たった一つのブログ記事だけで2万アクセス集めるための5つの戦略

 ブログへのアクセス数は、あまり重要じゃないと言うが、

実は、私はその意見には反対だ。私は、多くの人に読まれているものこそ、本当の価値があると考えている。

なぜなら、ソーシャルメディアが一般に浸透した現在、多くの人に読まれているブログとは、多くの人にシェアされ、後押しされているブログだと言えるからだ。

そして、幸運なことに、メガブログには及ばないとしても、バズ部も多くのシェアを頂けるようなブログになってきた。

例えば、以下は、4週間の間でもっともアクセス数が多かった記事TOP3だ。

以下、証拠画像

始めたばかりのブログとしては、胸を張って良いレベルだと思う。

そこで、本日は、私がブログ記事を書く時に徹底している5つの戦略をご紹介する。そして、これを知れば、誰でも多くの人の読まれるブログ記事を生み出せるようになることをお約束する。

その5つとは下記の通りだ。

  1. 読まれる記事タイトルの2大原則
  2. 絶対必要!アイキャッチ画像
  3. 読者が求めるコンテンツを追求する
  4. 爆発的なシェアを生む2種類の記事
  5. 多くの人にシェアされるための宣伝法

それでは早速、詳しくお話していく。

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1.読まれる記事タイトルの2大原則を徹底する

 ブログ記事は、タイトル次第でアクセス数に大きな違いが出るというのは周知の事実だ。そして、私は、ブログ記事のタイトルに関して徹底している2大原則がある。それが以下の2つだ。

  • 原則① 32文字以内にする
  • 原則② 徹底的に中身を読みたくなるようなタイトルにする

それでは、一つずつご紹介する。

記事タイトルの原則①:32文字以内

ブログ記事のタイトルは、必ず全角で32文字以内に抑えよう。

理由は単純で、国内で最も集客効果の高いソーシャルブックマークの「はてブ」の人気エントリーページに掲載された時に表示される文字数が32文字だからだ。

下の画像を見てみて欲しい。これは、はてブの人気エントリーTOP5をキャプチャしたものだ。赤い線で囲っているものを見てみると、32文字より多い部分は、「…」で切られてしまっていることが分かる。

従って、記事タイトルは32文字以内に納めることが鉄則だ。また、更に徹底するのであれば、32文字よりも31文字の方が好ましい。

なぜなら、31文字にするとTweetされた際に、下図のように、記事タイトルを1行に収めることができるからだ。2行になってしまうよりも1行で表示されている方が、遥かに読みやすい。

さて、お気づきの方もいるかもしれないが、最初に紹介したバズ部の記事の内、タイトルが33文字以上になっているものもある。

しかし、それらは、最初の32文字を見ただけで、十分意味が通り、見た人の興味を惹く事ができるようになっている。これは、偶然ではなく、意図した結果なのだ。

ブログの記事タイトルを32文字以内にすることの有効性は、ChromeLifeさんの『アクセス数が20倍になったブログタイトル32文字の法則』を見ることで、更に詳しく把握することができる。

記事タイトルの原則②:徹底的に中身を読みたくなるようなタイトルを!

記事のタイトル次第でアクセス数は10倍も20倍も変わると言われているが、これは事実だ。なぜなら、ブログ記事が、「いいね!」や、「ツイート」をされる際、タイムラインには記事タイトルが表示される。

下記画像を見て欲しい。

■「いいね!」を押された場合に表示される内容

■「ツイート」された場合に表示される内容

そう、Facebookのニュースフィードや、Twitterのタイムラインに流れてくる記事のタイトルが魅力的であればあるほど、アクセス数が増える。

なぜなら、80%の人は、記事のタイトルだけを見て中身を読むかどうかを決めるからだ。それでは、中身を読みたくなるようなタイトルとは何だろうか?

単純に考えてみて欲しい。それを知るには、人が、忙しい中、時間を割いてまでブログ記事を読んでくれる理由を突き詰めて考えればすぐに分かる。

その理由は一つだけ、「ここに、今私が抱えている疑問や悩みを解消するためのヒントが書いているかもしれない!」と期待しているからだ。従って、ブログ記事タイトルの鉄則は、「その記事を読むことによって得られるノウハウやメリット」を最大限に強調することだ。

この「メリットを強調する」という基本を知らずに、いくら小手先のテクニックを使っても全く意味はない。小手先のテクニックではなく、本質を知りたい方は、「反応を取れるキャッチコピーの作り方|効果実証済みの7つのルール」を参考にして欲しい。


2.必ずアイキャッチ画像を設定する

 ブログ記事を拡散させるためにはアイキャッチ画像は必要不可欠だ。その最も大きな理由は、ブログの見栄えが良くなるからではない。

単純にアイキャッチ画像を入れるか入れないかによって、アクセスが大幅に変わるのだ。

例えば、アイキャッチ画像を設定しておくと、Facebookの「いいね」が押された場合、その画像も一緒にニュースフィードに載る。それが、下の赤枠の部分だ。

Facebook:アイキャッチがある場合

一方、アイキャッチ画像がない場合、下図のように表示される。

Facebook:アイキャッチがない場合

どちらの方が、より反応率が高くなるかは一目瞭然だろう。そして、アイキャッチ画像の重要性は、はてブにも当てはまる。

はてブ:アイキャッチがある場合

はてブ:アイキャッチがない場合

7-38-55のルール」と言うものがある通り、人は、視覚的感覚を最も重視する生き物だ。従って、必ずアイキャッチ画像を設定しよう。


3.読者の役に立つコンテンツを追求する

 いくら記事タイトルやアイキャッチ画像が良いものであっても、コンテンツに価値がなければ、全く意味はない。逆に、少々タイトルや画像の見栄えが悪くても、コンテンツが抜群に良ければ、それは多くの人に読まれる価値のある記事になる。

そこで、私がコンテンツを考える時に、いつも心がけている3つのポイントをご紹介する。

それが下記の3つだ。

  • ① 読者が求めているものを書く
  • ② 読者の顔を思い浮かべながら書く
  • ③ 書く内容が浮かんでこない場合はリサーチする

それでは、一つずつ解説する。

ポイント① 読者が求めているものを書く

自分が書きたいことを書きなさいという方もいるが、私の考えは違う。多くの人に読んでもらいたいのなら、徹底的に読者が求めているものを書く。

人が読みたいのは、「自分にとって役に立つもの」だけであって、それ以外の情報には一切興味がない。

例えば、「誰でも最短かつ確実に売れるコピーライターになるための10の方法」という記事は、 私が、読者のことを無視して自分の言いたいことだけを書いた記事だ。結果は散々で、ほとんど反響を得られなかった。

なぜなら、この記事は、読んだ人にとって何の役にも立たないからだ。

そして、いくら自分が、その記事に自信を持っていたとしても、その記事の価値を判断するのは、自分ではなく読者だ。

読者の役に立って、応援されるようなブログでなければ、沢山のアクセスを集めることはできない。そう、ブログとは本質的には読者のものなのだ。

ポイント② ターゲットの顔を思い浮かべながら書く

読者が求めているものを書くためには、やはりターゲットを絞る必要がある。残念ながら、誰が読んでも役に立つものを書こうとすると、結局、誰にとっても役に立たないものしか生まれない。

従って、ブログの記事を書く時は、1記事ごとに、ターゲットを絞って書こう。

私が、この記事を書いている今、ブログを始めたクライアントの顔を思い浮かべながら、1対1で教えているような気持ちで書いている。

あなたが記事を書くときも、実際に「どういう人が読んでくれているのだろうか?」とイメージしながら書くようにしよう。また、ターゲットの選定方法に関しては、「要注意?!全く売れないキャッチコピーに共通する5つの特徴と解決法」で確認して欲しい。

ポイント③ 思い浮かばない時はリサーチする

ターゲットの顔を思い浮かべると、自然と何を書くかは浮かんでくる。その人が困っていることを解決する方法を書けば良いだけだからだ。

しかし、時には、そこまでイメージできないこともある。そんな時は、簡単なリサーチをすれば良い。「どんな人がどういう情報を求めているのか?」という視点で、多数の「いいね!」や「ツイート」を貰っているブログ記事を探してみよう。

はてなブックマークを使えば簡単に探すことができる。

多くの人にシェアされているということは、それだけ、その情報を求めている人が多いということだ。そして、そのような記事をいくつも読んでいると、自然と人が求めている情報が分かるようになる。


4.シェアされやすい2種類の記事の書き方

 こう言うと、不安にさせてしまうかもしれないが、あなたのブログコンテンツがどれだけ良いものであっても、「見せ方」を間違えると、全てが台無しになってしまう。

そこで、人が好む記事の書き方を知っておこう。その書き方に従えば、誰だって多くの人から感謝されるブログ記事を書けるようになる。

その書き方とは、以下の2つだ。

  • リスト記事 - 「何かをする方法」や、「何かうまく行っていないことを解決する方法」をステップ・バイ・ステップ(箇条書き)で教える書き方。
  • まとめ記事 - 人が知りたいと思っていることを、箇条書きにしてまとめて紹介するという書き方。

バズ部の例で言えば、 『初心者でも15分でできるWordPressブログのインストール法』や、『要注意?!全く売れないキャッチコピーに共通する5つの特徴と解決法』がリスト記事にあたる。

一方、『見直すだけで成約率3割増!セールスコピー35個の最終チェック項目』や、『組み合わせて使うだけで高い効果を出すキャッチコピーの基本型30選』がまとめ記事にあたる。

これらの記事の書き方が好まれる理由は2つある。

一つは、さっと見ただけで、内容を把握しやすいということ。もう一つは、後で、自分用のチェックシートや情報源として使えるということだ。

今まで、書いても書いてもあまり反応を得られなかった人は、この2つの書き方のうち、どちらかを実践してみよう。結果は保証する。


5.記事を書いたら宣伝する

 最後に、大事なことなのに、やっている人があまりにも少ないというのがこれだ。

せっかく丹精込めて、人の役に立つ記事を書いたとしても、ただ、ブログに公開しただけでは、誰も見に来てくれない。それでは、レストランを始めて、全く宣伝もしていないのにも関わらず、「お客さんが来ない」と嘆いているのと同じだ。

お客さんを集めるには宣伝をしなければならない。それはブログも同じで、記事を書いたら宣伝することが大事だ。宣伝して集めた数人の読者が、あなたのブログ記事を見て気に入ってくれたら、「いいね」や「ツイート」ボタンを押して、友人に記事を紹介してくれる。

その紹介の輪が、大きくなるに従って、あなたのブログが大きくなるのだ。私がブログの宣伝に使っているのは、下記の5つだ。

  1. 交流会 – 私は交流会に出るたびに、ブログをやっていることを伝えている。そして、このブログが相手にとって何の役に立つのかという点と、毎晩18時に更新しているという点も併せて伝えている。すると、興味を持った方は、毎日18時にチェックしてくれるようになる。

    とても単純だが、効果は絶大なので、以下の4つの宣伝手段がない人は、交流会で多くの人と、友達になろう。そして、友達に、あなたのブログの一番のファンになってもらおう。?

  2. メルマガ – 2年前から配信しているメールマガジンで、ブログの宣伝をしている。嬉しいことに、毎回、全読者の内10%の人が、メールマガジンから当ブログの最新記事へとアクセスしてくれている。
  3. Facebookページ – ブログの更新と同時に、Facebookページにも更新情報を流している。すると、いつも平均して、大体7%ほどの方が、そこから、ブログの最新記事にアクセスしてくれる。現在、バズ部Facebookページのファン数は、約1400人なので、毎回100人もの人が、記事を更新してすぐにチェックしてくれている。
  4. Twitter – Twitterもブログの更新と同時に配信している。現在、Twitterからのブログ到達率を計測するツールがないので、クリック率は分からないが、ここからも濃い読者の方が生まれている。(計測ツール、どなたか紹介してくれませんか??)
  5. RSS – ブログを更新するたびに、RSS登録者に更新通知が行くようになっている。バズ部のRSS登録者は、まだ250人ほどだが、ここからも毎回10%ほどのクリックを頂けている。

こうやって、意識的にブログ記事を宣伝すると、自然と「いいね!」や「ツイート」の数が増える。そして、読者にとって、特に役に立つ内容であれば、驚くぐらい多くの人にシェアされることになる。

覚えておいて欲しい。

あなたのブログにアクセスが来ないのは、あなたが宣伝をしていないからだ。最初は、小さな効果しか得られないかもしれないが、継続することによって、どんどん宣伝網が大きくなっていく。

この宣伝網の必要性や有効性は、バンクーバーのうぇぶ屋さんの『「公開一週間で10000PV」ダメブログを見直し月間10万PVにするまでの激闘』の「サイト公開後、Twitterが予期せぬ起爆剤になった」の項が、非常に参考になる。

もちろん、私も参考にしたものなので、必ず読んでおこう。


最後に

 これは、ブログ記事だけに限ったことではないが、物事には「結果の出る方法」と「結果の出ない方法」の2つがある。

それにも関わらず、人はなぜか、これが今までの伝統だからと「結果の出ない方法」にこだわってしまう傾向がある。これはもちろん、私も含めて、全員が持っている傾向だ。

物事がうまくいっていない時は、一度立ち止まって、自分が「結果が出ない方法」に固執していないかと問いかけてみよう。そして、頭をリセットして、成功事例の研究をしたりして、改善点を探ったりして、再挑戦すると良い。

時には、それまで積み上げて来たものを全て諦めなければ行けない時も出てくるかもしれないが、結果が出ない方法を続けるよりは遥かに良い。

もし、今までブログをやってきて、思うようにアクセスが伸びなかった方は、今日の記事を参考にして、また1から取り組んでみて欲しい。

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