3ヶ月で年100件ペースのAI検索経由の問い合わせを実現した大手司法書士事務所

  • 3ヶ月でAI検索経由の問い合わせ3件/月→8件/月を実現(2.6倍)
  • 目標プロンプトで圏外→1位表示を複数達成

AI経由のアクセスは価値が高い、と言われるが本当か?と思う人も多いだろう。

この事務所は、わずか3ヶ月でAI検索経由の問い合わせを月3件→月8件へと引き上げ、年100件ペースの問い合わせ獲得を実現した。

着目すべきは、その問い合わせ率の高さだ。

今回の8件コンバージョンはわずか227のAI経由アクセスで達成したものだ。これは単純計算で問い合わせ率約3.5%に相当し、SEO経由の通常の問い合わせ率(一般的に0.1%とされる)と比べても、極めて高い数値だと言える。

また、目標としていたプロンプトでも軒並み1位表示を実現した。

大阪の司法書士法人様(相続領域)

今回はどの様にこの成果を実現したのか?3ヶ月のプロジェクトの様子をお伝えする。

クライアント情報
大都市圏で相談対応を行う大阪の司法書士法人
(創業15 年以上。複数名の士業資格者と専門スタッフで運営する士業事務所)

得られた成果

【AI経由の月間問い合わせ数】

月3件(2025年11月) → 月8件(2026年1月)
※支援期間:2025年11月〜2026年1月

【目標としたプロンプトの表示順位】

・「◯◯で◯◯を依頼できる事務所を教えて」圏外1位
・「◯◯の◯◯を依頼できる事務所や企業を教えて」圏外 1位
・「相続に強い◯◯の司法書士事務所を教えて」2位 1位

特定につながる一部表現は◯◯に変換
※成果数値は中立的な環境から計測が行えるツールで「Google AIモード」上の順位を計測


お客様の課題

今回のお客様は、取り組み前は下記の様な課題を抱いていた。

減り続けるアクセス。問い合わせの量も右肩下がり

当事務所のメディアは、相続領域で2024年は月間平均30万PVを誇る大型メディアであった。

定期的に記事の公開・リライトは行っていたものの、AI検索やAI Overviewsの登場により、2025年の累計PVは前年から約25%落ち込んだ

▼GA4上で2025年1月〜10月の累計PVは前年同期比で23.86%減少表示回数

問い合わせの数も、アクセスの減少ほどではないものの、同様に右肩下がりの状態に陥っていた。

AI対策への打ち手が全く打てていない

また、AI検索が今後より一層広がっていくことは明確で、代表の方は「現状の打ち手を続けていても状況は悪化し続ける」という課題感も持ち合わせていた。

この事務所は、SEOの黎明期に私たちとメディアを立ち上げ、先行者優位を確立することで売上を大きく伸ばしてきた事務所だ。

代表の方は今のAI検索がかつてのSEOの状況と似ているという感覚も持ち合わせており、何か手を打たなければという思いを強く持たれていた。

しかし、情報が錯綜する中で「FAQを入れることに意味があるのか?」など、何が本当に成果につながる施策なのかが分からず、手を打てていないという状況にあった。

実際、見出しの書き換えやQ&Aの追加といった「表層的なAI対策」の情報は世の中に溢れている。だが、それが本当に問い合わせ増加につながるのかは判断できず、優先順位をつけられないまま様子を見ている状態が続いていた。


今回行ったアプローチ

AI対策でまず行うべき18の施策を3ヶ月でバズ部が実施

まず、私たちがAI対策で初期に行うべき18の施策を実施。AI検索対応に必要な施策を3ヶ月という期間で一通り実行する事に成功した。

私たちが提供している「AI対策90日プログラム」では、AI対策の中でも今行うべき施策を一括して行うプランだ。

<行う施策の一例>
・目標プロンプトに対応した特化ページの作成
・外部サイト上の事務所プロフィール・紹介情報の整備
・トップページやサービスページに掲載する強み・実績の見直し
・第三者サイトへの掲載依頼

▼行った18の施策一覧シート(詳細は非公開)行った18の施策一覧シート

施策は技術面・コンテンツ面・自社の評判向上という3つの観点から実施している。

これらの施策をスムーズに進めるため、実行の大部分は私たちが担当。お客様側の工数をほとんどかけることなく、私たちが全体の8割以上を担いながら、AI対策の体制を構築した。

事務所の強みを徹底的に言語化

行った施策の中で1つピックアップしてお伝えしよう。

施策の中で効果が高かったのは、「事務所の強みを徹底的に言語化」してページとして伝えた事だ。

大手の事務所ほど、マーケティングターゲットが広くなりがちで、強みのメッセージも当たり障りのない抽象的な表現になりやすい。実際、この事務所のサイトに掲載されていた強みも、「相続に関する手続きをワンストップで解決します」といったような、他の事務所でも同様の表現が使われがちな表現が中心だった。

ユーザーがその文章を読んでも「この事務所ならではの強みがある」とは理解できない文章である。

しかし、AI検索時代に問われるのは「誰に、何を、どう届けるか」の解像度だ。大きな括りで発信し続けても、AIはその事務所を特定のユーザーにリコメンドする根拠を見つけられない。今回はそこを根本から変えた。

6時間のヒアリングを通して、4,000字超の強みテキスト作成

具体的には、まずその事務所の領域ごとの強みを徹底的に言語化した。

各領域について、実際の相談者1人を例に、問い合わせからサービス提供に至るまでの詳細をヒアリング。計6時間(2時間×3回)をかけて、私たちが各領域の強みを言語化した。

完成した文章は4,044字に及ぶ。

▼実際に6時間のヒアリングを行い言語化した3領域の強み実際に6時間のヒアリングを行い言語化した3領域の強み

この強みをWebサイト上のページとして公開する事で、上位表示を目標としたプロンプトで軒並み1位表示を実現。そしてAI経由の問い合わせを大きく増やす事に成功したのだ。

取り扱う各領域の実績数を1件単位で集積し、サイトに公開

また、各領域の実績数値も棚卸しし、1件単位で集計した上で各商品ページに掲載した。

「相続領域で相談1万件」と言われるより「相続登記で2,859件」「遺言で3,023件の実績」と言われた方が、各手続きを検討しているユーザーへの訴求力は明確に強まるためだ。

大手企業こそ、実績が豊富なのだからその詳細な件数や内訳をサイト上に公開すべきだ。

極端な話、それを徹底的に行うだけでAI対策が実現でき、今のサイトの問い合わせ率も大きく向上するはずだ。

今後は1,000本の事例の量産を予定

ここからは今後の話になるのだが、本プロジェクトでは、事例を短時間で生成できるシステムを提供した。これを活用し、今後この事務所とは1,000本近くの事例コンテンツを量産していく予定だ。

私たちのAI対策サービスでは、クライアントごとに専用のプロンプトを開発し、相談内容や対応の概要といったユーザー情報を入力するだけで、高品質な事例コンテンツを5分で生成できる仕組みを構築する。

事務所の重要領域をさらに細かく分割し、領域ごとに事例を積み上げていくことで、その領域でAI検索が行われた際に、この事務所のコンテンツが常に表示される状態を目指す。

この事例を量産して公開していく事で、その領域で行われるAI検索を独占できるのだ。


得られた成果

最後に改めて、このプロジェクトで得られた成果をお伝えする。

問い合わせ面の成果

【AI経由の月間問い合わせ数】

月3件(2025年11月) → 月8件(2026年1月)
※支援期間:2025年11月〜2026年1月

AI経由の月間問い合わせをわずか3ヶ月で2.6倍にする事ができた。

1年に換算すると60件分の問い合わせ数アップ、しかも今後AI検索がより増えると考えると、それ以上の効果を実現する事ができたのだ。

AI検索での表示順位

【目標としたプロンプトの表示順位】

・「◯◯で◯◯を依頼できる事務所を教えて」圏外1位
・「◯◯の◯◯を依頼できる事務所や企業を教えて」圏外 1位
・「相続に強い◯◯の司法書士事務所を教えて」2位 1位

特定につながる一部表現は◯◯に変換
※成果数値は中立的な環境から計測が行えるツールで「Google AIモード」上の順位を計測

目標としているプロンプトで軒並み1位表示を実現する事ができた。

これらは全て、依頼先を探しているユーザーが打つプロンプトだ。知識収集の段階はすでに終わっており、あとは誰に頼むかを決めるだけの状態にいる。

そのフェーズで1位表示を獲得しているだけでなく、先述の強みの言語化によってAIが事務所の特徴を具体的に紹介できる状態になっている。1位で表示され、かつ紹介内容が具体的だからこそ、問い合わせに直結したのだ。


おわりに:アクセスだけを見ているとAI対策の価値を見失う

最後に、私たちは「今こそ」AI対策に投資すべきだと確信している。

AI経由のアクセスはまだ少ないから重要性が軽視されがちなのだが、とにかくAI経由のユーザーは深く検索しているため「問い合わせ率」が遥かに高いのだ。

繰り返しになるが、今回の事務所のAI経由の問い合わせ率は3.5%。これは従来SEOの問い合わせ率の目安と言われている0.1%の35倍の数値だ。

AIで検索するユーザーは、知識的な答えはAI上でほぼ得られている。それでもサイトに来るということは、具体的に業者を探すフェーズに入っていたり、大きな意思決定の前で非常に詳しく知りたいというニーズを持っていたりするケースが多い。

つまり、AIによって知識的なニーズの多くがすでに排除された状態でサイトに来ているため、アクセスは少なくても問い合わせが生まれやすいのだ。

また、もう一点、今AI対策にきちんと取り組んでいる企業はほぼいないため、今行うことで先行者優位を確立できる。基本的に狙ったプロンプトで適切に評価されやすいフェーズなのだ。

これは、私たちがコンテンツマーケティングを始めた10年前の状況と似ているとも言える。

そのため、AI対策を検討している人は、なるべく早く着手することをお勧めする。

※本サービスの概要についてはこちら

(当サービスは秘匿性が高い為、下記のページで出している情報はほんの一部です。より詳しく取り組みの内容について知りたい方は、面談で担当がお話させていただきます。)

https://lucy.ne.jp/services/ai-program

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