調査している。これには、例えば平均訪問時間や直帰率などの統計データや、ソーシャルシェアの数も含まれる。
5.コンテンツの更新頻度(新鮮度)
Googleには、QSF(Query Deserved Freshness)という概念がある。簡単に言うと、WEBサイト上で新しいコンテンツを投稿した後、ソーシャルメディア上で口コミが起こり、短時間で多くのアクセスが集まった場合、そのコンテンツを高く評価して、1〜2週間ほどは、本来あるべき順位よりも上に表示する。そして、その後、適切な検索順位になるように再調整する。
6.タイトルタグ
タイトルタグの設定は、Googleが評価するHTML要素の中で、最も大きな要素のひとつだ。キーワードリサーチをして最適なタイトルをつけよう。
7.メタディスクリプションタグ
メタディスクリプションタグはGoogleのSEO順位を直接決定する要素ではない。しかし、検索エンジンの検索画面に表示されるので、コンテンツのエンゲージメントを大きく左右する。つまり検索順位に間接的に影響を与える要素だ。
8.ヘッダータグ
ヘッダータグ(h1,h2,h3…)は、コンテンツの重要なパートを強調するために使うものだ。これを、しっかりと設定することによって、検索エンジンロボット(クロウラー)が、そのコンテンツを把握しやすくなるので、より適切に評価してくれるようになる。
9.サイトのクロールのされやすさ
GoogleのSEO順位決定メカニズムは、①検索エンジンロボットによるクロール②インデックス③ランキングというステップで成り立っている。検索エンジンロボットにクロールされやすい構造にするには、Java Scriptやフラッシュの使用を極力控えよう。
参考:検索エンジンの仕組み
10.サイトの表示スピード
まだ重要度はそこまで高くないが、Googleは、表示スピードが早いサイトを、より好意的に評価すると発言している。なぜなら、WEB全体をもっと快適な場所にしたいからだ。
11.URL構造
マイナーな要素だが、サイトのURLもGoogleのSEO順位決定に影響を与える。また、検索ユーザーは、より簡潔で明瞭なURLを好む傾向がある。従って、もしコンテンツの内容が分かるようなURLを設定できるのであれば、そうしよう。
12.リンクの質
Googleは、あなたのサイトに貼られているリンクを全て計測している。しかし、全てのリンクを同等に評価しているのではなく、より質の高いサイトからのリンクを高く評価する。
13.リンクテキスト/アンカーテキスト
リンクを貼る際に指定するテキストをアンカーテキストと言う。誰かが、自分のサイトにリンクを貼る際のテキストを指定することはできないが、もし、そういうチャンスがあれば伝えておくと良いだろう。
14.リンクの数
リンクの質と同様に、リンクの数も大きな要素だ。多くの異なるサイトからリンクを貼ってもらえるように、コンテンツの質やジャンルを戦略的に決定しよう。
15.ソーシャルシェアの質
「いいね!」や「ツイート」をしてくれている、FacebookやTwitterなどのソーシャルユーザーの質も、既にGoogleのSEO決定要因として組み込まれている。従って、フェイクのアカウントを量産して、ファンやフォロワーを増やし、見せかけの「いいね!」や「ツイート」をしても、SEO的な効果はほとんどない。
16.ソーシャルシェアの数
リンクの数と同じように、ソーシャルシェアの数もGoogle SEOの大きな要素となっている。そして、2011年から2012年にかけて、Facebookのシェア、Twitterのリツイート、Googleプラスの+1ボタンがSEOに及ぼす影響は拡大している。
17.サイトのオーソリティ(権威性)
Googleが、どのようにサイトのオーソリティを決定しているのかは明らかになってはいない。しかし、被リンクの数と質、ソーシャルメディア上での活動、サイト内の滞在時間や平均PVなどを、総合的に判断していると考えられている。そのため、サイトのオーソリティを上げるためには、様々な施策を入念に行うことが重要だ。
18.ドメイン年齢と歴史
サイトのドメイン年齢も、GoogleのSEOの順位決定要因だ。また、「過去にどのようなサイトにリンクをしていたか」、「どのようなサイトからリンクを貼られていたか?」などのドメインの歴史も考慮される。
19.国情報の最適化
Googleは、例えば、日本国内で、英語のキーワードで検索した時には、日本語のサイトを優先的に表示しようとする。従って、もし、あなたがアメリカに住んでいて、日本をターゲットとしたWEBサイトを作る場合は、サーバーなどは日本のものを使う方が良いだろう。
20.都市情報の最適化
Googleは、国だけでなく、都市別の情報も集めており、検索ユーザーが住んでいる場所に適したコンテンツを表示するようにしている。地域性が強いWEBサイトを作る場合は、この点も考慮に入れておこう。
21.パーソナルヒストリー
Googleにはパーソナルヒストリーという考え方がある。検索ユーザーが、何らかのキーワードで検索をした時に、その中に、過去に見たサイトや頻繁に訪れているサイトがある場合、検索結果には、それらのサイトを優先的に表示するようになっている。これにより、質の低いサイトは自然に淘汰され、質の高いサイトは生き残るようになっている。
22.ソーシャルヒストリー
パーソナルヒストリーと同じように、Googleは、ユーザーが、「いいね!」や「ツイート」、「プラスワン」をしたりしたサイトを優先的に表示するようになっている。
23.中身の薄いコンテンツ
これは2011年のパンダアップデート以降に追加された新しい減点要素だ。今では、訪問者にとって意味のない薄いコンテンツを更新するだけで減点要素となる。
24キーワードの過度な詰め込み
コンテンツのタイトルやページ内で、SEOキーワードを組み込むのは良いのだが、やり過ぎると減点になる。
25.隠しテキスト
テキストと背景色の色を同じにしてキーワードを詰め込むという隠しテキストは、それだけで大きな減点要素だ。
26.クローキング
クローキングとは、検索エンジンに表示する内容と、訪問者に表示する内容を分けて設定することを言う。これをやると、Googleスラップに合い検索エンジン自体に表示されなくなってしまう。
27.リンクの購入
リンク購入は、その質と量に関わらず減点の要素とされる。以前、Google Japanが11ヶ月の間、リンク購入をしていたことがあり、Google本社は、その事実を発見次第、すぐにGoogle Japanにペナルティを与えた。
28.自作自演のリンク
無料ブログを作って、自サイトにリンクを貼ったり、掲示板に書き込んだ際にリンクを貼るというような自作自演のリンクも減点要素だ。
29.個人によるサイトブロッキング
サイトブロッキングとは、個人個人のユーザーが指定のサイトを、自分が検索するときに表示しないようにできる設定のことだ。排除されたサイトは、訪問者も少なくなり、サイト内の滞在時間や、1人当たりページビュー数も、どんどん減っていってしまうので結果的に、SEOに悪影響を与えてしまう。
30.マスによるサイトブロッキング
個人によるサイトブロッキングが一定数を超えた場合、サイト自体が検索エンジンから排除されてしまう。または、確実にダウングレードのペナルティを受ける。
いかがだろうか?例えば、GoogleのSEOに悪影響を与える施策をしてしまっている方もいるのではないだろうか?これからは、従来のように、お金をかけてSEO対策をしても悪影響にしかならない時代になる。
それでは、どうすれば良いのか。
これはGoogleに限ったことではなく、WEBマーケティング全般で言えることだが、最も重要なことは、サイトでも、ブログでも、メルマガでも、ソーシャルメディアでも、全てのプラットフォームで、ユーザーの役に立つコンテンツを提供していくことだ。
そもそも、役に立たないサイトには、誰も興味を示さないし、ファンにもなってくれない。あらためて、ユーザーに価値を提供するという基本に立ち返ろう。
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