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10/23水12:00〜13:00
作成したコンテンツを多くの人に見てもらうことが、コンテンツマーケティングの重要なポイントだ。Facebook は、あなたのコンテンツをまだ知らない人に届けるために非常に役に立つ。
さらにWordPress は、Facebook をはじめとしたソーシャルメディア関連の設定が簡単に出来るようになっている。そこで、ここではWordPressとFacebookを効果的に連携させるための3つの方法をご紹介する。
3つを行うことで、あなたが作るコンテンツが Facebook でシェアされる可能性を大きく上げることができる。
これら全てを行って、はじめて WordPress と Facebook が連携していると言えるので、しっかりと設定できるようになって欲しい。設定方法はとても簡単なので安心して読み進めよう。
※注1
当記事の内容を実践する前に「Facebook ページ」を用意しておこう。
※注2
当ページの内容を実践して、WordPress と Facebook の連携をしたら、WordPress に Likebox といいね!ボタンを埋め込もう。それぞれの方法は『WordPress に Facebook の Likebox を設置する方法』『WP SocialBookmarking Light の設定方法と使い方』で解説しているので確認しておこう。
目次
WordPress と Facebook を連携させるために、最初にやっておくべきことが OGP の設定だ。
OGP とは、簡単に言うと、あなたの記事が「いいね!」された時に、Facebook のニュースフィードに表示されるタイトル・画像・説明(タイトル下の抜粋文)を、意図して設定できる機能だ。
OGP を設定していなくても、「いいね!」ボタンは使えるが、その場合は、意図していない画像やタイトル・ディスクリプションが表示される可能性がある。
上の図の例で言えば、WordPress のプラグインに関する記事なので、アイキャッチ画像は、WordPressユーザーの興味を引くようなものにすることが理想的だ。しかし、OGP 設定前の左側のものは、WordPress を連想させない画像が表示されている。
細かい違いだが、コンテンツの拡散効率に影響するのでしっかりと設定しておきたいものだ。
横文字が多くて難しそうに見えるかもしれないが、やることは非常に簡単なので安心して欲しい。
それでは早速、連携の設定を行っていこう。
まずは Facebook ページ側の設定だ。やることは簡単だ。 Facebook ページを開いて、画面上部の「設定」をクリックしよう。
設定画面に移るので、左メニューの「ページ情報」をクリックして、右側の「ウェブサイト」の項目をクリックしよう。
入力欄が表示されるので、サイトの URL を入力して「変更を保存」をクリックしよう。
これで、Facebook ページから WordPress サイトにリンクが付く。そして、Google も、「この Facebook ページの所有者と、このサイトの所有者は同一人物だ。」ということが分かるようになる。
Facebook ページ側でやっておく設定はこれだけだ。
次に、WordPress 側の設定を行おう。
All in One SEO Pack をインストールしよう
以降の設定は、WordPress のプラグイン All in One SEO Pack をインストールしていることが前提だ。使い方や全体の設定方法に関しては、『 All in One SEO Pack の設定方法と使い方』を参考にして欲しい。既に、リンク先記事に書いている通りに設定を行っている人は、ここは飛ばしてしまって構わない。
まず、管理画面から「All in One SEO → 機能管理」とクリックして、All in One SEO の ソーシャルメディア機能を有効化(Activate)しておこう。
ソーシャルメディア機能が有効化されていると、管理画面の All in One SEO メニューの中にソーシャルメディアが追加されるのでクリックして設定画面にアクセスしよう。
この画面でやることは、画像設定とFacebook設定だけだ。
一つずつ説明していこう。
画像設定は下図のように設定しよう。
念のため、詳細を解説しておく。
次に、Facebook設定をしよう。下図と同じようにしておけば問題ない。
確実に設定しておくべき項目は以下の2つだ。
ちなみに、「Facebook App」を取得する方法は図解で後述する。その他の設定は上の通りにしておこう。
特に、「投稿オブジェクト型」は 「記事」 に、「固定ページオブジェクト型」も「記事」 にしておかないと正常に動作しないので注意しよう。
「記事にFacebookの著者を表示」 にチェックを入れると、WordPress のユーザー情報の Facebook の項に入力したアドレスが、記事のソース内に著者情報として表示されるようになる。表示させたい場合はチェックをいれよう。ユーザー情報の編集方法は、『覚えておきたいWordPressのユーザー権限の種類と登録・管理方法』で解説しているの、そちらを参考にして欲しい。
Facebook App IDを知る方法は簡単だ。まず Graph API Explorer にアクセスしよう。すると下記の画面が表示される。ここをコピーして使用しよう。
WordPress と Facebook の連携に関する設定は以上だ。
ここまでの設定を行うと、投稿や固定ページ機能を使って新しいページを作る時に、ニュースフィードに任意の画像・タイトル・説明を表示させるためのソーシャル設定を行うことができる。
ここでは、そのソーシャル設定の方法をご紹介する。まず、投稿画面の一番下に「All in One SEO Pack」というメニューが追加されているはずなので確認してみよう。
Social Meta の設定を行うには、下図の赤枠で囲っている 「ソーシャル設定」をクリックすれば良い。
入力項目に関して詳しく解説しておこう。
必須項目は以下の3つだ。
それぞれが、下図の画像の赤文字で示した部分に対応している。
その他の設定に関しては、ほとんど使うことはないが念のため解説しておこう。
覚えなくても良いので読み流して頂いても構わない。
以上が、ソーシャルメディアの設定方法だ。
ここまでの内容を実践したら、OGP とソーシャルメディアは完璧に設定できるようになっているだろう。
WordPress の効果的な投稿方法を確認しておこう
WordPress での記事投稿時には、SEO 効果やソーシャルメディアの拡散効率を高めるためにやっておきたいことが、これ以外にも沢山ある。『集客効果を最大化するWordPressの投稿方法』の中でご説明しているので、実際に記事を投稿する時は、必ず目を通しておこう。
新しく良質な記事を作成したら、より多くの人にあなたのコンテンツを見てもらえるように、その都度 Facebook ページに投稿するようにしよう。何も設定していない時よりも Facebook での拡散効率が高くなっているはずだ。
方法は簡単で、Facebook ページの 近況欄に記事のURLを入力するだけで良い。
URL を入力すると下図のように自動的にソーシャルメディアで設定した OGP情報を読み込んで、画像とタイトル、説明を表示してくれる。
「投稿する」をクリックしたら、記事がFacebookページに投稿される。
Facebookページへの投稿の自動化プラグイン
Jet Pack のように、WordPress で記事を公開したと同時に自動でFacebookページへ投稿してくれるプラグインがある。興味があれば導入しても良いだろう。ただし、Facebookページは稀に、投稿時に不具合が起こる場合があるのでバズ部では導入していない。
WordPressとFacebookの効果的な連携方法を3つ簡単にまとめておこう。
WordPress と Facebook の連携方法は以上だが、冒頭でご紹介したWordPress に LikeBox といいね!ボタンの埋め込みも忘れずに行おう。
また、これらの連携の設定をしただけで、シェア数が爆発的に伸びるわけではないということも理解しておこう。あなたの記事が、どれだけ多くの人にシェアされるかの大部分はコンテンツの質に依存する。
誰の役にも立たないコンテンツでは、誰もわざわざシェアしようとはしてくれない。逆に、それを読んだ人の「生活の質が上がるぐらいに徹底的に良質なコンテンツ」を継続して届け続けていれば、あっという間にシェアもFacebookページのファンも拡大していく。
いくら設定だけ完璧にしても、価値あるコンテンツを継続して提供しなければ、何も生まれないことを再度認識しておこう。良質なコンテンツの提供に全力を注いで欲しい。
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