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    WordPressに最適なサーバーの3つの条件とおすすめサーバー

    初心者が WordPress でサイトやブログを作ろうとする時、ほとんどの方が値段だけを見て安いサーバーを選んでしまう。それに安いサーバーを薦める人も少なくない。

    しかし、私は安易に安いサーバーを使うのはお勧めしない。

    WordPress は構造上、サーバーに大きな負荷がかかるようになっている。そのため、不適切なサーバーを使っていると、すぐにサイトの表示速度が遅くなったり、コンテンツがソーシャルメディアで拡散して、大きなアクセスが集まった時にサーバーダウンが発生してしまう。

    それは、ユーザビリティにもSEOにも悪影響を及ぼす。

    もし、あなたが、これからコンテンツマーケティングのために WordPress を運用したいと考えているなら、そのような事態は防ぎたいはずだ。

    そこで、WordPressを安心して運用するために必要なサーバーの条件と、個人でWordPressを運用する方におススメのレンタルサーバーをご紹介する。


    1.WordPressに最適なサーバーの3つの条件

    WordPressに適切なサーバーとは、以下の3つの条件を満たすサーバーのことだ。

    • PHP の処理速度が早いこと
    • メモリ容量が大きいこと
    • データ転送量の上限が多いこと

    これらの条件が重要な理由と、それぞれの条件を満たしたサーバーを一つひとつ解説していこう。

    注: 
    ここに掲載しているデータは『レンタルサーバー比較しました』を参考にしている。非常に良いサイトでデータ量も豊富なので、レンタルサーバーをもっと知りたい人は、ぜひそちらにも目を通して欲しい。

    2.PHP の処理速度が早いサーバーはどれか

    WordPressはPHPで作られているCMSだ。そのためPHP及びMySQLの処理速度が早いサーバーを使った方がサイトの表示速度が早くなる。

    CMSとは・・・HTMLやCSSのようなWebサイトに必要な知識を必要とせず、テキストや画像などの情報を入力するだけで、サイト構築を自動的に行うことができるシステムのこと。

    PHPとは・・・Web開発でよく使われるプログラミング言語のこと。

    MySQLとは・・・データーベース管理システムのこと。

    PHPの処理速度は、サーバーのCPU・クロック数・コア数/スレッド数が影響するが、サーバーの仕組みの解説は当記事の本意ではないため割愛する。ここではサーバーのスペック云々よりも実際の処理速度を確認していこう。

    早速下のデータを見て欲しい。これは主要なレンタルサーバーの処理速度の実測データだ。

    レンタルサーバーCPUクロック数コア数/スレッド数PHP処理数/秒
    ヘテムルXeon E56202.40GHz4コア/8スレッド17.21
    さくらサーバー
    (スタンダード)
    Xeon E312xx2.40GHz4コア/4スレッド11.10
    エックスサーバー
    (X10)
    Xeon E5-2430L2.00GHz6コア/12スレッド22.50
    エックスツー
    (スタンダード)
    Xeon E5-2430L2.00GHz6コア/12スレッド22.83
    バリューサーバー
    (スタンダード)
    Xeon E5-26702.60GHz8コア/16スレッド18.48
    コアサーバー
    (CORE-A)
    Xeon L31103.00GHz2コア/2スレッド6.95
    コアサーバー
    (CORE-C)
    Xeon L33602.83GHz4コア/4スレッド15.39
    コアブログXeon L31103.00GHz2コア/2スレッド6.82
    ミニバードXeon L34261.87GHz4コア/8スレッド18.15
    ファイアバードXeon L34261.87GHz4コア/8スレッド19.86
    クローバーXeon L34261.87GHz4コア/8スレッド22.38
    注:それぞれ5回計測のうちの平均値を記載

    見てみると サーバーによって PHPファイルの処理速度のばらつきが大きい。中でもエックスサーバー系列の2つとクローバーが頭一つ抜けていることが分かる。

    サーバーのスペック的にはバリューサーバーが一番高いが、バリューサーバーは低価格を実現するために一つのサーバーに多数のサイトを詰め込んで運用しているため、コンテンツマーケティング用の WordPress サイトを置くサーバーとしてはおすすめしない。


    3.メモリ容量の大きいサーバーはどれか

     続いてメモリの容量もチェックしておきたい要素の一つだ。もし、サーバーの負荷が一時的に、メモリ容量の許容範囲以上になってしまうと、サイトの表示速度が極端に遅くなる。

    また最悪の場合は下図のようにサーバーダウンしてしまう。

    service-temporarilly-unavailable

    サーバーダウンが起きると、非常に大きなロスになってしまうため、メモリ容量には注意しておく必要がある。

    3−1.WordPressブログに必要なメモリの容量

    結論からお伝えすると、WordPress を置くレンタルサーバーのメモリ容量は16GBは欲しい。

    次の表を見て欲しい。これは、弊社クライアントのサイトを集計したものだ。それぞれのサイト規模ごとのリアルタイムアクセス数と常時メモり使用量は大体これぐらいになる。

    サイト規模リアルタイム
    アクセス数
    常時メモリ使用量
    月10万PV100.05GB
    月30万PV300.15GB
    月50万PV500.25GB
    月100万PV1300.65GB
    ※ WordPress の1記事あたりのダウンロードサイズを5MBと想定。これはバズ部の1記事あたりのデータ量が約2MBであることを元にし、さらにプログラム処理とデータベース処理のデータサイズを合わせた概算値だ。

    これだけ見ると、メモリ容量はそこまで必要ないように思われるかもしれない。しかし、以下のようなケースが考えられる。

    あなたが月10万PV規模のサイトを運営している。しかし、ある時、Yahooのトップページに記事が引用されたり、ソーシャルメディアで拡散して、リアルタイムで1000ユーザー以上のアクセスが集中したとする。すると、あなたのサイトだけでメモリ使用量は5GBを超えてしまう。

    さらに、サーバーのシステムによって常に使用されるメモリ領域が1GBだったとする。また、他の複数のサーバー利用者によって常時4GBのメモリが使用されている。

    この場合、メモリ使用量は10GBを超えてしまう。

    多少、数値を多めに見積っているが、あなたが真剣にコンテンツマーケティングに取り組んで、良質なコンテンツを作り続けていると月間数十万、数百万PVはすぐに達するし、あなたのコンテンツがソーシャルメディアでの拡散して一時的にリアルタイムユーザー数が1000を超えることも往々にしてあり得る。

    以上のことから、使用するサーバーのメモリ容量は16GBは必要だ。

    3−2.各サーバーのメモリ容量比較

    それでは各サーバーのメモリ容量を確認してみよう。

    レンタルサーバー名メモリ数
    ヘテムル16GB
    さくらサーバー(スタンダード)18GB
    エックスサーバー(X10)24GB
    エックスツー(スタンダード)16GB
    バリューサーバー(スタンダード)10GB
    コアサーバー(CORE-A)4GB
    コアサーバー(CORE-C)8GB
    コアブログ4GB
    ミニバード16GB
    ファイアーバード16GB 
    クローバー12GB

    PHPの処理速度が早いエックスサーバー系列の2つは16GBを超えていることが確認できる。 一方、クローバーは12GBのため、多少の不安がある。

    エックスサーバー及びエックスツーの方が安心して使えるだろう。


    4.データ転送量の上限が大きいサーバーはどれか

    データ転送量とは、ユーザーがサイトを閲覧した際、ユーザーのブラウザにサーバーからダウンロード(転送)されたファイル(WEBに関するファイル・画像データ・動画データ等)のデータ量を指す。

    レンタルサーバーは、このデータ転送量に上限が設けられており、その量を超えるとサイトの表示速度が著しく下がってしまう。詳しく解説していこう。

    4−1.WordPressに必要なデータ転送量

    必要なデータ転送量の目安を知るために、半年で月間およそ50万 PV に到達したクライアントサイトのデータ転送量を計測したところ、一日およそ20GB以上だった。

    このサイトが月間100万PVに達すると単純計算で一日のデータ転送量は40GBを超える。

    良質なコンテンツを追求していれば、月間100万PVも比較的簡単に達成できてしまう。そのため、せめて月間100万PV程度までは耐えられるレンタルサーバーを利用しておきたい。

    4−2.各サーバーのデータ転送量上限比較

    それでは、各サーバーの1日のデータ転送量の上限を確認してみよう。

    レンタルサーバー転送量/日
    ヘテムル60GB
    さくらサーバー(スタンダード)80GB
    エックスサーバー(X10)50GB
    エックスツー(スタンダード)50GB
    バリューサーバー(スタンダード)10GB
    コアサーバー(CORE-A)8.3GB
    コアサーバー(CORE-C)33.3GB
    コアブログ1GB
    ミニバード5GB
    ファイアバード10GB
    クローバー33.3GB

    見てみると、エックスサーバー系列の二つは、一日の転送量が40GBを超えているため月間100万PV規模のサイトでも安心して使えることが分かる。

    データ転送量の確認方法
    データ転送量を確認するには、各レンタルサーバーによって異なるが、たいていはサーバーの管理画面から確認できる。マニュアルを使って自分で確認するか、サーバー会社に問い合わせよう。また、中には転送量を無制限とうたっているサーバー会社もあるが、アクセスしづらくなる可能性があると注記されていたりするので過信は禁物だ。

    5.WordPress におすすめのサーバーは?

    全てのデータをまとめたので比べてみよう。

    レンタルサーバー月額費用PHP処理数/秒メモリ転送量/日
     ヘテムル1620円 17.21 16GB60GB
    さくらサーバー(スタンダード) 515円 11.10 18GB 80GB 
    エックスサーバー(x10) 1080円 22.50 24GB 50GB 
    エックスツー(スタンダード) 1944円 22.83 16GB 50GB 
    バリューサーバー(スタンダード)360円 18.48 10GB 10GB 
    コアサーバー(CORE-A) 428円 6.95 4GB 8.3GB 
    コアサーバー(CORE-C) 3420円 15.39 8GB 33.3GB 
    コアブログ 103円 6.82 4GB 1GB 
    ミニバード 270円 18.15 16GB 5GB 
    ファイアバード 540円 19.86 16GB 10GB 
    クローバー 1620円 22.38 12GB 33.3GB 

    バズ部が考える条件を全て満たしていたのは、エックスサーバーとエックスツーだ。一通りのサーバーを実際に試してみたが、この2つは使い勝手も非常に良かった。

    この2つのサーバーの特徴を詳しく解説していく。

    5ー1. エックスサーバー(x10)

    エックスサーバー(x10)のスペックと料金は以下の表の通りだ。

    レンタルサーバーPHP処理数/秒メモリ転送量/日
     エックスサーバー(x10)22.5024GB50GB

     

    契約期間ご利用料金合計
    1ヶ月1,000円×1ヶ月1,000円(税込1,080円)
    3ヶ月1,200円×3ヶ月3,600円(税込3,888円)
    6ヶ月1,100円×6ヶ月6,600円(税込7,128円)
    12ヶ月1,000円×12ヶ月12,000円(税込12,960円)
    24ヶ月950円×24ヶ月22,800円(税込24,624円)
    36ヶ月900円×36ヶ月32,400円(税込34,992円

    前述したように、エックスサーバー(x10)はサーバーの処理速度も他のサーバーよりも高く、サーバーのメモリ容量が24GBで、必要な16GBを超えていて、月間100万PV規模のサイトでも安心して耐えることが出来る目安であるデーター転送量40GBの基準も50GBとクリアしている。

    価格もオススメしているエックスツー(スタンダード)よりもお手頃になっているため、初心者でサーバーを迷っている方におすすめのサーバーである。

    5−2. エックスツー(スタンダード)

    エックスサーバー(x10)のスペックと料金は以下の表の通りだ。

    レンタルサーバーPHP処理数/秒メモリ転送量/日

    エックスツー
    (スタンダード)

    22.8316GB50GB

     

    契約期間ご利用料金合計
    3ヶ月2.372円×3ヶ月7,116円(税込7,683円)
    6ヶ月2,086円×6ヶ月12,516円(税込13,512円)
    12ヶ月1,800円×12ヶ月21,600円(税込23,328円)

    前述したように、エックスツー(スタンダード)はサーバーの処理速度も他のサーバーよりも高く、サーバーのメモリ容量が16GBで、必要な16GBをと同じ水準で、月間100万PV規模のサイトでも安心して耐えることが出来る目安であるデーター転送量40GBの基準も50GBとクリアしている。

    価格は若干エックスサーバー(x10)よりも高めだが、ぜひとも利用したいサーバーである。


    6. まとめ

    いかがだったろうか。

    サーバーを選択する際は、以下の3点に気をつけて選ぶようにしよう。

    • PHP の処理速度が早いこと
    • メモリ容量が大きいこと
    • データ転送量の上限が多いこと

    後半で解説したおすすめのサーバーもぜひ参考にしてほしい。

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