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11/27水19:00〜20:00
マーケティングにおけるメルマガの効果は、著しく下がったと言われている。
事実、メルマガの効果の指標となるクリック率が1%も出ていないという運用例も少なくない。
一方、バズ部のメルマガのクリック率は、最高で15.31%から、最低でも7.54%を記録している。平均すると毎回、大体11.25%程度だ。
つまり、メルマガを効果的に運用すると、ビジネスを成長させるために十分過ぎるほどの反応を取ることができるのだ。
このように、メルマガリストから高い反応率を得るための仕組みは、「見込み客のコンバージョンを23倍にしたリスト管理法」や、「売上を20倍にするリピーター獲得の7つの仕組み」でご紹介させて頂いている。
そこで、本日は、メルマガ運用に関する基本的な要素である「反応を取れるメールマガジンのテンプレート(ひな形)」をご紹介する。
目次
メルマガも基本的な要素は、「売れるランディングページの構成」と似ている。しかし、メルマガの目的は、主に、
なので、コミュニケーションやコンテンツを意識した構成にすることが重要だ。それを図に示すと以下のようになる。
それでは、それぞれの要素を1つずつご紹介する。
ヘッダーはあなたからのメールを開いた時に、一番最初に読者の目に入る部分だ。
従ってユニークで印象に残るヘッダーを用意しておこう。HTMLメールであれば、ブランドロゴを表示しておこう。テキストメルマガであれば、以下のような、印象的なヘッダーを作っておこう。
サンプル1:「メルマガの教科書」より抜粋
┌┬────────────────────────────20○○年○月○○日
├┼┐
│└┼┐ タイトル
│ └┼┐
└──┴┴───────────────────────────────────┏┓ タイトル ┏┓
┗□─────────────────────────────────────□┛■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ タイトル
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたがメルマガで、定期的に役立つコンテンツを配信していれば、読者は、ヘッダーを見ただけで安心や信頼を持ってくれるようになる。そのためにも、ヘッダーデザインはころころ変えずに、いつも統一したものを使って一貫性を持たせよう。
コピーライティングには『80 VS 20の法則』というものが存在するが、この法則は、メルマガにもそのまま当てはまる。
つまり、あなたからのメルマガを開封してくれた読者の8割は、最初の数行を読んでくれる。そして、そこから先へ読み進めてくれるのは、その中の2割だけだ。
しかし、メルマガの冒頭で、読者の興味を惹き付けることができると、先へと読み進めてくれる人の割合を大幅に引き上げることができる。そのための文言のことをティザーコピーと言う。優れたティザーコピーには、以下の5つの要素のうち、少なくとも1つが含まれている。
これらの点に関して、詳しい解説は、「反応を取れるキャッチコピーの作り方~効果実証済みの7つのルール~」でご紹介しているので、是非、参考にして欲しい。
ティザーコピーの後は、速やかに本題に入ろう。そして、メルマガの読者がスムーズに読み進められるように、要所要所に見出しを用意しておこう。常に読者目線に立って、分かりやすく読みやすくを心がけよう。
メルマガの基本は、コピーライティングの基本と何も変わりはない。
HTMLメールの場合は、ブログやサイトでやるのと同じように見出しをデザインしよう。テキストメルマガの場合は、以下のように好きな装飾を施そう。
サンプル2:「Topmail」より抜粋
1234 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┏━┫ 見出し ┣━┓┃■ ┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛■┃┗━━┛ ┗━━┛
123 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇ 見出し-------------------------------------------------------------
1 ╋╋・‥… 見出し …‥・╋╋
ダラダラと文章を続けるのではなく、このように、視覚的な工夫をしてあげるだけで読みやすさは格段に上がる。
メルマガの本文(コンテンツ)では、読者の役に立つ情報を簡潔に伝えることを心がけよう。ブログと同じで、読者が毎回、あなたのメルマガを読んでくれるのは、そこに役に立つことや、得になることがあると期待しているからだ。
また、せっかく、読者が求めているコンテンツを書いているとしても、改行されていなかったり、行間が十分に空いていなかったりして、読みにくい状態になっていると、それだけで敬遠されてしまう。
すると、せっかく読者になってくれた人を、ラポールを築く前に失ってしまう。
メルマガでは、改行やスペースを、普段よりもゆったりと取るようにしよう。そして、いつも、読者に取って役に立つコンテンツを提供できるように努力をしよう。
ブログやセールスレターと同じように、メルマガでも画像や装飾を効果的に取り入れることで、見た目や読みやすさがグッと引き立つ。
例えば、左の画像は、neo-utilityのHTMLメルマガだ。
テキストと画像を組み合わせて、見栄えも良く、読みやすいメルマガになっている。
テキストメールの場合でも、以下のように装飾を加えて、見た目のデザインを華やかにすることができる。
やり過ぎて、逆に読みにくくなってしまうと本末転倒になってしまうので、選択肢の1つとして気をつけて使うようにしよう。
サンプル3:「メルマガの教科書」より抜粋
1234567 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ ┃┃ ┃┃ ┃┗━━┳┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┳━━┛┃┃ ┃┃┗┛ ┗┛
123 ┏━━━┓┏┛ ┗┓┗〇━━━〇┛
メルマガは、読者さんと1対1でコミュニケーションを取れるツールなので、数あるWEBマーケティングツールの中でも、最もセールスに向いている。
例えば、Social Media Examinerが、ソーシャルメディアを使ったWEBマーケティングの先進国であるアメリカの3000社に対して、メールマーケティングに関する調査を行った結果、今後も、メールマーケティングに対する予算を増やす、または現状維持をすると答えたのが、全体の93%にものぼる。
この事実が、セールスツールとしてのメルマガの有効性を証明している。
読者に役立つコンテンツを提供して、ラポールを築いたら、積極的にセールスページへ誘導しよう。読者が、あなたの商品やサービスを必要としているのであれば、読者は、あなたからのオファーに感謝してくれる。
商品をオファーしても良い段階までメルマガ(見込み客)リストを育てる具体的な方法は、「見込み客のコンバージョンを23倍にしたリスト管理法」を参考にして欲しい。
メルマガの最後には、発行者情報と、メルマガの解除ボタンを必ず入れておく必要がある。具体的には、以下の4つの情報を忘れずに記載しておこう。
また、解除ボタン等に関しては、ワンクリックで解除できるようにすることをオススメする。なぜなら、解除方法を複雑にして、読者を引き止めようとしても何の意味もないからだ。
それよりも、常に役立つコンテンツを配信して、少しでも多くの人に気に入ってもらえるためのプラスの努力をしよう。
WEBマーケティングにおいては、いつだって「Content is King(コンテンツは王様)」だ。そして、ブログやFacebook、Twitterと同じように、メルマガの成功の秘訣もコンテンツにある。
ぜひ、本日、ご紹介したルールを参考に、メルマガでも優れたコンテンツを配信してみよう。
すると、読者は、あなたに対して信頼や安心を、より強く感じてくれるようになる。そうやって、コミュニケーションを取ることで、通常を遥かに上回る反応率を得られるようになる。そして、メルマガの反応率の増加は、そのままセールスの反応率の増加に繋がる。
このように、いくつものプラスの効果を得るためにも、配信するコンテンツの質にこだわろう。
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