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09/19木12:00〜13:00
カテゴリーがもたらす本来のメリットは、関連性のある記事をグループ化することでユーザービリティが良くなり、アクセス数の増加が期待できる。
またカテゴリーの数が多いが整理されていない場合、階層化の機能を使うことでユーザビリティの改善につながる。他にも正しい設定によって SEO 効果が期待できる対策を施すことができる。
ここではカテゴリーの作成方法と記事への設定方法について解説する。
目次
WordPress の管理画面にログインして、左メニューの「投稿」の項目の中にある「カテゴリー」をクリックしよう。するとカテゴリー画面にアクセスする。
カテゴリー画面では下図の通り2つのエリアに分けられる。
新しくカテゴリーを「カテゴリーの新規作成」エリアで作ると「カテゴリー一覧」に表示される流れだ。またカテゴリーを編集したいときはこのカテゴリー一覧を使用する。
それでは最初にカテゴリーを新しく作成する方法から解説しよう。
カテゴリーを作成するには次の4つの項目を設定する必要がある。
どれ設定も簡単にできるので順番に見ていこう。
ここでは、カテゴリー名の入力しよう。
入力したカテゴリー名が、カテゴリーページのタイトルとして使用される。すなわち、検索エンジンの結果にも表示されるため、攻略したいキーワードを入力しよう。
ここでは、カテゴリーURLを入力する。
スラッグとは、カテゴリーや投稿ページのアドレス名のことだ。例にすると「http://example.com/category/content-marketing」の赤文字の部分となる。
カテゴリーURLには、カテゴリー名を英訳したシンプルなキーワードを入力するのが良い。Google がシンプルなアドレスであることを提案しているように、分かりやすく意味のあるURLにしよう。
日本語は NG だ。日本語の場合、英数字と違って一度システム側で特殊な文字の羅列に変換される。結果、どうしても長い文字数になってしまい何かと問題があるので日本語のURLはやめよう。
ここでは、親・子カテゴリーの設定ができる。
カテゴリー数があまりに多く、さらに細かく分類した方がキーワード対策やユーザービリティの向上が見込めるなら使用すると良い。デフォルトでは「なし」となっているが、新しくカテゴリーを作成すると、プルダウンメニューにカテゴリーが表示されるようになる。
後ほど詳しく説明するが親・子カテゴリーの階層は浅い方が良い
ここでは、カテゴリーの概要を入力する。
ここの入力は任意だ。WordPress のテンプレートが表示対応していればカテゴリーページに表示される。サイト管理用にカテゴリーの説明を設定したい方は入力しよう。
設定が完了したら「新規カテゴリーを追加」をクリックする。すると作成したカテゴリーが、下図の赤枠箇所に表示される。
これで新規のカテゴリー作成は完了する。次にカテゴリーの編集方法を紹介する。
未分類カテゴリーについて
カテゴリー一覧にある「未分類」は WordPress のデフォルトで設定されている。これは特に使用しないので後々不要になる。今のうちに対処しておきたい方は後述する『6.その他のカテゴリーの設定方法』も確認しておこう。
カテゴリー設定の際の注意点
・1記事に対して1カテゴリー
1記事に対して1カテゴリーにしよう。
なぜなら、複数のカテゴリーを設定していてもサーチエンジン側に採用されているカテゴリーは1つだけだ。より最適なカテゴリを選択した方がユーザビリティーも上がり、サーチエンジン側にも適切に評価してもらえる。
・階層は浅くする
むやみに親・子カテゴリーを使用すると階層が深くなり、ユーザーの混乱を招くことになりかねない。また、階層が深いコンテンツほどサーチエンジンに認識されずらくなるというデメリットもある。
理想はすべてのコンテンツが2階層・3階層までにあることが望ましいが、どうしても3階層以上になる場合は、以下のように分かりやすいカテゴリー構造になることを重視して欲しい。
まずカテゴリー画面にアクセスしたら、画面右側のカテゴリー一覧より編集したいカテゴリーにカーソルをあてる。すると下図のように「編集・クイック編集・削除」と表示されるので「編集」をクリックしよう。
もしカテゴリー名とカテゴリーURLだけ変更したいなら「クイック編集」、削除したいなら「削除」をクリックしよう。
次に編集画面にアクセスしたら変更したい項目を設定しよう。
設定が完了したら忘れずに「更新」をクリックすると変更内容が反映される。
ここでは新しく記事を作成する例を使ってカテゴリーの設定方法を紹介する。
まず管理画面の左メニューにある「投稿 → 新規追加」の順にクリックして新しい記事を作成する。 WordPress はデフォルトで下図の赤枠箇所にカテゴリーが表示されるので、この中のボックスにチェックを入れるだけだ。
もしカテゴリーが非表示になっていたら下図の「表示オプション」をクリックして、「カテゴリー」の項にチェックを入れよう。すると表示されるようになる。
次では記事に設定したカテゴリーを簡単に変更する方法を紹介する。
クイック編集とは、記事のタイトルや日時、カテゴリーの設定だけしたい時に、すぐにアクセスして編集できる機能だ。わざわざ一つひとつ記事にアクセスする必要がないので作業効率が上がる便利な方法だ。
ここではクイック編集を使ったカテゴリーの設定方法を紹介する。
管理画面の左メニューの「投稿 → 投稿一覧」の順にクリックする。カテゴリーを設定したい記事にカーソルとあてると下図のように「クイック編集」が表示されるのでクリックしよう。
クイック編集画面が表示されるので、赤枠内のカテゴリーにチェックを入れる。
設定したら「更新」ボタンをクリックすると完了だ。
ここでは複数の記事をまとめてカテゴリー設定する方法を紹介する。
未分類のカテゴリーを一気に設定することができるので便利だ。
※ ただしこの設定方法はカテゴリーの一括追加しかできない。
一括変更・削除はできないので必要ない方はスキップしても問題ない
管理画面の左メニューから「投稿 → 投稿一覧」の順にクリックしよう。下図の一覧ページにアクセスするので、カテゴリーを設定したい複数の記事のチェックボックスにチェックを入れる。一覧ページに表示されている記事をすべて選択したいなら「タイトル」の左横にあるボックスにチェックを入れよう。
続いて画面上部のメニューをクリックして「編集」を選択し、このメニューの右横にある「適用」をクリックしよう。
すると図のように一括編集画面が表示される。
次に設定したい「カテゴリー」にチェックを入れて、「更新」をクリックしよう。
これで選択した記事全てにカテゴリー設定が反映される。
未分類カテゴリーは編集もしくは削除しよう。
カテゴリーには初期設定で「未分類」が用意されている。
未分類カテゴリーを使用していると、ユーザビリティーとサイトの評価が下がる。
その為、未分類カテゴリーは編集するか削除しよう。
まずは編集する方法から紹介する。
管理画面の左メニューより「投稿 → カテゴリー」の順にクリックする。下図のようにカテゴリー画面の右側にある「未分類」にカーソルをあてると「クイック編集」が表れるのでクリックしよう。
次のようにクイック編集画面が表示されるので、カテゴリー名とカテゴリーURLをそれぞれ変更する。
入力したら「カテゴリーを更新」をクリックしよう。これで設定は完了だ。
ここでは未分類カテゴリーを削除する方法を解説する。
管理画面にログインして左メニューから「設定 → 投稿設定」とクリックする。投稿設定画面にアクセスしたら「投稿用カテゴリーの初期設定」を未分類以外のカテゴリーに変更しよう。
次に設定内容を保存するため「変更を保存」をクリックする。
続いて左メニューから「投稿 → カテゴリー」とクリックしてカテゴリーページにアクセスする。すると下図の通り「未分類」の冒頭にチェックボックスが表示されるようになる。
この「未分類」のチェックボックスにチェックを入れ、プルダウンメニューの「削除」を選択して「適用」ボタンをクリックする。
すると未分類カテゴリーは削除される。
カテゴリーが表示される場所は主に3つある。
・グローバルナビ(サイト上部)
・フッター(サイト下部)
・サイドバー(サイト横)
グローバルナビとフッター →「管理画面」→「外観」→「メニュー」
サイドバー →「プラグイン」→「新規追加」
まずは、グローバルナビとフッターの並び替えから見ていこう。
グローバルナビとフッターのカテゴリーを並び替える方法はWordPressの管理画面から設定が可能だ。
「外観」→「メニュー」にいき設定をしよう。
詳しくは、バズ部の記事「WordPressのナビゲーションメニューを設定する方法」で紹介している。
簡単にできるので試してほしい。
サイドバーのカテゴリーを並び替える方法はプラグインを使う。
「プラグイン」→「新規追加」からプラグインを追加しよう。
使うプラグインは「Category Order and Taxonomy Terms Order」だ。
このプラグインを使うことでドラッグ&ドロップで簡単に並べ替えをすることが可能だ。
プラグインを使わなくても変更をすることは可能だがHTMLの知識が必要になる。その為今回は簡単なプラグインを使った方法を紹介する。
プラグインをインストール後、有効化すると投稿の欄に「Taxonomy Order」という文字が表示される。
クリックするとこちらの画面にいく。
変更前
ドラッグ&ドロップで順番を変える。
変更後
更新をクリックすれば変更した内容が反映される。
以上でカテゴリーの設定は完了だ。
カテゴリーの新規作成から編集、設定の方法を紹介してきた。
手順通りに進めてもらえれば簡単に設定できるはずだ。
関連性のある記事をグループ化させてアクセス増加に繋げてほしい。
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