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    ロングテールSEOとは?2022年現在のメリット・デメリットと重要点

    ロングテールSEOとは、検索ボリュームが少ないスモールキーワードを数多く攻略することで、総合的に大きなトラフィックを獲得しようとするSEO戦略である。

    2000年代に注目を集め、現在では多くのSEO担当者がロングテールSEOの有効性を認めている。オーソドックスで古典的な手法のひとつといえるだろう。

    しかし、2022年現在も、ロングテールSEOが昔と同じようにワークしているか?と問われれば、答えはNOだ。年月とともに、変化が生まれている。

    本記事では、以下を解説する。

    ロングテールSEOとは何か、初心者向けの基本
    2022年の現在地から見たメリットとデメリット
    これからロングテールSEOに取り組む人が知っておくべき重要点

    失敗回避のために伝えたい注意点も、盛り込んである。ロングテールSEOに興味があれば、一読してから取り組みをスタートしてほしい。


    1. ロングテールSEOとは?基本の知識

    最初にロングテールSEOとは何か、基本の知識から見ていこう。

    1-1. マーケティング戦略「ロングテール」のSEO版

    そもそもの話からすると、「ロングテール」はSEO用語というよりマーケティング用語である。

    マーケティングに携わっている方なら、「ロングテール戦略のSEO版」とイメージすれば、わかりやすいはずだ。

    ロングテール戦略とは?

    少し遠回りに感じるかもしれないが、ロングテールSEOの本質を理解してほしいので、マーケティングにおけるロングテール戦略から解説していく。

    ロングテール戦略とは、クリス・アンダーソン(*1)が2004年に提唱した概念だ。

    2000年代に起きた“大衆市場から無数のニッチ市場への変遷”を捉えて、

    「ニーズの少ない商品や販売量の少ない商品でも、それらを数多く扱うことで、市場競争に勝てる」

    と論じている。

    ▼ クリス・アンダーソンの著書

    『ロングテール―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』

    *1:クリス・アンダーソンは米国のテック系雑誌『WIRED』の編集長だった人物で、同誌にてロングテールの概念を提唱した。

    「売上」 × 「商品数」のグラフに伸びる長いしっぽ

    ロングテールは、「売上」を縦軸に、「商品数」を横軸にとったグラフの、長いしっぽのように伸びる部分(=売上の少ないニッチ商品)を指している。

    代表的な企業:Amazon

    ロングテール戦略を実践した、代表的な企業として挙げられるのが「Amazon」だ。

    それまでの小売業者は、収益を最大化するために、少数の売れ筋商品に資源を集中させる戦略をとるのが通常であった。店舗スペースや流通経路の資源に、限りがあるためだ。

    しかし、品ぞろえに対して物理的・コスト的制限のないAmazonは、無数のニッチ商品をそろえる巨大ECモールとして躍進を遂げた。

    大衆受けするヒット商品より、自分の好みに合うニッチ商品に価値を見いだすユーザーたちに、Amazonは強く支持されたのである。

    1-2. 数多くのニッチなキーワードの総体で勝つ戦略

    ひるがえって、ロングテールSEOとは何かといえば、

    「大衆受けするビッグキーワードではなく、

    ニッチなキーワードからの流入を多数そろえて勝つ戦略」

    と定義できるだろう。

    クリス・アンダーソンの原著には、

    「Why the Future of Business is Selling Less of More?」

    という副題がついている。

    Less(ニーズの少ないキーワードや検索ボリュームの少ないキーワード)を、More(数多く)取りそろえれば、ビッグキーワードを上回る。

    ……という考え方が、ロングテールSEOの根底にある。

    1-3. 「ロングテールキーワード」とは何か

    「ロングテールキーワード」とは、具体的に何だろうか。

    ロングテール戦略のグラフを、SEO流に置き換えれば、以下のとおりとなる。

    検索ボリュームが少なく、ニッチなニーズに応える多種多様なキーワードが、ロングテールキーワードである。

    かならずしも複合キーワードではない

    よくある勘違いとして、

    「ロングテールキーワードとは、3つ以上の単語から構成される、複合キーワード」

    というものがある。

    しかし、単一キーワードであっても、ニッチなキーワード(=検索ボリュームが少ないキーワード)であれば、それはロングテールキーワードである。

    「グラフ横軸のキーワード数=キーワードを構成する単語の数」と、誤って解釈している人もいる。

    が、ロングテールキーワードか否かを決めるのは複合した単語数ではなく、検索ボリュームである。

    キーワード例

    単語数

    月間検索数

    ロングテール
    キーワードか?

    ダイエット 食事 メニュー

    3

    8,100

    ✕ 違う

    ダイエット スープ レシピ

    3

    4,400

    ✕ 違う

    ガルベストンダイエット

    1

    140

    ○ ロングテールキーワード

    ダイエット 筋トレ 女

    3

    20

    ○ ロングテールキーワード

    ヒプノダイエット

    1

    30

    ○ ロングテールキーワード


    先に紹介した、マーケティング戦略としての「ロングテール」を理解していれば、起きない誤解といえる。

    検索ボリュームは10〜500以下が目安

    「具体的に、どれくらいの検索ボリュームなら、ロングテールなのか?」

    という問いに、明確な定義はない。

    あえて目安を提示するなら「10〜500以下」である。

    ただし、サイトの規模やキーワードの性質によって、ヘッドキーワード/ロングテールキーワードのボリューム感は、相対的に変動することを踏まえてほしい。


    2. ロングテールSEOのメリット

    ロングテールSEOとは何か理解できたら、続けて「ロングテールSEOの、何が優れているのか?」を見ていこう。

    ロングテールSEOには、以下のメリットがある。

    競合サイトが少ない(=低コストでも勝ちやすい)
    コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい
    獲得できるトラフィックの総数が大きくなる
    トラフィックの変動リスクを軽減できる

    2-1. 競合サイトが少ない(=低コストでも勝ちやすい)

    1つめのメリットは「競合サイトが少ない」ことである。

    言い換えれば、競合が少ない分、少ない投資金額・人的リソースでも勝ちやすい。

    強い競合がひしめき合っている「ヘッドキーワードの検索結果ページ」を思い浮かべれば、すんなり理解できるだろう。

    たとえば、月間検索数246,000のヘッドキーワード[ダイエット]の検索結果ページは、以下のとおりだ。

    ヘッドキーワードの上位は、認知度や実績あるドメインパワーの強いサイトで占められていることが多く、追い抜くのは難易度が高い。

    ヘッドキーワードの特徴として、リスティング広告の出稿が多いことも、知っておこう。検索結果ページの上部は、広告で埋め尽くされているケースも少なくない。

    対して、ロングテールキーワードは、強豪サイトや数多くの広告に打ち勝つ必要がない。一人勝ちを狙える、ブルーオーシャンが広がっている。

    2-2. コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい

    2つめのメリットは「コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい」ことである。

    「マーケティングファネル下部の顧客」あるいは「今すぐ客」といってもよいだろう。

    ヘッドキーワードと比較して、ロングテールキーワードは、ユーザーの検索意図や動機が具体的かつ明確なことが多い。

    たとえば、ヘッドキーワード[ダイエット]は、検索意図や動機が明確ではない。何を求めているのか、さまざまなパターンが想定される。

    ▼ [ダイエット]の検索意図の例

    何を食べればいい?
    おすすめの運動は?
    2022年最新のダイエットは?
    何をするのが1番痩せるのか?
    ダイエットってどう?

    一方、ロングテールキーワード[ダイエット 食事 おいしい]だったら、どうだろうか。

    ▼ [ダイエット 食事 おいしい]の検索意図の例

    ダイエットに適していて、おいしい食事を知りたい

    ユーザーが、どんな情報を求めているのか、ピンポイントかつ限定的に想像できるはずだ。ユーザーにとって価値の高い、良質なコンテンツを準備できる。

    結果として、ユーザーから高く評価されるとともに、コンバージョンの導線も作りやすくなる。

    実際、私たちのクライアント事例では、以下の数値が出ている。

    ▼ コンバージョン率

    ビッグキーワード

    ミドルキーワード

    ロングテールキーワード

    月間検索数

    3,000以上

    500以上

    500未満

    コンバージョン率

    0.56%

    2.85%

    53.6%

    出典:ロングテールSEOで検索アクセスを倍増させるための基礎知識と具体策

    ロングテールキーワードは、ビッグキーワードの100倍に近いコンバージョンを叩き出していることがわかるだろう。

    2-3. 獲得できるトラフィックの総数が大きくなる

    3つめのメリットは、「獲得できるトラフィックの総数が大きくなる」ことである。

    じつは、Googleで検索されるキーワードのほとんどは、ロングテールキーワードなのだ。

    SEOツール『Ahrefs』のデータベース(米国)によれば、

    「約95%が、月間検索数が10以下のキーワード」

    となっている。

    月間検索数

    キーワード数

    割合

    0〜10

    3,814,523,865

    94.74%

    11〜1,000

    206,978,647

    5.14%

    1,001〜100,000

    4,066,678

    0.10%

    100,001以上

    31,339

    0.0008%

     

    出典: Ahrefs 

    検索ボリュームの多いヘッドキーワードは目立って感じられるものだが、数字として見ると、ごくわずかしか存在しない。

    自サイトへのトラフィックの総数を最大化するためには、ロングテールキーワードからの流入を確保しないことには、難しいと実感するだろう。

    バズ部でも、アクセス数の80%以上は、ロングテールキーワードとなっている。

    ▼ 参考: バズ部のロングテールキーワードの一部

    出典:ロングテールSEOで検索アクセスを倍増させるための基礎知識と具体策

    2-4. トラフィックの変動リスクを軽減できる

    最後に、4つめのメリットは「トラフィックの変動リスクを軽減できる」ことである。

    数少ないヘッドキーワードを狙う戦略は、一攫千金を狙う集中投資のようなものだ。分散が効いていないので、リスクに弱い。

    1つのヘッドキーワードの検索順位が急落したら、サイト全体のトラフィックが、一気に失われてしまう。変動幅が大きく、安定しない。

    一方、ロングテールキーワードは、多数のキーワードに分散してトラフィックを獲得する、分散投資のようなものだ。

    1つのキーワードが急落したとしても、大局に影響は出ない。

    サイト全体のトラフィックが乱高下するリスクを回避して、安定的にアクセス数を稼げるのが、ロングテールSEOの強みである。


    3. ロングテールSEOのデメリット

    ロングテールキーワードのデメリットについても、事前に把握しておこう。

    Google検索の進化とともに効力が減る可能性がある
    時間の経過とともに競合性が高まっている
    ロングテールキーワードの賞味期限はかならずしも長くない

    3-1. Google検索の進化とともに効力が減る可能性がある

    1つめのデメリットは「Google検索の進化とともに効力が減る可能性がある」ことだ。

    ロングテールSEOのコンセプトが生まれた2000年代と、2020年代の現在では、Googleのテクノロジーがまったく違う。

    重要なポイントなので、詳しく解説する。

    GoogleのNLPは表現のバリエーションを理解できる

    Googleは、2010年代からNLP(自然言語処理)の研究を進め、以下のAI(人工知能)システムを導入した。

    2015年『RankBrain』
    検索クエリが、ユーザーの脳内の概念とどう関連しているか、理解する

    2019年『BERT』
    単語の組み合わせ”がさまざまな意味や意図をどのように表現しているか、理解する

    2021年『MUM』
    BERTよりも1000倍強力で、言葉の理解と生成の両方が可能

    ※詳しくは「Google開発のAIシステム:RankBrain / BERT / MUM」を参照してほしい。

    かつてのロングテールSEOでは、表現のゆれや同義の語句など、さまざまなバリエーションに対して、SEO対策を行うことが重要だった。

    しかし、現在のGoogleは、ユーザーが入力したテキストの奥にある、真の検索意図を理解できる。

    「ロングテールは崩壊した」という主張

    GoogleのNLP技術の進化は、ロングテールSEOにどんな影響を与えたのか。

    SEO会社のMozによる記事「Long Tail SEO in 2021: How You Can Have It All or Die Trying」に、興味深い考察が掲載されている。

    2019年に行ったキーワード調査のケーススタディで、

    〈Googleが自動的にリダイレクトしている検索が多いことに驚いた〉

    というのだ。

    このトピックには、

    「The long tail has imploded(ロングテールは崩壊した)」

    と見出しがつけられている。

    Mozの記事内で例示されているのは英語の検索クエリだが、日本語でも同じ印象を持ったことがある人もいるだろう。

    表記ゆれ(カタカナ、英語、漢字など)はもちろん、類似した語句や表現の違うキーワードも、Googleが同一視して、同じ検索結果を返すシーンが増えている。

    古いやり方のロングテールSEO(例:ある語句の100個のバリエーション表現でランクインするために、100個のコンテンツを作る)は、通用しなくなっていくだろう。

    3-2. 時間の経過とともに競合性が高まっている

    2つめのデメリットとして挙げられるのは、「時間の経過とともに競合性が高まっている」ことである。

    前述のとおり、競合が少ないことは、ロングテールSEOのメリットである。しかし、そのメリットの強さは、弱まりつつあることも念頭に置きたい。

    現在では、多くのサイト運営者が、商業的な意図を持って、ロングテールキーワードを狙っているからだ。

    すでに他サイトが攻略済みのロングテールキーワードが、時間の経過とともに増えている。

    完全なブルーオーシャンだった20年前とは、環境が変わっていることは、無視できない。

    3-3. ロングテールキーワードの賞味期限はかならずしも長くない

    3つめのデメリットは、「ロングテールキーワードの賞味期限は、かならずしも長くない」ことである。

    過去は、“自サイトだけのお宝キーワード”を見つけたら、競合サイトに知られることなく、独占することが可能だった。

    しかし、現在は、ドメインの検索流入キーワードを把握できるSEOツールが開発され、多くのサイト運営者が利用している。

    ▼ 検索流入キーワード取得ツールの例出典: ラッコキーワード

    出典:Ahrefs 

    検索流入キーワードの透明性が高まっている昨今では、せっかく見つけたロングテールキーワードも、独占は難しい現実がある。


    4. これからのロングテールSEOが意識すべき2つの重要点

    メリット・デメリットの双方を踏まえつつ、これからのロングテールSEOが意識すべき2つの重要点をお伝えしよう。

    語句ではなく「ニーズ」に着目してキーワードを選定する
    検索ニーズに応える「高品質で十分なボリュームのコンテンツ」を作る

    4-1. 語句ではなく「ニーズ」に着目してキーワードを選定する

    ロングテールSEOを実践する際には、まずロングテールキーワードを選定する必要がある。

    ※「キーワード選定のプロセス」がわからない方は、先に以下を参照してほしい。

    簡単にキーワード選定の流れを抜粋すると、以下のとおりとなる。

    ステップ1:関連するキーワードを全て洗い出す
    ・自分の頭で考えて出す
    ・あなたのビジネスに関連する資料を参考にする
    ・Googleの検索結果を参考にする
    ・Yahoo!知恵袋を使用する

    ステップ2:複合キーワードと月間検索ボリュームをすべて出す
    ・サジェストツールで検索する
    ・キーワードプランナーで検索する

    出典:キーワード選定|圧倒的集客を実現するコンテンツプランニングと絶対やるべき3つの事

    上記のプロセスを実践すると、候補となるキーワードのリストが作れるはずだ。

    できあがったリストから、月間検索数が「10〜500(目安)」のキーワードを絞り込もう。

    たとえば、以下はダイエット情報サイト向けの「甘いもの」に関連するキーワードリストから、月間検索数が500以下を抽出したものである。

    キーワード月間検索数
    甘い もの おすすめ200
    甘い もの ストレス200
    毎日 甘い もの200
    血糖 値 甘い もの100
    甘い もの やめる 方法200
    甘い もの 食べ ない300
    甘い もの 我慢200
    夜 甘い もの250
    夜 甘い もの 食べ たい100
    甘い もの 毎日150
    甘い もの やめる300
    甘い の 食べ たい150
    甘い もの 食べ 過ぎ たら150
    甘い もの が 欲しく なる150
    甘い もの が 食べ たく なる 理由200
    甘い もの 無性に食べたい150
    甘い もの 食べ 過ぎ 気持ち 悪い150
    甘い 飲み物 太る150
    ダイエット 甘い もの 食べ たい250
    甘い もの が 欲しく なる 原因200
    生理痛 甘い もの150
    ダイエット 中 甘い もの 食べたい100
    甘い もの 食べ 過ぎ た300
    甘い もの 太る200
    甘い もの 食べ たく なる 原因300
    甘い もの 食べ 過ぎ る と100
    生理 前 甘い もの 食べ たく なる150
    甘い もの が 食べ たく なっ たら300
    甘い もの 太ら ない100
    甘い もの が 食べ たく なる 原因100
    甘い もの 食べ たい 原因200
    ダイエット 甘い もの 食べ たく なっ たら100
    甘い もの が 食べ たい100
    甘い もの を 食べ 過ぎ る と150
    甘い もの が 食べ たい 時 ダイエット150
    太ら ない 甘い もの200
    甘い もの ダイエット350


    古いロングテールSEOでは、これらのキーワードを片っ端から攻略し、それぞれのキーワードに対応した記事を作成していった。

    しかし、GoogleがNLP(自然言語処理)によってユーザーが入力したテキストを解釈する現在、それは悪手である。

    ニーズに着目してキーワードを選定することが重要だ。表現が違っていても、ニーズが同じと想定されるキーワードは重複させないよう注意する。

    ここで重要なのは、

    「GoogleのNLPが、同一視しそうなキーワードは、優先順位を下げる」

    という発想で、攻略するキーワードを決めることだ。

    迷ったら、Googleの検索結果を確認しよう。検索結果が似ているキーワードは、GoogleのNLPが同一視している可能性が高い。

    同じニーズのキーワードをまとめ、グルーピングしていこう。

    ▼ グルーピングの例

    キーワード月間検索数
    甘い もの おすすめ200
    甘い もの ダイエット350
    甘い もの ストレス200
    毎日 甘い もの
    甘い もの 毎日
    200
    150
    血糖 値 甘い もの100
    甘い もの やめる 方法
    甘い もの やめる
    甘い もの 食べ ない
    甘い もの 我慢
    200
    300
    300
    200
    夜 甘い もの
    夜 甘い もの 食べ たい
    250
    100
    甘い の 食べ たい
    甘い もの が 欲しく なる
    甘い もの 無性に食べたい
    150
    150
    150
    甘い もの 食べ 過ぎ たら
    甘い もの 食べ 過ぎる と
    甘い もの を 食べ 過ぎる と
    150
    100
    150
    甘い もの が 食べ たく なる 理由
    甘い もの が 欲しく なる 原因
    甘い もの 食べ たく なる 原因
    甘い もの 食べ たい 原因
    200
    200
    300
    200
    ダイエット 甘い もの 食べ たい
    ダイエット 中 甘い もの 食べ たい
    ダイエット 甘い もの 食べ たく なっ たら
    甘い もの が 食べ たい 時 ダイエット
    甘い もの が 食べ たく なっ たら
    甘い もの が 食べ たい
    250
    100
    100
    150
    300
    100
    甘い もの 食べ 過ぎ 気持ち 悪い
    甘い もの 食べ 過ぎ た
    150
    300
    甘い もの 太る200
    甘い 飲み物 太る150
    太ら ない 甘い もの
    甘い もの 太ら ない
    200
    100
    生理 前 甘い もの 食べ たく なる150
    生理 痛 甘い もの150


    補足として、「微妙にニーズは異なるはずだ」と感じる、微細なキーワードの違いに対応するコンテンツを作ることも、否定しない。

    ただ、優先順位として、

    「GoogleのNLPが、明らかに同一視しないキーワードから着手する」

    ということだ。そのほうが、成果を早く実感しやすい。

    4-2. 検索ニーズに応える「高品質で十分なボリュームのコンテンツ」を作る

    ロングテールキーワードを選定したら、そのキーワードを検索するユーザーのニーズに応える、高品質で十分なボリュームのコンテンツを作る。

    注意点として、2000年代〜2010年代よりロングテールSEOに取り組んでいる人のなかには、

    「お宝キーワードさえ見つければ、稼げる」

    という当時の感覚を引きずっている人がいる。しかし、その時代は完全に終わっている。

    現代のSEOの比重は、圧倒的に「コンテンツの質」にある。

    極論をいえば、“キーワード選定”のプロセスをスキップして、

    「ただただ、ターゲットとして想定しているユーザーのためになる記事を書きたい」

    という執念で創り上げた記事が、複数のロングテールキーワードでランクインする時代である。

    検索数が少ないキーワードでも記事のボリュームを落とさない

    よくある失敗として、月間検索数が多いビッグキーワードは文字数の多い大作を準備するのに、月間検索数が少ないロングテールキーワードは、文字数少なめの簡易的な記事で終えてしまうことがある。

    「月間検索数が6,000のキーワードは1万字書いたけれど、月間検索数が50の記事は2,000字でいいや」

    という感覚だ。

    これだとロングテールSEOの効果が出ないので、注意してほしい。

    むしろ、ロングテールキーワードこそ、ユーザーが知りたいことが深いために、深掘りした大作が必要になることが多い。

    月間検索数によって記事に割くリソースを変えてしまうと、それはロングテール戦略にはならない。

    ロングテール戦略の肝は、ニッチなニーズにきっちり応えていくことだからだ。

    その束が、結果として大きなトラフィックを生み出すのである。

    ※ 良質なコンテンツを作るための具体的なコツは、

    バズ部が実践してきた、 良質なコンテンツを作成するための20のコツ

    にまとめているので、参考にしてほしい。


    5. まとめ

    本記事では「ロングテールSEO」をテーマに解説した。要点をまとめておこう。

    ロングテールSEOの基本として押さえたいポイントは次のとおりである。

    ロングテールSEOはマーケティング戦略「ロングテール」のSEO版
    数多くのニッチなキーワードの総体で勝つ戦略
    「ロングテールキーワード」はかならずしも複合キーワードではない
    検索ボリューム500以下のスモールキーワードが目安

    ロングテールSEOのメリットとして以下が挙げられる。

    競合サイトが少ない(=低コストでも勝ちやすい)
    コンバージョン率の高いユーザーにリーチしやすい
    獲得できるトラフィックの総数が大きくなる
    トラフィックの変動リスクを軽減できる

    ロングテールSEOのデメリットは次のとおりだ。

    Google検索の進化とともに効力が減る可能性がある
    時間の経過とともに競合性が高まっている
    ロングテールキーワードの賞味期限はかならずしも長くない

    これからのロングテールSEOが意識すべき2つの重要点として、以下を紹介した。

    語句ではなく「ニーズ」に着目してキーワードを選定する
    検索ニーズに応える「高品質で十分なボリュームのコンテンツ」を作る

    ロングテールSEOを取り巻く環境は目まぐるしく変わっている。

    だからこそ「コンテンツ重視」の姿勢を崩さず、自社の資産となる高品質なコンテンツを、じっくりと育てることだ。

    それが大量のロングテールキーワード流入を、生み出すことになる。

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