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12/18水13:00〜15:30
最近のGoogleでは、以前と比べて遥かに良質なコンテンツが検索上位に表示されるようになっている。
そうした影響の大半は、このパンダアップデートにある。
パンダアップデートを深く理解することで、良質なコンテンツが検索上位に表示されるようになってきた理由や、Googleはどのようなコンテンツを好んでいるのかを明確に理解することができる。
それが分かると、コンテンツSEOを効果的に実践することができるようになる。
当ページでは、パンダアップデートを正しく理解するために、絶対に抑えておくべきことをご説明する。 ぜひ、参考にして欲しい。
目次
パンダアップデートは、2011年2月(日本では2012年7月)に実施された、低品質なサイトの掲載順位を下げ、同時に、良質なサイトの掲載順位を上げることを目的としたGoogleのアルゴリズムの変更のことだ。
このパンダアップデートを深く理解して、今後のSEO対策で大きな成果につなげるには、当時の背景を抑えておく必要がある。 早速説明しよう。
2010年前後のGoogleの検索結果は、まだまだユーザーにとって全く役に立たず、オリジナルのコンテンツがほとんどまたは全く存在しないサイトが多数、上位に表示されていた。
一方、Googleが行っている精度評価で、良質とランクされていたサイトの検索順位は芳しくなかった。
そのままでは、検索ユーザーが、本当に求めている情報を見つけるまでに非常に時間がかかるため、ユーザー満足度が大きく低下してしまう。
そこで、数々のテストの末、価値のないページを持つサイト自体の評価が下がるように、アルゴリズムの要素を追加し実装した。
そのインパクトは非常に大きく、全検索結果の11.8%が大きく変わることになった。 それではパンダアップデートでは具体的に何が行われたのだろうか?
パンダアップデートの最初期は、主に以下の4つに該当する低品質なコンテンツの順位が下がるように行われた。
※それぞれのコンテンツの具体例はリンク先ページを確認しよう。
一方、独自の研究や報告、分析など、ユーザーにとって重要な情報を提供しているサイトなど、Googleが定義する良質なコンテンツの要件に当てはまるものの掲載順位はより適切に評価されるるようになり検索順位を上昇させた。
Googleはこの取り組みを継続しており、これからも、今以上に良質なコンテンツが検索上位に表示されるようになることを頭に入れておこう。
参考までに、Googleの言う実質のないアフィリエイトサイトとは、以下のような、ユーザーにとって全く価値のないサイトのことを言う。(これは特に酷い例だ。今では、さらにアルゴリズムが良くなっているため、少々見た目の良い体裁にしてもコンテンツに価値がなければ全く上位表示されなくなっている。)
前述の通り、パンダアップデートは今でも継続して改善が行われており、検索結果に非常に大きな影響を与えてきた。具体的な影響の大きさは以下を確認して欲しい。 ※英語圏での影響
2011年2月24日:11.8%の検索結果に影響2011年4月11日:2%の検索結果に影響2011年5月10日:影響度は公表されず2011年6月16日:影響度は公表されず2011年7月23日:影響度は公表されず2011年8月12日:6-9%の検索結果に影響2011年9月28日:影響度は公表されず2011年10月19日:約2%の検索結果に影響2011年10月19日:1%以下の検索結果に影響2012年1月18日:影響度は公表されず2012年2月27日:影響度は公表されず2012年3月23日:約1.6%の検索結果に影響2012年4月19日:影響度は公表されず2012年4月27日:影響度は公表されず2012年6月9日:1%の検索結果に影響2012年6月25日:約1%の検索結果に影響2012年7月24日:約1%の検索結果に影響2012年8月20日:約1%の検索結果に影響2012年9月18日:0.7%以下の検索結果に影響2012年9月27日:2.4%の検索結果に影響2012年11月5日:1.1%の検索結果に影響2012年11月21日:0.8%の検索結果に影響2012年12月21日:1.3%の検索結果に影響2013年1月22日:1.2%の検索結果に影響2013年3月15日:影響度は公表されず2013年6月18日:アップデートは継続するが公表はしないことを発表
パッと見てみても、その影響の大きさは想像できるだろう。
ここで絶対に理解しておきたいのは、パンダアップデートの影響が大きくなるということは、ユーザーが求める良質なコンテンツが検索上位に表示されやすくなるということだ。
大切なことなので繰り返しお伝えするが、Googleはパンダアップデートを継続しており、今後、今まで以上に良質なコンテンツが更に検索上位を占めるようになるという点をしっかり理解しておこう。
パンダアップデートのアルゴリズム開発に関してGoogleは以下のように言っている。
サイトに対する Google の品質評価アルゴリズムは、低品質なコンテンツのランキングを下げることによって、良質なサイトをユーザーが見つけやすくします。今回の Panda アップデートは、サイトの品質評価をアルゴリズムで行うというこの難題に挑戦しました。
そして、Googleの開発担当は、新しいアルゴリズムにすることによって、以下の25の要素を満たすサイトが適切に上位表示されるかどうかを指標としている。
これを知ることで、Googleが良質なサイトと低品質なサイトをどのように見分けようとしているかを推測することができる。
このようにパンダアップデートを見てみると、これからSEO対策で最も力を入れるべきなのは、アルゴリズムを分析して抜け道を探そうとすることではなく、ユーザーに対して良質なコンテンツを提供することだと分かる。
アルゴリズムのアップデートを気にする時間があるなら、その時間を良質なコンテンツを作ることに割こう。
これからは確実に、最も良質なコンテンツを提供しているサイトが勝つようになる。
「検索結果が大きく動いたが、これはGoogleの新しい動きの影響か?」という話題を耳にすることは多いが、そのほとんどが、今でも継続されているパンダアップデートかペンギンアップデートの影響だ。
そのような枝葉末節な情報に惑わされずに、良質なコンテンツを作り続けることに集中しよう。
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