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11/27水19:00〜20:00
ソーシャルメディアの時代では、「コンテンツは王様だ。」と言われている。実際に、あなたが提供するWEBコンテンツの質次第で、マーケティング全体の結果は大きく変わる。
おそらく、あなたも、それを感じて、少しずつ、ブログやFacebookページなどで提供するWEBコンテンツの重要性を認識していることだろう。
そして、一生懸命WEBコンテンツを作ってみたものの、中々、成果を実感できずにいるかもしれない。
そこで、本日は、WEBコンテンツを作るための鉄板の5ステップをご紹介する。
目次
単刀直入に言うと、WEBコンテンツの目的とは、アクセス数やコンバージョン率など、WEBサイト内のあらゆるパフォーマンスを改善することだ。
そして、商用のWEBサイトには、次の3つのゴールが存在する。
収益の獲得(セールス):収益の獲得、成長はビジネスにとって至上命題だ。従って商用WEBサイトの第一の目的はセールスだ。
見込み客の獲得(リード・ジェネレーション):お客様のリストは、ビジネスにとって最も重要な資産だ。お客様リストの数の増加率と、あなたの会社の収益の成長率は比例する。
ブランド認知(ファンベース)の拡大:ブランドの獲得は、WEBサイトのメインの目的ではないが、それでも重要な要素の1つだ。なぜなら、ブランドを構築することによって、社会的証明を獲得し、WEBサイト全体のコンバージョンを高めることができるからだ。
この中で、あなたにとって最も重要なゴールは何かを長期的な視野に立って、ロジカルに考えてみよう。(※例えば、バズ部では、2番の見込み客の獲得を最重要目的に設定している。)
さて、優れたWEBコンテンツは、WEBサイトの、これらの目的の達成を、以下の3つの側面から、加速させてくれる。
それでは、これらの目的を達成するために必要なWEBコンテンツとは、どのようなものだろうか?
商用サイトに適したWEBコンテンツは、大別して以下の3つに分かれる。
この3つの内、どれが欠けても、最大の成果を出せるサイトにはならない。
実際のお店を思い浮かべて欲しい。どれだけ素晴らしい商品を販売しているお店でも、お客様が来なければモノは売れない(集客)。さらに、お客様が来たとしても、丁寧に接客をして、商品のニーズやウォンツを高めることをしなければ購入意欲は生まれない(教育)。最後に、自信を持ってクロージングをしなければ、お客様は決断を先延ばしにしてしまう(セールス)。
従って、WEBサイトでも、実際の店舗と同じように、集客コンテンツ、教育コンテンツ、セールスコンテンツが必要なのだ。
それでは、これらのWEBコンテンツを、もう少し深く理解しよう。
集客に適したコンテンツとは、ソーシャルメディアで数多くのシェアを生み、アクセスが集まり、その結果、多くの被リンクを獲得することでGoogleなどで検索上位に表示されるコンテンツだ。
ソーシャルメディアでシェアされやすいWEBコンテンツは、以下の5種類に分類される。
必読:たった1つのブログ記事だけで2万アクセス集めるための5つの戦略
WEBサイトへ訪れる人は、自分で物事を調べたいという方が多い。従って、教育と言っても、セールスマンがやるようなテクニックを使う必要はない。
ただ、あなたが提供する商品に興味を持っている人が読んで、「これは役に立った!」と思ってもらえるようなコンテンツを用意しよう。例えば、以下のようなものだ。
別の言葉で言い換えると、あなたの商品の購入を検討している人が持っている不安を拭い去ってくれるコンテンツのことだ。例えば、以下のようなコンテンツがあてはまる。
(例えば、バズ部ブログの目的は見込み客リストの獲得なので、集客に適したコンテンツだけに集中して作っている。)
さて、こうやって、コンテンツを分類する癖がつけば、WEBコンテンツのアイデアはいくらでも出てくる。しかし、ただアイデアに任せてコンテンツを量産しても、結果は出ない。なぜなら、人が求めているものと、あなたが作りたいものの間には、大きなギャップが存在するからだ。
そのため、実際にWEBコンテンツを作る前に、必ず、人が何を求めているかリサーチをしよう。
優れたWEBコンテンツとは、クリエイターに自己満足感を与えるものではなく、WEBサイトの訪問者や読者に価値を与えるものだ。そして、多くの人が、WEBコンテンツを作っても、なかなかうまく行かない原因はここにある。
つまり、「人が求めているもの」ではなく、自分の直感に頼って、WEBコンテンツを作ってしまうのだ。考えてみよう。コンテンツとは、自分のためではなく、相手のために作るものだ。
従って、いつだって、人が求めているもの、人の役に立つものを知るための努力をしよう。そのために必要な努力とはリサーチだ。リサーチのスキルが上がれば上がるほど、100発100中のWEBコンテンツを作れるようになる。
以下は、私がWEBコンテンツを作る前に、必ず行っているリサーチステップだ。
Googleのキーワードツールを使って、検索数の多いキーワードを調べてExcelに書き出そう。検索数が多いということは、それだけ多くの人が、そのキーワードに関する情報を求めているということだ。WEBコンテンツを作る前に、関連するあらゆるキーワードを徹底的に調べ尽くそう。
キーワードリサーチで調べたキーワードで実際に検索してみよう。そして、検索順位が1位〜3位ぐらいまでのサイトをチェックして、どのようなコンテンツを提供しているのか?ソーシャルメディアでどれぐらいシェアされているか?を調べよう。
そして、それらのライバルサイトを上回るコンテンツを作る方法を考えよう。
Twitterサーチは、 あるキーワードに関して、Twitter上でどのような会話がされているかをリアルタイムで知ることができるツールだ。
時には、キーワードを調べてライバルサイトを見てみても、いまいちコンテンツ案が浮かんでこない時がある。そんな時には、Twitterサーチが役に立つ。これを使うことで、あるキーワードに関して、どんな人が、どんなツイートをしているかを知ることができる。
それらのつぶやきを観察することで、人が求めているコンテンツが見えてくる。
ここまでお話したように、それぞれのWEBコンテンツには、集客、教育、セールスといった、それぞれ別の目的がある。そして、サイト全体のパフォーマンスを改善するためには、訪問者が迷わないように、それぞれのWEBコンテンツ間の導線を用意しておくことが重要だ。
下記は私が実践しているWEBコンテンツ間の導線設計だ。
覚えておこう。
インターネットがますます発達し、ソーシャルメディアが全盛の今の時代では、人々が、モノやサービスの購入決断をする前に求める情報量が、飛躍的に増えている。
しかし、皮肉なことに情報量が増えれば増えるほど、同時に混乱させてしまう要因となっている。従って、見込み客が、混乱してしまわないように、道筋を用意してあげることが必要だ。
そうすれば、見込み客が求めている情報やコンテンツを、正しいタイミングで提供することができて、お客様とコミュニケーションを取りながら、トータルで喜んでもらえるようなWEBサイト、WEBコンテンツとなる。
ここまで出来て、いよいよWEBコンテンツ作成に取りかかることができる。ここまででご紹介した4つのステップのうち、どれが欠けても、効果的なWEBコンテンツ戦略を実践することはできない。
それでは、ここまでのステップを、あらためて復習してみよう。
この4つのステップを、抜け目無く実践することで、外れのないWEBコンテンツを作り、WEBマーケティング全体のパフォーマンスを改善させることができる。
もう一度、全体をチェックしてみて、OKだったら、さっそくWEBコンテンツ作成に移ろう。
WEBコンテンツに限らず、マーケティングの成否の9割はリサーチのプランニング(計画)によって決まる。最初のリサーチやプランニングが間違っていれば、それ以外の作業をどれだけ頑張っても残念ながら、あなたが望む結果は出ない。
思い込みや先入観から来る主観的意見を捨てて、数字と事実に裏付けされた客観的証拠をもとに、マーケティングプランを組み立てよう。
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