UU数とは?セッション数・PV数との違いやUU数増加のために大切なことを解説

UU数(ユニークユーザー数)とは、計測期間中に「純粋に」何人のユーザーがあなたのWebサイトを訪問したかを示した指標である。

ユーザーが判別されるため、同じ人が何度もアクセスしたり何ページも見たりしても「1」とカウントされる。

純粋なユーザー数を計測することで、サイトの人気度や認知度などを確認できる指標といえるだろう。

この記事では、UU数(ユニークユーザー数)とは何か、似た言葉との違いはどこかを解説することで、UU数とは何か深く理解できるように説明していく。

さらに後半では、GoogleアナリティクスでのUU数の確認方法、UU数とPV数の理想的な比率など具体的な内容にも触れて理解を深めていくことができる。

コンテンツマーケティングによりビジネスを拡大させていきたい方は、ぜひ参考にしてほしい。


1. UU数(ユニークユーザー数)とは?

UU数とは、Unique User(ユニークユーザー)数の略で、計測期間内にWebサイトを訪問したユーザーが何人いるかを表すものである。

ユニークには「固有の」という意味がある。つまり、固有のユーザーが何人訪問したかを計測した指標といえる。

1人のユーザーが複数ページを閲覧した場合や、期間内に何度も訪れていた場合も、ユニークユーザー数は「1」となる。そのため、「純粋に何人のユーザーがWebサイトを訪問したのか」を測れる指標といえる。

ただしUU数の計測方法によっては、同じユーザーが別のデバイス(例えばスマホとデスクトップ)で見ていた場合や、ブラウザを変えて見た場合に、別のユーザーと認識されてしまうことがある。

例えば従来のGoogleアナリティクス(UA-から始まるトラッキングIDを用いるもの)では、同じユーザーであっても、ブラウザやデバイスを変えると別のユーザーとしてカウントされる仕様になっている。

確実な人数が測れないケースもあるということは理解しておこう。

※ただし、Googleアナリティクスの新しいバージョン「Google Analytics 4(GA4)」では、違うデバイスを使ったアクセスも同じユーザーとして判別できるようになっている。
アクセス解析ツールやバージョンによってUU数の計測方法に違いがあるため、UU数に差が生まれる可能性があり、注意が必要である。

なお、計測期間が1日の場合は「日間UU」、1カ月の場合は「月間UU」、1年間の場合は「年間UU」と呼ばれることがある。


2. UU数と他の指標(言葉)との違い

UU数(ユニークユーザー数)以外にも、サイトがどのくらい見られているかを示す指標がいくつかある。

似た言葉との違いを知り、さらに理解を深めよう。

2-1. UU数とセッション数の違い

セッション数とは、計測期間内のセッション数(訪問数)を表す指標である。

セッションとは、あるユーザーがWebサイトを訪問してから離脱するまでの一連の流れを1つのかたまりとするものだ。

ちなみにGoogleアナリティクスでは、1つのセッションは以下の条件に合致する場合に終了し、新しいセッションとして認識される。

・操作が行われない状態で30分が経過した場合
・日付が変わった場合(午前0時に新しいセッションにリセット)
・キャンペーンのソースが変わった場合(別の外部サイトを経由してまたWebサイトに戻ってきた場合など)

参考:Googleアナリティクスヘルプ

UU数とセッション数の違いとしては、同じユーザーが時間を置いて訪れた場合に、UU数は「1 」とカウントされる一方、セッション数は複数カウントされる点にある。

UU数

同じユーザーが計測期間内に何度もセッションを記録しても、UU数は「1」

※ただし、デバイスやブラウザを変えた場合には複数カウントされるケースもある

セッション数

同じユーザーが計測期間内に、ある程度の時間をおいて複数訪れていたら、セッション数はその回数だけカウントされる


例えば、計測期間中のUU数1、セッション10の場合、同じユーザーが時間をおいて10回再訪していることになる。

一方、UU数10でセッション数10の場合は、それぞれのユーザーは1回だけWebサイトに訪れ、期間中に再訪していないことが分かる。

2-2. UU数とPV(ページビュー)数の違い

PV(ページビュー)数とは、計測期間中のWebサイトの閲覧数を表す指標である。PV数にはユーザー数は全く関係がなく、合計100ページ閲覧されれば100PVとカウントされる。

1人のユーザーが100ページ見ていた場合も、100人のユーザーが1ページずつ見ていた場合も、PV数は同じ100PVとなる。

UU数

純粋に何人のユーザーがWebサイトを閲覧したか

PV数

ユーザー数は関係なく、何ページ閲覧されたか

 

2-3. UU数とAU(アクティブユーザー)数の違い

AU(アクティブユーザー)数は、Googleアナリティクスにおいては、計測期間内にWebサイトを訪問したユーザーが何人いるかを表すものであり、UU数と同じ意味で使用されている。

Googleアナリティクスヘルプでも、アクティブユーザー数=ユニークユーザー数であることが明示されている。

1 日のアクティブ ユーザー数: 1 月 28 日(指定期間の最後の日)にサイトまたはアプリでセッションを開始したユニーク ユーザーの数。

引用:アクティブ ユーザー

UU数=アクティブユーザー数と考えて問題ない。

ただしマーケティングの文脈では、「アクティブユーザ数=日常的にネットサービスやアプリを利用している人(アクティブに活動しているユーザー)」を示すこともあるため、使い分けに注意したい。

UU数
(ユニークユーザー数)

計測期間内にWebサイトを訪問したユーザーが何人いるかを表す指標

AU数
(アクティブユーザー数)

計測期間内にWebサイトを訪問したユーザーが何人いるかを表す指標

 

2-4. UU数とアクセス数の違い

アクセス数とは、なんとなく「Webサイトの閲覧数」を意味する言葉に思えるが、明確には定義されていない言葉である。

定義が曖昧なため、話者によって、PV数を想定しているケースもあるだろうし、セッション数やUU数を示す場合もあるだろう。

Googleアナリティクスでは「アクセス数」という言葉は使われていない。

異なる定義で認識のズレが発生しないよう、できれば「アクセス数」という言葉を用いず、「UU数」「セッション数」「PV数」という言葉を使用するのがおすすめだ。


3. UU数を測ることで純粋なユーザー数(人気度)が分かる

UU数(ユニークユーザー数)と他の指標の意味をまとめたのが以下である。

UU数
(ユニークユーザー数)
=アクティブユーザー数

計測期間内に、Webサイトを訪問したユーザーが何人いるかが分かる

セッション数

計測期間内に、Webサイトに何回訪問したかが分かる

PV数

計測期間内に、Webサイトが何ページ見られたかが分かる

 

UU数を測ることで、純粋に何人のユーザーがあなたのWebサイトを訪問したかが分かる。Webサイトの人気度や認知度の高さが分かると言っても良いだろう。

いくらセッション数やPV数が多くても、UU数が少なければ、同じ人が何度もアクセスして何ページも読み込んでいるだけである。熱狂的なファンは付いているものの、多くの人に見てもらえていない。

逆に、UU数が多くてもセッション数やPV数が少なければ、再訪されず回遊されていないことが分かる。Webサイトへの流入はできているが、コンテンツが魅力的ではなく、回遊されにくい作りになっている可能性がある。

UU数や他の指標を計測し分析することで、あなたのWebサイトの課題が見えてくる。


4. UU数はどうやって判別されるのか|3つの判別方法

UU数(ユニークユーザー数)の判別方法はアクセス解析ツールによって異なるが、主に次の3つを利用して判別されている。

Cookie(クッキー)を利用した判別方法

Cookie(閲覧したWebサイトの情報をブラウザに蓄積する仕組みのこと)を利用して判別する方法。
Webサイトの再訪時に情報を引き継ぐことができるため、再訪時に同じユーザーだと判別できる。

IPアドレスを利用した判別方法

IPアドレス(固有の端末に割り当てられる住所のようなもの)を基に判別する方法。

ホスト名を利用した判別方法

ホスト名(ネットワークに接続された機器を識別できるように付けられた名前のこと)を基に判別する方法。

Googleアナリティクスでは、この3つのうち、Cookie(クッキー)を利用してUU数を計測している。具体的には、Cookieを使ってユーザーIDを記録し、ユーザーの判別を行っているのである。

ただし、CookieによるUU数計測も万能ではない。

Cookieはブラウザ内に記録されるため、同じ人物が別のブラウザを使って同じWebサイトにアクセスした場合、UU数は「1」ではなく「2」とカウントされてしまう。例えば、1月1日にスマホの「Chrome」ブラウザから「バズ部」を閲覧し、1月2日に同じスマホで別のブラウザ「Safari」から「バズ部」を閲覧した場合は、UU数は「2」となる。

同様に、同じ人物が別の端末からアクセスした場合も、別のユーザーと認識され、UU数は「2」となる

UU数は、必ずしも正確に「純粋なユーザー数」を計測できないことも覚えておこう。

※ただし、Googleアナリティクスの新しいバージョン「Google Analytics 4(GA4)」では、違うデバイスを使ったアクセスも同じユーザーとして判別できるようになっている。

アクセス解析ツールやバージョンによってUU数の計測方法に違いがあるため、UU数に差が生まれる可能性があり、注意が必要である。


5. Googleアナリティクスを用いたUU数の調べ方

UU数(ユニークユーザー数)は、Googleアナリティクスで簡単に確認できる。

Googleアナリティクスにログインして最初に確認できる「ユーザー」の数値が、UU数である。

(UU数やユニークユーザー数という言葉は使われていないので注意。)

計測期間のデフォルトは「過去7日間」になっているはずだ。

計測期間を変えてUU数を確認したい場合には、左メニューの「ユーザー」から「アクティブユーザー」を選ぶと、1日のUU数や28日間のUU数などが確認できる。


6. UU数を増やすにはどうしたら良いか

UU数(ユニークユーザー数)を増やすには、新しいユーザーにWebサイトを知ってもらうために、サイトへ流入させる仕組みを作ることが大切である。

※ただし、流入経路を増やしてUU数を増やすだけの施策は、一時的には効果があってもリピーター獲得には繋がらない。UU数を増やす施策と同時に、コンテンツの質を高めてリピーターやファンを獲得する施策も行うべきである。

6-1. SEO対策を行って流入を増やす

多くのユーザーは、検索エンジンで検索した後に表示される検索結果から、Webサイトを訪問する。そのため、SEO(検索エンジン最適化)を行い、検索結果の上位に表示されれば、UU数を増やすことができる。

SEO施策については「SEOとは?最短で成果を出すために必要な知識と実践方法の全ての記事を参照してほしい。

6-2. Web広告を出稿して流入を増やす

Web広告を出稿し、広告経由でWebサイトへの流入を獲得することで、UU数を増やすことができる。

Web広告には以下のような種類があり、Webサイトのターゲットや商材に合わせて広告手法を選ぶと費用対効果を得やすい。

Web広告の種類

広告の内容

リスティング広告

Googleなどの検索エンジンの検索結果画面に表示されるテキスト広告のこと。
検索キーワードごとに出稿が可能で、出稿費用はクリック課金。

アフィリエイト広告

広告主としてASPに登録し、アフィリエイターにブログなどで商材を紹介してもらう広告のこと。広告開始まで少し時間がかかるが、コンバージョンが発生した時点で報酬を支払うため費用対効果が高い。

ディスプレイ広告

Webサイトやアプリなどの広告枠に表示される広告のこと。
細かいターゲティングが可能で、画像や動画などビジュアルにこだわった訴求も可能。

ネイティブ広告

サイト内の記事や投稿のように見える広告のこと。
Facebook、Twitter、YouTube、InstagramなどのSNS内で違和感なく広告を展開できる。

記事広告・タイアップ広告

ニュースサイトやメディアなどの記事で自社の商材をPRしてもらう広告のこと。

 

SEO対策では実際に上位表示されるまで時間と手間がかかるが、広告は出稿してすぐにUU数増加に繋がるメリットがある。

6-3. SNSを活用して流入を増やす

TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用して自社サイトの記事を共有すれば、興味を持ったユーザーが自社サイトに流入し、UU数を増やすことができる。上手く投稿が拡散されれば、多くのUU数を獲得することもできるだろう。

さらに、見込み顧客にターゲットを絞ったSNS広告を展開することで、UU数獲得だけでなくコンバージョン獲得まで繋がりやすい。

こちらの記事もおすすめ➡機会損失を防ぐ!コンテンツを効果的に拡散しユーザーに届ける方法

6-4. 良質なコンテンツを作って自然な流入を増やす

SEOや広告やSNS活用による流入を仕掛けるのも大切だが、それ以上に重要なのは「良質なコンテンツを作り続け、自然な流入を増やすこと」である。

そのためには、以下の2点が必要である

・新しい良質なコンテンツを増やすこと
・古いコンテンツをリライトして情報を更新すること

良質なコンテンツに出会ったユーザーがSNSなどで共有してくれれば、自然と自社サイトへの流入が増え、UU数も増える。良質なコンテンツを作り続けていればブランド力が上がり、自社サイトの価値も上がり、UU数も増える。

逆に、いくら流入を増やす施策を行っても、コンテンツが良くなければすぐに離脱してしまうし、シェアされることはないだろう。

結局のところ、「良質なコンテンツを作り続けること」こそが、UU数を伸ばすために最も重要な施策といえるのではないだろうか。


7. UU数の数値に関するQ&A

最後に、UU数(ユニークユーザー数)の数値についての良くある質問をまとめて紹介していこう。「結局どのくらいの数字を目指せばいいの?」という方はぜひ参考にしてほしい。

7-1. UU数はいくつを目標にすれば良いの?

どのくらいのUU数を目指せばいいかは、サイトの目標によって異なる。

具体的な目標(例えば「月売上100万円」)とコンバージョン(例えば「セミナー受講申込完了」)がある場合は、そのコンバージョンを発生させるために必要なCVR(コンバージョンレート)を割り戻すことで、目標とするUU数が見えてくる。

月売上目標が100万円で、セミナー受講で得られる売上が1件1万円、コンバージョンレートが2%の場合
➡100万円 ÷ 1万円  ÷ 2% = 5,000人(月間UU数の目標値)

月間UU数=5,000人を達成できれば、2%の100人から申込が期待できるため、月売り上げ目標を達成できる計算となる

UU数の目標を設定する際は、目標とする売上やコンバージョン数を先に決めてから計算しよう。

7-2. 月間UUに対する月間PVの割合は何パーセントが理想?

PV数が多くても、UU数が少なければ同じ人が何度も来ているだけで多くの人に見てもらえていない。逆にUU数が多くても、PV数が少なければ回遊されていない状態といえる。

それでは、月間UUに対する月間PVの割合は何パーセントが理想だろうか。

バズ部や弊社クライアントのオウンドメディアの数値を調査したところ、月間UUに対する月間PVの割合は、160%〜250%程度になるケースが多いことが分かっている。つまり、月間UU数(ユーザー数)が100万のサイトなら月間PVは160万PV~250万PV程度で、1人のユーザーが平均1.6ページ~2.5ページ見てくれている計算になる。

Webサイトの特性にもよるが、オウンドメディアを回遊してもらいファンになってもらうためには、UU数PV数比率を上げることが理想である。UU数PV数比率が100%(つまりサイトを訪れたユーザーが1ページしか見ていない)のようにPV数が少ない場合は、せっかくサイトを見てくれたのに直帰してしまった可能性が高い。

サイト内の回遊しやすさなどを改善し、UU数に対するPV数を上げることを目指してはいかがだろうか。


まとめ

UU数(ユニークユーザー数)とは、純粋に何人のユーザーがWebサイトを訪問したかを測る指標である。

今回説明した通り、UU数を増やすことはもちろん、PV数やセッション数と組み合わせて分析することで、サイトの問題点が見えてくる。

やみくもにUU数を増やしても、コンテンツの質が低ければ回遊もされず再訪もされない。ただ広告費などのお金がかかるだけだ。

UU数を増やし、PV数やセッション数も同時に増やすためにはやはり、ユーザーニーズを120%満足させる「良質なコンテンツ」を作り続けることが重要なのである。

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