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11/27水19:00〜20:00
オウンドメディアの立ち上げを検討しているものの、社内には知見のある人材がいない。
「オウンドメディア運用をコンサルに依頼したほうがいいのか?」
「オウンドメディア運用のコンサルにはどのような業務を依頼できるのか」
など、コンサル依頼を検討している担当者は多いだろう。
私たちがおすすめするコンサルの使い方は「キーワードやオウンドメディアの設計を依頼する」「記事制作を内製化する場合に制作方法を教えてもらう」の2つだ。
記事制作は自社で制作する方法と外注する方法があるが、できるなら内製化して社内で制作できる体制を整えたほうがいい。
そのときにどのように良質な記事を制作するノウハウを教えてくれるコンサルなら、活用したほうがいい。
なぜなら、この2つの工程はオウンドメディアの成功を大きく左右するからだ。
オウンドメディアで成果を創出できない場合は、設計やコンテンツの質で失敗しているケースが非常に多いのだ。
実際に私たちバズ部のコンサルでは、キーワード選定やコンテンツ制作の内製化支援を重要視している。
今までオウンドメディア運用をしたことがない場合でも、正しく理解して少しずつ知識と習得できれば下記のような成果を創出できる。
バズ部のコンサル直近2年間で改善に取り組んだ
オウンドメディアのPVは平均1,129%増加
・開始わずか10ヶ月で14.6億円の売上を獲得 | |
・立ち上げ5年で月間212万PVに到達 |
だからこそ、オウンドメディアの立ち上げ時には「どの範囲を」「どのコンサル会社に依頼」するのかの検討が重要だ。
そこでこの記事では、オウンドメディア運用でコンサルに依頼するべき範囲や依頼できる内容、成果を出せるコンサル会社の選び方をまとめて解説していく。
この記事を最後まで読めば、どのようなコンサル会社にオウンドメディア運用のどの範囲を依頼するべきか把握できる。
オウンドメディア運用は、ただコンサル会社に依頼すれば成功するわけではない。
あなたの会社のオウンドメディア運用を成功させるためにも、ぜひ参考にしてみてほしい。
目次
オウンドメディア運用でコンサルに依頼できる業務は多岐に渡るが、依頼を検討するなら「戦略設計」と「記事制作」がおすすめだ。
なぜなら、この2つはオウンドメディア運用の成功を左右する工程なので、正しい知見のある専門家と進めたほうが失敗を避けられるからだ。
まずは、なぜ「戦略設計」と「記事制作」をコンサルに依頼したほうがいいのか詳しく見ていこう。
オウンドメディアの戦略設計は、コンサルに依頼したほうがいい。
戦略設計とは
・オウンドメディアのビジョンや目標設定
・ユーザーの導線設計
・キーワード選定
・ユーザーの導線設計
が含まれるオウンドメディアの方向性を決める非常に重要な工程を指す。
とくに重要なのはキーワード選定だが、失敗してしまうケースが多い。あなた自身がキーワード選定をするときに、下記のような判断ができるだろうか。
【キーワード選定で必要な判断】 ・どのキーワードであれば今の自社のサイトにおいて上位表示できるのか |
キーワード選定は、オウンドメディアの成否を決める重要なタスクだ。
上位表示できないキーワードを選んでしまうと、何記事書いても永久にアクセスを生むことができない。
その上で適切にコンバージョンにつながるワードを選べないと、アクセスが生まれたとしてもその先の問合せにつながらない。
また、キーワード選定をしっかり実施すると、工程が多く時間と労力がかかる。
実際にバズ部のキーワード選定は4万以上のキーワードを選出して、キーワード選定を実施している。
同じように取り組もうとすると、かなり大変であることが分かるだろう。
このように「専門的な知見が必要なこと」「自社で取り組むと負担が大きい」という2つの点から、知見のあるコンサルに依頼したほうがいいだろう。
戦略設計部分は単発のタスクで、コンサルに依頼しやすい工程でもあるため検討してみてほしい。
オウンドメディアにはSEO集客するための記事が必要だが、社内で記事制作ができるなら記事の制作方法をコンサルに教えてもらうといいだろう。
ここでは、オウンドメディアの記事を内製化したほうがいい理由を踏まえて解説していく。
バズ部としては、記事制作は内製化したほうがいいと考えている。
なぜなら、最高のライターはあなた自身であり、記事代行業者ではありえないからだ。
業界の知見や商品、サービスを最も理解しているのは、あなた自身だ。
自社のサービスや商品、業界を知っているからこそ発信できる主張や考えを入れた記事のほうがユーザーに信頼感や納得感を与えられる。
例えば、「ワンルームマンション投資」というキーワードで記事を制作する場合、情報のみを並べると下記のような構成になる。
【情報のみがあり主張や提案のない記事構成の例】 1.ワンルームマンション投資とは |
ここに自社の主張や考えを入れると、下記のような構成に変わる。
「ワンルームマンション投資はおすすめしない」という明確な主張を持ち、なぜおすすめできないのか事例を踏まえながら述べつつ「不動産投資に失敗しないために当社がお伝えしたいたった1つのこと」として自社の考えをしっかり述べている。
【自社の主張や提案のある記事構成の例】 1.ワンルームマンション投資とは |
主張や提案のある記事は「この記事を執筆している会社は詳しいな」「この記事を書いている会社の考えに共感できるな」など、商品や会社にいいイメージを抱いてもらいやすい。
価値のある良質な記事を制作するためにも、社内で体制を整えて内製化したほうがいいだろう。
記事制作を内製化する場合は、記事制作のノウハウがあるコンサルから学んだほうがいい。
Web上に記事制作の情報が出回るようになり熱意がある方なら真似をして記事制作ができるかもしれないが、私たちが1,000社以上面談してきた中で良質な記事を自社だけで制作できているのは本当に少なく1%程度なのが現状だ。
Webの情報だけを見ても良質な記事の基準を理解して、記事に反映させるのはかなり難しい。
また、内製化をして記事制作するには体制構築や進め方などの知識も必要になる。
コンサルと共に進めることで、目標にコミットしながら進めやすくなる。
実際に私たちバズ部がコンサルをしたバッグや財布などのリペアを行う株式会社モダンアルファ様は記事制作の内製化を学び、たった2人のチームで約9ヶ月で114件のコンバージョン獲得に成功した。
革製品の修理の方法を知らない人の立場に立って記事制作をすることに改めて気付き、「プロ直伝!噛んだり閉まらないファスナーを動かす緊急対処法」などSNSで拡散される良質なコンテンツを生み出せるようになった。
このように、社内でチームを作り本格的にオウンドメディアに取り組む体制が作れるなら、コンサルを受けつつコンテンツ制作を学ぶことであなたの会社にしか書けない価値のあるコンテンツを作れるようになるだろう。
▼株式会社モダンアルファ様の事例
事例 / たった2名のチームで自社サイトからのコンバージョン数を18件→495件に増やしたリペア専門店
【コンテンツを外注せざるを得ない場合は外注先を選ぶこと】 社内のリソース不足などでどうしてもコンテンツ制作を外注したい場合は、外注先を選ぶことが重要だ。 あなたの会社の強みや考え方を理解し記事に反映させてくれる外注先を選ぶことで、記事の質を高められる。 一方で、ネットリサーチしただけの記事や誰もが知り得る情報を集めた記事では、良質なコンテンツにはなりにくい。 外注先のコンテンツ制作の流れやインタビューの有無などを把握したうえで、良質なコンテンツを制作してくれる外注先を選ぼう。 |
オウンドメディア運用で、コンサルに依頼できる主な業務には上記の7つがある。
ここでは、オウンドメディア運用でコンサルに依頼できる業務内容を解説していく。
どのような方法で、どのような業務を依頼できるのか見てみよう。
コンサルに依頼できること | 概要 |
オウンドメディアの目的を明確にして目標を立てる | |
オウンドメディア運用の計画やターゲット、主張などを決める | |
自社の戦略設計に沿ったキーワードの選定と優先順位を確定する | |
オウンドメディア運用を開始するサイトを制作する | |
社内でコンテンツ制作ができるよう内製化の仕組みを整える | |
制作した記事内容を確認してオウンドメディアにアップロードする | |
オウンドメディアのKPIを測定して改善策を提案する |
コンサルの依頼方法には「単発」と「並走」の2通りがある。
単発依頼 | 戦略設計や記事制作の内製化など一部の業務のみを依頼する |
プロジェクト並走 | オウンドメディアの立ち上げから運用までを並走してもらう |
単発は、戦略設計や記事制作の内製化など一部の業務のみを依頼する方法だ。
単発依頼できる業務は主に「戦略設計」と「記事制作の内製化」の2つで、オウンドメディア立ち上げ時に活用できるだろう。
プロジェクト並走は、オウンドメディアの立ち上げから運用までの業務を並走してもらう方法だ。
細かい業務内容はコンサル業者により異なるが、基本的には目標設定から効果測定までの一連の流れをサポートしてもらえる。
どの業務範囲のコンサルを受けたいかによって、依頼方法を検討するといいだろう。
目標設定は、オウンドメディアの目的を明確にして目標を立てる工程だ。
オウンドメディア運用経験がないと「どのような目標を立てるべきか」「どのようなKPIを追うべきか」検討のつかないケースが多い。
そこで、コンサルとともに自社の課題や現状を分析したうえで、どのようなオウンドメディアを目指すのか目標を決めていく。
私たちバズ部がコンサルをしたファイナンシャルプランナーの事務所有限会社ライフドアーズ様は、紙媒体での施策に限界を感じていた。
Webマーケティングが初めてで不安があったものの「1日でも早く問い合わせが欲しい」との思いがあった。
そこで、アクセス数よりも「コンバージョン(個別相談)」に目標を定めて、できるだけ問い合わせにつながるオウンドメディア戦略を立てた。
有限会社ライフドアーズ様の事例 | |
目標 | ・アクセス数よりも「コンバージョン(個別相談)」に目標を設定 |
成果を出すまでの過程 | ・毎週ミーティングを実施 |
成果 | ・立ち上げから半年立たずにオウンドメディア経由で契約が発生 |
その結果、立ち上げから半年立たずにオウンドメディア経由で契約が発生。
今では毎月50件以上の個別相談につながっている。
このように、あなたの会社の課題や今後のビジョンをもとに的確な目標設定をすることで、目標達成に沿った戦略を描きやすくなる。
目標設定が曖昧のままオウンドメディア運用を進めるとキーワード選定やユーザー導線設計などがぶれてしまう可能性があるため、自社だけでの設定が難しいと感じる場合はコンサルに相談しよう。
▼有限会社ライフドアーズ様の事例
事例/はじめてのWEBマーケティングで、月50件の個別相談を獲得したファイナンシャルプランナー事務所
ビジョン・主張の定義では、オウンドメディア運用の計画やターゲット、主張などを決める工程だ。
オウンドメディアは一貫した主張やコンセプトがないと、軸がぶれてしまい「関連性のないキーワード選定をしてしまう」「企業の言いたいことが伝わらない」などの失敗が起きやすい。
そのため、オウンドメディア運用を開始する前に、どのようなターゲットにどのような価値を届けるオウンドメディアなのか言語化しておく必要があるのだ。
一例としてバズ部の場合は、下記のようなターゲットと価値提供、一貫した主張を掲げている。
ターゲット | 売上アップに悩んでいる企業 |
価値提供 | Webマーケティングの力を使い、低コストかつ短期間(半年から3年)で、業界のトップを取れるようにする |
一貫した主張 | 真に良質なコンテンツを一貫して提供し続ける |
自社のオウンドメディアの価値やターゲットは社内で悩んでいても見えてこないケースがあるので、コンサルの助言を受けながら進めるのもいいだろう。
「1-1.戦略設計はコンサルに依頼したほうがいい」でも触れたように、キーワード選定・戦略設計は積極的にコンサルに依頼したい工程だ。
キーワード選定 | 自社の戦略設計に沿ったキーワードの選定と優先順位を確定する |
戦略設計 | オウンドメディア内でのユーザーの導線設計をする |
コンテンツマーケティングの専門家の観点から見ると「キーワード選定で売上の8割が決まる」と言っても過言ではないほど重要な工程なので、知識のあるコンサル会社に依頼したほうがいいだろう。
バズ部のキーワード選定では、下記のような工程を経て成果に結びつくキーワードを厳選している。
ここまでのことをあなたの会社で実践するには、深い知識と時間が必要になるだろう。
また、キーワード選定と併せて、オウンドメディアに流入したユーザーをどのように売上につなげるのか設計しておくと、オウンドメディアの目標を達成しやすくなる。
サイト制作は、オウンドメディア運用を開始するサイトを制作する工程だ。
サイト制作を外注したい場合は、コンサルを依頼した会社にサイト制作をそのまま依頼するといいだろう。
ここで重要なのは、サイト制作を軸にコンサル会社を選ばないことだ。
オウンドメディアの戦略設計やキーワード選定などの工程はWebサイト制作のコンサルとは少し異なるため、Webサイト制作を売りにしているコンサル会社に依頼すると思ったようなサポートが受けられない。
また、現時点で自社のホームページがある場合は、あなたの企業のホームページ内にオウンドメディアを作ることも可能だ。
このケースなら自社もしくはホームページを制作している業者で対応できるため、「本格的なサイトを制作しなければならない」と意気込む必要はないだろう。
「1-2.社内で記事制作ができるなら内製化のコンサルを検討する」でも触れたように、記事制作の内製化ができるなら積極的にコンサルを活用しよう。
一例としてバズ部のコンサルでは、選任のコンサルタントが記事制作の初回トレーニングや定期的なフィードバックなどを行い、記事制作の内製化を強力にサポートしている。
【バズ部の記事制作のコンサル内容例】 <初回トレーニング> <定例ミーティング> |
下記は、バズ部がコンサルをしたストレッチを中心に体の悩みを解消するオウンドメディアの成果だ。
コンテンツ制作のノウハウやコンテンツ制作体制の整備などを進めていったところ、公開から4ヶ月で20万PV、約1年後には月間販売数が800件を超えるまでに成長した。
記事制作を外注しなくても、記事制作を内製化するノウハウを身につければしっかりと成果を創出できる。
内製化がどうしても難しい場合は記事制作のディレクションなどをしてくれるコンサルもあるので、相談してみるといいだろう。
▼株式会社LPN様さまの事例
事例/月間140万PV・月間販売800件超!自社メディアで圧倒的な成果を出すECサイトのコンテンツマーケティング
記事アップロードは、制作した記事内容を確認してオウンドメディアにアップロードする工程だ。
コンサル会社によっては、対応してくれるケースがある。
アップロードには1記事2~3時間程度かかるため、意外と時間を割かなければならない。
誰が実施しても品質が左右される工程ではないので、依頼できる場合はコンサルに任せるといいだろう。
効果測定は、オウンドメディアのKPIを測定して改善策を提案する工程だ。
オウンドメディアの目標に対してどれくらい成果が出ているのか分析し、場合によっては下記のような改善策を提案する。
【オウンドメディアの改善策の例】 ・コンテンツの内容を見直す(リライトするなど) |
また、既にオウンドメディアを運用していて、成果が得られていない場合の分析や改善策の提案も可能だ。
以前バズ部に、BtoBのサービス業をしている方から「記事を数十本公開して数万セッション/月程度アクセスはあるものの問い合わせにつながらない」との相談を受けた。
改善策としては、下記の3つを提案できるだろう。実際にこの改善策を実施したことで、オウンドメディアの問い合わせが劇的に増えた例は多く存在する。
【BtoBサービスのオウンドメディアの改善策】 1.ユーザーが問い合わせを検討する可能性が高いキーワードで記事を作る |
オウンドメディアは思考錯誤を繰り返し成果を最大化していく側面があるので、運用方法や改善策に悩む場合はコンサルに相談してみるといいだろう。
オウンドメディアのコンサル費用は、並走の場合は月額30~50万円が相場だ。
単発依頼の場合は内容によるが、50~150万円程度が相場になる。
依頼方法 | 費用相場 | 概要 |
並走 | 30~50万円/月 | ・目標設定から運用まで一通りのコンサルを受けられることが多い |
単発依頼 | 50~150万円 | ・戦略設計やキーワード選定などを特定の工程のみを依頼する |
ただし、オウンドメディア運用のコンサル費用は、コンサル会社と提供サービスにより大きく変動する。
例えば、同じ工程を網羅したコンサルサービスであっても、ミーティングの頻度や内容により費用が変わってくる。
そのため、気になるコンサル会社がある場合は、事前に費用を確認して検討するといいだろう。
オウンドメディア運用のコンサルは「成果を出せるのか」が非常に重要だ。
いくら評判のいいコンサル会社であっても、あなたの会社のオウンドメディアの成果創出に貢献できなければ、コンサル依頼した意味がない。
ここでは、成果につながるオウンドメディアのコンサルを選ぶポイントを解説していく。
成果を出す再現性のあるコンサル会社を見分ける方法を詳しく解説しているので、参考にしてみてほしい。
1つ目は、オウンドメディアのコンサル事例を見ることだ。
コンサル会社のホームページなどに公開されている事例を見ることで、どの提案の実績があるのか把握できる。
事例を確認するときには、下記の2つを確認しておこう。
コンサル会社の事例の中に自社に近い事例があれば、業界の傾向やSEOの難易度などを理解していると考えられる。
業界ならではの特徴や注意点を踏まえたうえで、提案やサポートをしてもらえる可能性がある。
また、成果だけでなく内容のある事例が記載されていると、コンサルサービスの内容や取り組みの姿勢などがより具体的に見えてくる。
成果だけでは分からないコンサル会社の特色やサポート体制が理解できるので、事例の内容も確認しておこう。
2つ目は、どのように成果事例を出したのか担当者が説明できるか確認することだ。
コンサル会社によっては、担当者によって実力に差がある。
一部でいい評判のあるコンサル会社でも、会社自体に成果を再現するノウハウがないと評判どおりの成果が出せるとは限らない。
とは言え、契約するまでは営業担当者が窓口となるケースが多く、コンサル担当者の力量を確認できないのが現状だ。
そこで、コンサル担当者と話す機会をつくってもらい「この成果はどのように出しましたか?」と直接質問するといいだろう。
コンサル担当者が自社の成功事例について納得できる説明ができなければ、成果が属人化していて再現性のない可能性がある。
逆に、どのような事例であっても成功した要因や具体的な取り組み、自社で提供できる価値などをしっかりと説明できれば、再現性があると言えるだろう。
3つ目は、コンサル会社の口コミを確認することだ。
コンサル会社からの情報だけでは偏った認識になる可能性があるので、可能であればプラスアルファで実際にコンサル会社を利用したリアルな声にも耳を傾けるようにしよう。
コンサル会社によっては、なかなか口コミがないケースがある。
そのような場合は費用を払って、コンサル利用者に満足度や注意点などをインタビューしてもらうのもいいだろう。
先ほども触れたように、オウンドメディアのコンサルは費用がかかるため、それくらい慎重に判断する価値がある。
少し費用をかけてでも信頼できる情報を集めて判断したほうが、コンサル利用時の後悔や失敗を避けられるだろう。
最後に、バズ部のオウンドメディアコンサル事例をご紹介する。
バズ部の成果にこだわったコンサルは、直近2年間で改善に取り組んだオウンドメディアPVが平均1,129%アップしている。
具体的にどのような成果を出しているのか、参考にしてみてほしい。
・開始わずか10ヶ月で14.6億円の売上を獲得 | |
・立ち上げ5年で月間212万PVに到達 |
富裕層向けの収益不動産の販売や管理をしている武蔵コーポレーション様は、広告中心のマーケティングに「費用対効果の低下」や「継続しなければならない負荷」など課題を抱えていた。
それだけでなく、自社に興味を持つ前向きで能動的なユーザーからの問い合わせが少なく、フォローに時間がかかっていた。
そこで、コンテンツマーケティングを開始するにあたり、私たちバズ部に相談いただいた。
武蔵コーポレーション様はこれまで様々なコンサルを受けた経験があったが、資料を渡されて終わりというケースもあった。
しかし、バズ部は「ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供する」というポリシーを徹底していて、成果を追求している印象があったそうだ。
武蔵コーポレーション様はコンサルの受け方にこだわり、しっかりと認識をすり合わせて腑に落ちるところまで理解を深めた。
とくにコンテンツ制作では一歩踏み込んだ行動提案ができるように、自社の考えや主張をしっかりと発信していくことにこだわった。
毎週火曜日にバズ部とミーティングをして、意思決定に関与しつつ情熱を持ち続けてコンテンツ制作を継続できたそうだ。
その結果、開始わずか10ヶ月で14.6億円の売上を記録。
狙ったキーワードで早期から上位表示を連発し、コンスタントにアクセスを集めることができた。
上位表示キーワード | 検索数 |
1位:不動産投資 節税 | 1,600 |
1位:不動産投資 本 | 1,300 |
1位:不動産投資 経費 | 390 |
1位:一棟アパート 投資 | 140 |
1位:医師 不動産投資 | 170 |
専属のコンサルタントと二人三脚でオウンドメディアを立ち上げることで、短期間でもしっかりと成果を創出できた好事例だと言えるだろう。
▼武蔵コーポレーション様の事例
事例 / 累計106億円の売上を叩き出した不動産会社のコンテンツマーケティング事例
100人以上の弁護士を抱える大手弁護士事務所の弁護士法人ベリーベスト法律事務所様は、Web集客をリスティングのみに頼っていた。
もっと多くの人に自社を知ってもらえるきっかけを作りたいとの思いから、バズ部のコンサルをご利用いただいた。
1週間に3記事程度アップできる体制をつくり、誰が執筆しても同じ質になるような仕組みを整えた。
開始当初は良質なコンテンツ制作に苦労したものの、ユーザーに本当に価値のある情報を提供し続ければ、結果は後からついてくると信じて邁進していた。
コンサルを受けて驚いたのは、想像をはるかに上回る圧倒的な成果だった。
オウンドメディアにコンテンツをアップするようになり、毎日感謝のコメントが寄せられるようになった。
オウンドメディアの立ち上げから5年が経過した段階のPVは、月間212万PV。
毎月4,400件以上のお問い合わせを獲得、案件につながる可能性のあるお問い合わせ数だけに絞っても、毎月2300件以上を定期的に獲得できるメディアに成長した。
オウンドメディアの立ち上段階からコンテンツ制作の内製化にしっかりと取り組んだことで、集客に貢献するオウンドメディア運用ができるようになった事例だと言える。
▼弁護士法人ベリーベスト法律事務所様の事例
事例 / 問い合わせが月4,400件以上!自社メディアで驚異的なCV数を生み出した弁護士事務所
このように、バズ部では成果につながるオウンドメディア運用のコンサルを実施している。
オウンドメディア運用に課題がある場合や立ち上げに不安を感じている場合は、お気軽にお問い合わせください。
この記事では、オウンドメディア運用でコンサルを利用する範囲やコンサルができること、コンサルの選び方などをまとめて解説してきた。
最後にこの記事の内容を、簡単に振り返ってみよう。
〇オウンドメディア運用でコンサルに依頼してもいい範囲は下記の2つ
1.キーワード選定とビジョン、ユーザーの導線設計などの戦略設計はコンサルに依頼する
2.社内で記事制作ができるなら内製化を教えてくれるコンサルに依頼する
〇オウンドメディア運用でコンサルに依頼できる業務範囲は下記のとおり
コンサルに依頼できること | 概要 |
目標設定 | オウンドメディアの目的を明確にして目標を立てる |
ビジョン・主張の定義 | オウンドメディア運用の計画やターゲット、主張などを決める |
キーワード選定・戦略設計 | 自社の戦略設計に沿ったキーワードの選定と優先順位を確定する |
サイト制作 | オウンドメディア運用を開始するサイトを制作する |
記事制作 | 社内でコンテンツ制作ができるよう内製化の仕組みを整える |
記事のアップロード | 制作した記事内容を確認してオウンドメディアにアップロードする |
効果測定 | オウンドメディアのKPIを測定して改善策を提案する |
〇成果の出るオウンドメディア運用のコンサルを選ぶポイントは下記のとおり
1.オウンドメディアのコンサルの事例を見る
2.どのように成果事例を出したのか担当者が説明できるか確認する
3.コンサル会社の口コミを確認する
オウンドメディア運用は、コンサルに任せる範囲を決めて成果につながるコンサルに依頼することが重要だ。
オウンドメディア運用に課題がある場合や立ち上げに不安を感じている場合は、お気軽にお問い合わせください。
広告に頼り切ったマーケティングの打開策としてコンテンツマーケティングについて調べているけれど、よく分からないと悩んでいませんか?
本書は弊社やクライアント様がコンテンツマーケティングに取り組み
など、コンテンツマーケティングの効果と、具体的な施策内容を全94ページに渡って詳細に解説しているものです。
ぜひ、貴社のWEBマーケティングにもご活用ください。