公開後2年経っても反応があるのが良質なコンテンツである

良質なコンテンツとは何か?

「コンバージョンがとれるもの」「いいねが多いもの」「SEO上位のもの」など様々な考え方があるが、どれも1つの指標に過ぎず定義が曖昧なため、自分でしっかり咀嚼して判断基準を持っておかなければならない。良いコンテンツとは何か、理解を深めることはコンテンツ発信者として重要な課題だ

だが、実際「良質なコンテンツの定義」を明確に持っている人は、SEO関連の業者も含めて驚くほど少ない。そのため、本質的な理解を深める機会が少ないのが現実である。

これまで支援させていただいたクライアントからも、下記のようなお声を多くいただいてきた。

良質なコンテンツの定義に関するお声
・バズ部さんは「良質なコンテンツ」について明確に定義していた。さらにその考え方を裏付ける実績もあり、十分に納得できるものだった
ソウルドアウト株式会社|デジタルマーケティング事業会社/500名規模

・どの会社よりも「良いコンテンツ」の定義を明確に持っていたのがバズ部さんだった
株式会社シマンテック|セキュリティ事業のグローバルカンパニー/数名規模

良いコンテンツの判断基準がないと、いくら頑張ってコンテンツを作っても結果が出ない。何も知らずに一度成功できたとしてもそれは運でしかなく、再現性が低いため継続的に成果を出すことは難しい。

逆に言えば、良質なコンテンツの定義や判断基準さえ持てれば、記事制作に投入する時間も人的リソースも、作成した記事のすべてが、あなたの事業を24時間365日支え続ける強力な「資産」へと変わる。

私たちが支援させていただいてきたクライアントも実際に、良質なコンテンツの定義や判断基準をもとにコンテンツ制作に取り組んだことで、業界や規模を問わず、数年以上にわたり右肩上がりの成果を出し続けている。

会社名
(サービス/規模感 順)

良質なコンテンツ制作の成果
ベリーベスト法律事務所
(法律事務所/約500名規模)

広告依存状態

広告費ゼロで
・月間お問い合わせ 4,400件超
・月間210万PV

武蔵コーポレーション株式会社
(不動産販売/約200名規模)

広告依存状態

・2年9ヶ月で累計106億円売上
・3,820以上のキーワードで検索トップ表示

株式会社ベビーリース
(ベビー用品レンタルECサイト/約50名規模)

・年間受注数14.4倍増
※85件→1,225件
・月間PV20万達成(最高165万PV)
※メディア立ち上げから12ヶ月で

弁護士法人グラディアトル法律事務所
(ナイト系弁護士/3事務所)

・問い合わせ約7倍(月6件→44件)
・サイト経由の集客が全体で2〜3倍増加

そこで今回、バズ部の300ほどの記事に加え、良い記事と評価されているコンテンツを集め、「良質なコンテンツに共通するもの」を分析し、良いコンテンツの判断基準をできる限り言語化した。

この基準を正しく理解できれば、コンテンツを長期的な利益を生み続ける「事業資産」へと変える第一歩を踏めるようになる。

そして実際に第一歩を進んだ末に、下記の私たちのクライアントの言葉のように、現場レベルの手応えを実感できるようになるはずだ。

・テクニックに頼るSEOとは違い、一つひとつのコンテンツが自分の財産になった
・最も価値があったのは、ビジネスの本質に気づけたこと。『ユーザーのためになるものを提供し続ける』という確信を、肚(はら)落ちさせてくれた
・これまで自分たちに都合のいいニーズを捏造していたことに気づかされた

ぜひみなさまのビジネスに役に立つよう、ぜひ参考にしてほしい。

また、私たちバズ部は12年で400社以上のメディア支援を行い、

  • 立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売上を産んだ不動産メディア
  • 8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリメディア

など大きな成果を挙げ続けている。

各サイトの成功要因をインタビューしているので、
あなたのサイトに役立てて欲しい
25サイトの成功事例インタビューはこちら

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まず、良質なコンテンツに対する誤解を取り払おう

良質なコンテンツの定義は、会社によって様々だろう。SEOで上位表示されるコンテンツや、ソーシャルで拡散されるコンテンツが良質なコンテンツと考える方も多い。

事実、これまで私たちが支援させていただいたクライアント様の中で、最初から「良質なコンテンツ」を100%正確に定義できていた人は、ただの一人もいなかった。

しかし一方、その本質を正しく理解し、愚直に体現し始めた途端、それまでの停滞が嘘のような驚くべき成果を叩き出した事例が、数多く存在するのである。

これは別に間違いというわけではないが、1つの指標に過ぎず、それだけに囚われていると良質なコンテンツは作れないと私は考える。まずはそこをお話しさせてほしい。

誤解1:SEO上位=良質なコンテンツとは言えない

上位表示されているコンテンツが必ずしも良質なコンテンツとは限らない。感覚値としても多くの人がそう感じているのではないだろうか。悩みがあって検索1ページ目の記事を全て見たが全然解決しない!といった経験は何度もあるはずだ。

その理由はシンプルで、まだGoogleの評価精度がまだ完璧ではないからだ。Googleも年々アルゴリズムをアップデートさせて進化してはいるが、まだまだ正確には評価できていないと感じる。

逆に言うと、実際バズ部の記事で「すごくいい記事!」「紙で印刷してもっておきます!」などと評価いただくことが多い記事が、SEOがそれほどよくないことはざらにある。

SEOはよくなくても、ユーザーから評価いただく記事は、比例して問合せも発生していてビジネスを支えてくれる記事でもある

では「ユーザーからの評価(今回はUGC)」と「SEO順位」を比較した次の表を見てほしい。

記事タイトルUGC数(ユーザー投稿)SEO順位
観光客を35倍にした熊野古道の完璧なコンテンツマーケティング1,450「コンテンツマーケティング」圏外
数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」361「タイトル つけ方」20位
成功したい人に見て欲しい世界の起業家やマーケターの99の格言92「マーケティング 格言」1位
SEO効果アップ!サイトマップの仕組みと理想的な作成方法を紹介18「サイトマップ」1位

※UGC数…ツイッターで発生した総UGC(ユーザー投稿)数。SEO順位は2021年3月28日時点。

まず1,450とUGC数が圧倒的に多い “観光客を35倍にした熊野古道の完璧なコンテンツマーケティング” の記事だが、「コンテンツマーケティング」では圏外だ。「熊野古道 コンテンツマーケティング」であれば1位だが、検索数はほぼないのでSEOで成功しているとはいえない。しかし、この記事は公開後1年経っても定期的にコメントがあり、評価いただいている記事と言える。

この記事を経由して問合せも発生していて、これまであまりリーチできていなかった観光関連のリードも獲得することができた。ビジネス的な成果も大きく意義のあった記事だ。

また、SEO順位20位で良いとは言えない “数字で証明!5倍以上のクリック率を叩き出した「タイトルのつけ方」” の記事は、361もの評価コメントをいただき、2017年の公開後、今でもほぼ毎月のようにコメントがある記事だ。この記事でバズ部を知っていただいた方も多い。

しかし逆に、サイトマップの記事はSEO1位だが、評価のコメントは18と比較的少ないことがわかる。実際に、上位記事を参考にすることをやめて、本当にユーザーにとって重要な情報は何か、突き詰めて考えてコンテンツを制作し、圧倒的な成果を上げた事例をみてほしい。

事例:株式会社CLIFFTRADING
上位記事を参考にするのをやめて
PV約7倍・CV約5倍増を叩き出した物販コンサル企業

会社概要

業種:EC販売・EC物販コンサルティング業
規模感:12,600名以上・45事務所

戦略

・上位記事の内容や構成を参考に記事を執筆することをやめた
・潜在的な顧客の悩みに寄り添って訴求範囲を拡大した

実際の成果

・ 月間問い合わせ件数が30件→173件に増加
・月間約19,400PV→149,000PVに増加
・アルゴリズムの変動に影響されない強いメディアを構築

※参考:事例 / ニッチ領域でも2年で月30件→173件の問い合わせ増加を実現した物販コンサル企業

これらの事例が証明しているのは、SEO上位という指標は、良質なコンテンツが生む成果の「一面」に過ぎないという事実だ。

もちろん、記事のテーマや公開タイミングなど様々な要素が関わってくるが、必ずしもSEO上位が良質なコンテンツであるとは言えない。

ユーザーニーズの深いニュアンスを捉えた「質の高いコンテンツ」さえあれば、前向きに自社サービスを検討してくれる優良な見込み客を確実に獲得できる。

決して良質なコンテンツがSEO上位に上がらないというわけではない

ここまで「検索上位=良質とは限らない」「順位が低くても成果は出る」という事実を伝えてきたが、決して「良質なコンテンツはSEOで上がらない」と言っているわけではないことは補足しておきたい。

むしろ、検索ユーザーのニーズを深く、長く満たし続けることができる記事であれば、検索上位に食い込むのは当然の結果である。

例えば、バズ部で2人3脚で伴走してきたクライアントにおいて、良質なコンテンツの定義を正しく理解し、徹底的にユーザーに向き合った結果、「上位表示」と「長期的なコンバージョン」を同時に手に入れている事例が数多く存在する。

・検索1位表示率:約53%
・PV増加率平均:約4.1倍
・CV増加率平均:約6.5倍

私が伝えたかったのは、SEOの順位はあくまで「一つの結果」に過ぎないということだ。しかし、「本質的な質の定義」を理解した上で作成されたコンテンツは、結果的にGoogleからも、そして何よりユーザーからも選ばれる。

この後、読み進めてもらえれば、良質なコンテンツとは何か、そしてその判断基準は何か理解を深めていけるようになっているので、ぜひ続けて読み進めてみてほしい。

誤解2:一過性のソーシャルシェア=良質なコンテンツとは言えない

批判を除いて、ソーシャルで拡散されるコンテンツは良いコンテンツと定義する方は多いだろう。わざわざシェアするということは価値を感じたということなので、それは間違いない。

しかし、ソーシャルで一時的に拡散されたからと言って、良質なコンテンツであるとは必ずしも言えないと考える。

以下の表は、バズ部の記事のツイッターUGC数(ユーザー投稿)が多い順に並べたものだ。
ここでのUGCの定義は、記事URLを含んだツイート、それに対するリツイートとしている。botと思われるものはできる限り除いた。

UGCが多い記事一覧

例えば、8番目にUGC数が多い「バカ売れサイトがやっているお客様の購買心理に基づくサイト分析法」の記事を見てみよう。

数値で見ていくと、2012年11月の公開時には346ものUGCを獲得しているが、それ以降は全くと言っていいほどUGCは発生していない。

UGC数

サイトへの流入を見てみても、公開当初は3万PVほどに到達しているが、その後は1/10ほどに落ちている。

ページビュー数

もちろん一時的な拡散で認知度が上がるなど効果があっただろうが、本当にユーザーが価値を感じてくれているのか?という点に疑問が残る

記事の内容的には特に流行り廃りの内容ではない。しかし継続的に見てもらえていないし、ユーザーがツイートするほどの感動を与えていない。

SEO上位記事やソーシャルシェアを頼りにしつつも
ユーザーの役に立つ情報を発信してきた方へ

ここまでお読みいただいた上で、でも「自分はユーザーの役に立つ情報は何かを考え、取り組んでいるから大丈夫だ」と感じる方もいるかもしれない。

しかし、今成果が出ていないのだとしたら、その取り組みは本質的な「良質なコンテンツ」から逸れてしまっている可能性がある。

「役に立つ」という抽象的な基準だけでは、確かな手応えを得ることは難しく、迷走を招く原因にもなりかねない。

これまで積み上げてきた努力を決して無駄にしないために、一度私たちバズ部の視点を取り入れてみてほしい。今のメディアが解決すべき課題や最短で成果を出すための取り組み方法を、ぜひ私たちの言葉で直接お伝えできればと思う。


公開後2年経っても反応があるのが良質なコンテンツである

あくまでバズ部の考えだが、公開後2年経っても反応があるのが良質なコンテンツだと考える。

一時的に拡散されたかどうかよりも注目してほしいのは、「コンテンツ公開後しばらく経っても、定期的に反応があるかどうか」という点だ。一過性なものではなく、長期的に価値を提供し続けるコンテンツであるかどうかがわかる。そういったコンテンツは、本質を捉えている本当に良質なコンテンツで、長い間あなたのビジネスを支えてくれる大きな存在となる。

ここからは、バズ部の例と私たちがご支援させていただいたクライアントの例とでそれぞれご紹介していこう。

(1)バズ部の例

主にチェックしているのは、ツイッターでのUGC(ユーザー投稿)発生頻度だ。もちろんバズ部では良いコンテンツだけを発信しているつもりだが、特に「この記事はいい」と思うものは、公開後も継続的にUGCは発生している感覚がある。

数値で確認してもそれが証明されている。

下記は、記事公開後2年間のUGC発生の状況をチェックしている表だ。記事は総UGC順に並べている。

2年間のUGC数

公開後3ヶ月、6ヶ月…と3ヶ月おきに分け、UGCが全期間発生する場合は○、一切発生しない期間があれば×としている。(「ー」は公開後2年経過しておらず計測不可のもの)

同じくらいの総UGC数を獲得していても、○の記事と×の記事が混在していることがわかる。

(2)バズ部でご支援させていただいたクライアントの例

メディア立ち上げから12ヶ月で月間20万PVを 達成。3年後にはメディア経由での年間受注数を約14.4倍増やし1,225件の受注を獲得した例

社名

株式会社ベビーリース

業種

EC(ベビー用品レンタル専門店)

所在地

千葉県松戸市

従業員・事業所数

51名

株式会社ベビーリースはベビー用品レンタル専門ECサイトで、メディアの立ち上げ初期からご支援させていただいたクライアントだ。

立ち上げ初期に集中的に制作した「 ベビーベッド」関連の記事が、3年経過した現在でも主要キーワードで上位表示を維持し続けている。特に「ベビーベッドレンタル最安値ランキング」の記事は、3年経った今でも1位表示を継続し、資産としてコンバージョンに貢献し続けている。

上位表示達成キーワード(平均掲載順位)

検索数

ベビーベッド サイズ(1位)

3,600

ベビーベッド 大きさ(1位)

590

ベビーベッド いつまで(4位)

9,900

ベビーベッド ミニサイズ(1位)

1,300

ベビーベッド レンタル 安い(1位)

720

ベビーベッド 置き場所(1位)

320

ベビーベッド 必要(3位)

1,000

ベビーベッド ロータイプ(2位)

260

ベビーベッド サークル(2位)

390

2019年に全くのゼロからスタートしたオウンドメディアだが、当初と比較すると3年後に受注数を14.4倍伸ばし、メディア経由での年間受注数を1,225件に伸ばすことに成功した。

ゼロスタートのオウンドメディアの成功事例の詳細をみる

ここまで、良質なコンテンツによって長期間かつ飛躍的な成長を遂げたケースを紹介してきたが、いかがだろうか。

もし、貴社の業界や事業規模に近い「より具体的な成功イメージ」を確認したいのであれば、ぜひ下記の計25サイトの成功事例インタビューを参考にしてほしい。

25サイトの成功事例インタビューはこちら

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同じテーマの記事でも良質かどうかで長期的に発生するUGCには大きな差が生まれる

公開後2年経っても定期的にUGCが発生している◯の記事と、発生していない×の記事の違いは何か。

例えば同じテーマの記事を比較してみよう。どちらもキャッチコピーに関する記事だ。

UGC発生の差

総UGC数としては(1)の方が多いのだが、UGCが発生しない期間が2度ある。この違いは何か?

実際の記事を読んでみてほしい。Webライティングに携わっている方なら、記事の内容を比較して見ればピンとくるはずだ。

目次構成だけをとっても、(1)と(2)では下記のように読者に与える印象が大きく異なっている。

上位表示達成キーワード(平均掲載順位)

検索数

1.ターゲットを極限まで絞っていない
STEP1:デモグラフィック変数の収集
STEP2:サイコグラフィック変数の収集
STEP3:ターゲットを一人の人間にまで落とし込む

2.顧客の根源的な痛みを理解していない
3.ベネフィットを伝えていない
4.イメージやセンスに頼り切っている
5.信用できない(必要以上に伝えている)
まとめ

「新情報性」を表現するキャッチコピー
型1.「ご紹介」から始める
型2.「発表」から始める
型3.「新」から始める
型4.「いま、さあ、ついに」から始める
型5.「とうとう、いよいよ」から始める
型6.日付や時間を入れる
型7.ニュースネタ風にする
型8.その他の「新情報性」がある言葉を使う
・・・

公開後2年経ってもUGCが発生している(2)の記事のほうが、具体的なアイデア集で実践に役立つ記事ではないだろうか。実際にライター10名に聞いてみたところ、約80%が(2)の記事を評価した。これは、キャッチコピーに悩んでいる人は「すぐに実践できる色々な型を知りたい」という潜在ニーズがあるからだ。具体的なアイデア集があれば、今まさに作っているキャッチコピーに当てはめることができる。

その他の記事を見ても、やはり評価 “○”の記事は、ほとんどが現在も良い記事と評価されているものだ。

もちろん、記事公開直後のソーシャルでの反応も非常に大事だ。しかし、本当に良質なコンテンツというものは、公開後しばらく経ってから本領発揮すると私は思う。だからこそ、自分の記事が「ソーシャルで拡散された!」「SEOで上位表示された!」という一時的なものに甘んじず、長期的に評価を続け、もっとよいコンテンツにできないかを模索し続けることが必要なのだ。


良質なコンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるもの

では結局のところ、良質なコンテンツとは何なのか?どうしたら長く愛されるコンテンツになるのか?

先述の「公開後2年経っても反応があるバズ部記事」や、バズ部の記事以外でも「素晴らしい!」と思った記事の共通するものが何かを考えた。

新しい独自の情報、大きく感動する内容・・・様々な考え方はあるが、バズ部が定義したものがこれだ。

コンテンツとは見た人の「人生の質」を上げるもの

こう聞いて、「一介の記事で大げさだ」「自分たちにできるのか」と戸惑う方は多いだろう。過去、私たちのクライアントからも多く声をいただいてきた。だが、あえてお伝えしたい。まずは、この基準に向き合う「覚悟や熱量」が非常に重要なのである。


実際に、バズ部とともに良質なコンテンツ制作に取り組み、成果をあげたクライアントからのお声を、全文引用でお届けしよう。

・コロナ禍に2名体制でCVを26倍にした企業
バズ部との取り組みにおける一回目のミーティングで担当者が「情熱が大事だ」と訴えかけてきました。当時は当たり前のことのように聞こえましたが、今の私たちも「情熱が大事だ」と訴えかけたい気持ちでいっぱいです。

本当に情熱が欠かせないからです。言葉では上手く表現できないのですが、情熱が少しでも欠けていればきっと上手くいきません。中途半端な想いでできるほど、甘い取り組みではないです
株式会社モダンアルファ 事業責任者 大島様


「相手の人生を変えてやる」という気概があるか。その熱量こそが、読者の行動を動かし、結果として良質なコンテンツを生むための絶対条件となる。

そのため、ユーザーがコンテンツ読み終わったその先にプラスの結果があるかどうか。そこに焦点が合っているかどうかが、良質なコンテンツになるかどうかの別れ目だと考える。「へえ〜なるほどね。」で終わるコンテンツで、長く愛されるものはほぼない。自分の悩みに対して提案がこれ以上ないくらいに具体的で深いインサイトが入っていて、自分も実践せずにはいられない、さらには実践したら良い結果が本当に出るコンテンツ。

例えば、

・詳しいマーケティング手法の記事を見て、実践したら本当に成果が出た
・書いてあった通りにコミュニケーション法を実践したら、好きな人と結婚できた
・ファミリーにおすすめと紹介されていた通りのプランで旅行に行ったら、本当に素晴らしくて最高の思い出ができた

こういったコンテンツこそありがたく、記憶に残るし、何度も読み返したいし、周囲にも教えてあげたくなるはずだ。だからこそ長く愛されるコンテンツになるのだと思う。

もう少し噛み砕くと、バズ部ではコンテンツ作成の際に以下のような基準を持っている。

ユーザーにとって価値あるコンテンツかを判断する基準

バズ部ではこの定義でクライアントのコンテンツ制作をサポートしてきているが、この定義を持って作るとコンテンツの質が圧倒的に向上するのを感じている。

単に検索キーワードに沿って作っていくだけでは、「質問に答えるだけ」のコンテンツにもなり得る。そうではなく、読む人のその後まで想像して、ある意味コミットして作っていく。この意識の差で提案内容、内容の深さ、言い回しなどあらゆる要素が変わってくるのだ。

例)読む人のその後まで想像した時とそうでない時の違い

読み終わった瞬間だけ考える読み終わった先の変化まで考える
コンテンツマーケティングの手法がわかるコンテンツマーケティングの手法がわかり、すぐに実践することによってリード獲得が従来の5倍に増えた。社内でも評価され、念願だった昇進ができた。
→初心者でもすぐ実践できるように、できる限り具体的に記載する必要が出てくる。社内で結果を共有することも見据えて、適したコンテンツの評価や測定方法も提示。

ぜひ、「見た人の人生の質を上げるコンテンツ」を意識してコンテンツを作ってみてほしい。

 

良質なコンテンツ作成への不安や進め方に迷ったら
一度バズ部を頼ってほしい

ここまで読んで「どのように良質なコンテンツを作成すべきか」「自社でも同じような成果を出せるだろうか」と不安を感じている方は、一度バズ部へ相談に来てほしい。

なぜなら、私たちは15年以上の支援実績に基づき、業界や規模を問わず、再現性高くコンバージョンを生むためのノウハウがあるからだ。

事実、ご支援した会社の約35%以上が、長期的な成果を上げ続けている。AIの成長スピードが加速し、検索行動の前提が変わりつつある今、「本質的な課題にいち早く取り組めるかどうか」が、ビジネスの成否を大きく左右する。


商談の場では、まず御社のメディアをプロの視点で分析。コンバージョン増加のため、今本当に取り組むべき課題をお伝えしよう。

最短ルートで成果を掴みとるための「判断材料」として、ぜひ私たちを頼ってほしい。

 


良いコンテンツを作るためのヒント「30の価値要素」

では人生の質を上げる、価値の高いコンテンツをどうやって作るか?
そのためにはまず「人が何に価値を感じるか」を理解する必要がある。

「逆説的なメッセージを入れるとバズる」とか「キャッチーな要素を入れると閲覧数が伸びる」などの小手先のテクニックだけでは、大量のコンテンツが溢れる現代では戦えない。「価値とは何か」という根本を理解した上でコンテンツを作っていかないと、長く愛される良いコンテンツは作れないと私は思う。

価値の指標として非常に参考になるのが、Bain&Company社が定義した「BtoC 30の価値要素」だ。これは、マズローの5段階欲求をベースに1万人以上の消費者分析から価値要素を30に細分化して定義したもので、「人生の質を上げる」という点を客観的に分析するために活用できる。

BtoC 30の価値要素

ハーバードビジネスレビューにも論文が載っているのでぜひ見てほしいのだが、研究結果について一部簡単に解説すると、以下のようなことがわかっている。

・数多くの商品やサービスの提供している価値を研究した結果、どの業種業界でも商品そのものの「品質」が最も重要である。品質の面で競合を下回ると、他のどの要素を持ってしても挽回することはできない。

・約30の価値要素のうち複合的にいくつもの価値を高いレベルで保有している商品やサービスは、長く愛されるブランドを維持している傾向がある。

・機能的価値をしっかりと持っており、さらにより高次元の欲求(希望やビジョン、モチベーションなど)を提供することができればさらにユーザーは価値を感じる。

つまり、あなたがコンテンツを作る際に意識すべきは以下のようなことだ。

  • 高い品質に加え、2〜3の複数の価値を込めること
  • より高次元の欲求に対する価値が加わっていること

こういった「どういう価値を与えたいか」という意識が頭にあった上で書いたコンテンツとそうでないものに差が出ることは想像に難くないだろう。

ただ併せて注意すべきなのは、「どの価値にしようか」と種類を選ぶだけでなく、価値の「絶対値」にも目を向けなければならないことだ。あなたの与えたい価値が新しいか、希少性が高いか、世の中の期待を超えるものか。競合するコンテンツと比べて価値の絶対値が高くないと、いくら種類を揃えても仕方がない。種類と絶対値の両軸で考えることで、自分がどこで勝負すべきかが見えてくるはずだ。


バズ部がすごい!と思った良質なコンテンツ

ここで、バズ部が「すごい!」と感じた良質なコンテンツをいくつか紹介しよう。弊社では社員それぞれが良いコンテンツを見つけたら社内に共有するようにしている。中でも反応が多かったものを紹介したいと思う。

30の価値要素と照らし合わせて解説していくので、もう少し良質なコンテンツへの理解を深められるはずだ。

結論から言うと、紹介する良質なコンテンツには、
・高い「品質」
・「人生の変化」の要素

この2つが必ず入っている。詳しくお話していこう。

【1時間で分かる】P&G流マーケティングの教科書

P&G流マーケティングの教科書

https://note.com/141ishii/n/na578fec5ef84

この記事は、P&G出身の筆者がマーケティングの思考法について体系的にまとめた記事だ。高いマーケティング力を評価されているP&Gの考え方を約3万字で解説している。ソーシャルではたちまち拡散され、noteのいいねも1万7千ほどついている。バズ部でも本記事公開後話題となり、半年以上経った今でも見返す記事としてストックされている。

ではこの記事の価値要素について見てみよう。

価値要素内容
品質マーケターとしての専門知識
整理・整頓膨大なマーケティングの内容を体系的にまとめている
情報提供P&Gの具体例を随所に入れている
モチベーションマーケターのモチベーションを上げる

「品質」は筆者のマーケターとしての専門知識だ。経験からくる実践的な知識となっている。

「人生の変化」では、「モチベーション」が主なものだと考える。膨大なマーケティングの内容をわかりやすくまとめ、さらにP&Gの具体例を入れて知的好奇心をくすぐるものになっている。実際、ソーシャルでも「マーケティングおもしろい!」「刺激になった」というコメントを目にする。

特にデジタルマーケティングでは小手先のテクニックが注目されがちだが、根本的なマーケティングの意義と目的に立ち返らせてくれる記事だ。この根本の思考を正さないと大きくはずれたビジネスになってしまう可能性があるし、マーケティングに関わる人々を大きく支える存在となっている。

多くの採用サイトが間違っていると私が思う理由

多くの採用サイトが間違っていると私が思う理由

https://baigie.me/sogitani/2017/06/recruit_site_is_not_good/

この記事は、制作会社ベイジの枌谷さんが企業の採用サイトに対して問題提起しているものだ。本当に求職者の立場に寄り添ったサイトとは何か、自身の経験やマーケティング視点から本質をついた強い主張をされている。「本当にそうだな」と納得の内容で、実際にバズ部が採用サイトを刷新する際にも参考にさせていただいた。ベイジ社に注目するようになったのはこの記事がきっかけだった

価値要素内容
品質Web制作とマーケティングの知識、判断力
品質経験から持つ洞察力
情報提供悪い採用サイトの具体的な例とその根拠
希望採用に悩む企業にとっての希望

「品質」は枌谷さんのWeb制作とマーケティングの知識、そこからくる判断力。そして求職者の立場に立った洞察力だ。

多くの採用サイトに違和感を何となく感じていた人もいるとは思うが、ここまで具体的に深堀って強い主張しているのは見たことがない。これまで採用サイトを問題だと思っていなかった人も、ハッと気付かされる内容だ。

「すべき」コンテンツが役に立たない理由

「すべき」コンテンツが役に立たない理由

https://cxl.com/blog/should-how-fallacy/

これはアメリカのマーケティング会社CXLの創業者Peep Lajaが書いた記事だ。彼が主張するのは、「〜すべき」というコンテンツは一見素晴らしいコンテンツに見えるが、「なぜ」という部分に焦点があたりすぎて、「ではどのようにやる?」という部分が欠けていることが多いということだ。それでは読み手にとって実践的ではなく役に立たない。

そういった役に立たない「すべき」コンテンツが生まれる理由は、単に「簡単に作れてしまうから」。Googleが好きそうな学術的な根拠を切り貼りすればできてしまうし、逆に従来の常識を覆すような主張はGoogleは評価してくれない。この記事では「どのように」という部分が最も大事として、実践的提案ができるような方法を書いている。

価値要素内容
品質様々なコンテンツを見た経験からくる洞察力
情報提供役に立たないコンテンツがある理由と役立つコンテンツを作り出す方法
モチベーションより良いコンテンツを作るためのモチベーション

この記事の素晴らしい点は、「多くの「すべき」コンテンツが役に立たない」という問題提起だけでなく、解決するための重要ポイントも納得できる内容だという点だ。実践的内容を見つけるための専門家へのヒアリング方法、行動ステップの具体的な書き方などが事例を交えて解説されている。

「実践的な内容を書く」という考え方は元々バズ部でも大事にしていたものだが、改めて大事だと感じたしコンテンツを見直すきっかけとなった。定期的に見返すコンテンツとしてストックしている。


まとめ

☑︎「SEOが上位」「一時的にソーシャルで拡散された」からといって良いコンテンツとは限らないことを認識しよう
☑︎公開後2年経っても反応があるのが良いコンテンツ。あなたのコンテンツを振り返ってみよう
☑︎良いコンテンツを作るために「人が何に価値を感じるか」その根本を探ろう

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