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12/18水13:00〜15:30
こんにちは。バズ部のギンドゥスです。
私はこれまで記事制作代行サービスの責任者として、150名のライターさんと3,000以上のコンテンツを作ってきました。その大半が上位表示を実現し、メディアによっては100本の記事のうち92本が1位・99本が10位以内という結果を得たこともあります。
(残り1本を上位表示できなかったことが心残りですが・・・)
<実績の一部>
そんな結果を得られた要因は何かと振り返れば、その8割は「成果を上げるライターさんを採用し一緒にコンテンツ作りをしたから」と言っても過言ではありません。
以下は、実際に弊社の記事制作代行サービスを利用して成果を上げた2つのメディア事例です。
このように、ほとんど全てのメディアのSEOを成功させてきましたし、このレベルで成果を上げている代行会社は他にないと思います。その私から言える皆さんへのアドバイスは、ライターさんの選び方です。
今回は、SEOで成果を上げるために選ぶべきライターの特徴4つを詳しく話していきます。これは社内でライターを集う時も外部ライターと一緒に取り組む時にも見極めに使える共通した特徴です。
本記事を読めば、今うまくいってない人は負のスパイラルから逃れられるきっかけになるでしょうし、少しでもうまくいっている人は今ある成果を強化することつながります。
これをきっかけに大事なコンテンツ制作を担うライター選びに失敗しないようにしていきましょう。
【そもそも良質なコンテンツが何かわかっていなければライター選び以前の話】
バズ部では以下の3つの条件を満たすものを、良質なコンテンツと定義しています。
こういった良質なコンテンツの定義をあなた自身がもっていないなら、ライター選びの前に作るべき良質なコンテンツを明確にしましょう。
いくら良いライターさんを選ぶことができても、一緒に作成するあなたがコンテンツを分かっていないのでは成果を上げることはできません。
良質なコンテンツの定義が明確で、コンテンツ作りに迷いはないと少しでも言い切れない場合は、以下の記事も見るようにしてください。
良質なコンテンツの定義やアウトプットイメージを、あなたもしくはメディアの担当者が持たずにライターにおんぶに抱っこの状態では、決して継続的な成果が出せないのは自明の理です。
目次
私が考えるSEOで成果を上げるための必須スキルとして「納得感の高い文章」が書けなくてはならないということがあります。
この「納得感の高い文章」を書く人を見分ける一番良い方法が、記事について質問をした際に「芯」を食った回答ができるかで判断する方法です。
「芯」を食った回答とは、質問に対して「つまり、どういうことか?」に対して明快に答えられることを指します。「つまり、どういうことか?」に明快に答えるためには、持ち合わせている情報を自分の中で咀嚼し、自分の言葉で表現をする必要があります。回答に対して「なるほど」となれば、分かりやすく伝えることができていると判断します。
改めて説明するととてもシンプルなことですね。あなたも誰かに質問をした時に、回答が何をいっているかわからないという経験をしたことはあるはずです。質問に的確に答えられない人が、人を納得させる文章を書けるはずがありません。
例えば、SEO対策のメリットとして、「効果が持続しやすい」という主張があるとします。この主張に対して、「なぜ効果が持続しやすいのですか?」と質問してみた場合を考えてみましょう。
悪い回答例
実際にSEO対策が持続する理由は、検索エンジンがページの信頼性と関連性を評価し続けるからです。例えば、あなたのウェブサイトが質の高いコンテンツを提供し続けると、検索エンジンはそれを評価し、継続的に上位に表示し続けます。
この悪い回答例を読んでみてどう感じたでしょうか。
「なるほど」となった人は少ないはずです。
むしろ、「本当に」や「よくわからない」となった人が大半だと思います。
悪い回答例にあるように、質問に対して「つまり、どういうことか」が不明瞭で、「なるほど」と思える回答ができていないライターであれば、あくまで現時点においてですが、分かりやすい文章を書くスキルが低いと言わざるを得ません。
実際、私がライターさんに継続的に依頼をするか判断する時に最も重視するのがこの点です。
「つまり、どういうことか?」に明快に「芯」の食った回答ができるライターさんは、SEOの結果において大きな差を生み出します。
皆さんが見分ける時は、以下の方法で行うのがおすすめです。
<チェックの仕方>
・テストライティング(5章で後述します)の原稿において少しよくわからない箇所について、「つまり、どういうことか」と質問を投げかけてみる
・1記事目の執筆の際に「つまり、どういうことか」と思う箇所が少ないかカウントしてみる
・記事の1つの見出しに対して、一つ一つ本当に理解をしているか確認しながら「つまり、どういうことか」と最後に質問する
これらの質問を通じて、「芯」を食った回答ができているなと思えれば、分かりやすい文章を書ける可能性が高く、採用し継続して依頼すべきライターのいち要素をもっていると言えるでしょう。
本当に「心配性」な人ほど、良い文章を書きます。
心配性な人は自分が書く内容に対して、それで良いのか徹底的に調べ・考え、細部にこだわりながら文章を書くからです。
心配性な人には大きく2つの特徴があります。
①情報を調べる際に自分の意見を明確に表現できるまで必ず複数の根拠にあたり思考する 例えば、最新のスマートフォンのおすすめ機種について意見を持つ際に以下の複数情報にあたります。
ただ複数情報にあたるだけではなく、できるだけ多くの情報を見て、分析しながら意見を明確化していきます。心配性でない人は、一つの情報や限られた量しか見ずに意見を安易に形成し、結果、本当にユーザーにとって価値があり納得感のあるコンテンツ制作をできない傾向があります。 |
②文章を書く際に読み手に対して伝え方がベストかどうかを深く考えて執筆する 同じ内容を書くにしても心配性な人は、本当に読み手に伝わるかを何度も考えて文章を作ります。例えば、 ・本当に理解できるか といったことを何度も考えます。 |
上記の「例えば」の部分は良質なコンテンツにするために私達がチェックしていることの一つです。
この2つの特徴を持ち合わせていることが、より良いコンテンツを制作することにつながることは必然と言えるでしょう。結果として、SEOの結果に大きな影響を与える記事執筆ができます。
心配性な人というとネガティブな印象を持たれる方が一部いらっしゃいます。
しかし、SEOにおける記事執筆においては非常にポジティブな特徴であり、優先して採用していくようにしましょう。
心配性な人を見分けるポイントは以下の方法がおすすめです。
<チェックの仕方>
・記事制作の進め方やレギュレーションについて不明点がないか質問をし、細かいところまで確認しようとするかを見る
例)どのような文体を使うべきか、制作スケジュールは提示しているので問題ないか など
・表現の一部について、なぜそのように表現したかを質問し、回答に熟慮のあとが見えるか判断する
・記事内の文章に誤字脱字がないか何度も確認もしくは複数ツールを使っているか見る
一見、態度としては心配性なように見えない人でも、内情が心配性な方は多くいらっしゃいます。
決して表面的な態度ではなく、実際の行動から心配性かどうかを見極めるようにしましょう。
正直、論理的思考力が皆無なライターが成果を出す記事を執筆することはほぼありません。
論理的思考力は構成・本文作成の両面において重要なスキル・能力となります。
特にSEOにおいて、読者に分かりやすく納得感のある文章を書くことは絶対です。しかし、最低限の論理的思考力がない人はいくら説明してもなかなか良い文章を書くことができません。このタイプを何とかしようとしても、必ず教育コストが膨大に膨れ上がります。
例えば、以下のような文章を見ていただくとわかると思います。
主張に対する理由を述べていますが、理由になっていないことがわかるでしょう。
主張: 「このプロジェクトは予定通りに完了する。」
理由: 「なぜなら、チームメンバーが全員熱心だからだ。」
チームメンバーの熱意はもちろん重要ですが、それだけではプロジェクトが予定通りに完了する理由にはなりません。計画に対してどのようにリソースを確保し、進捗管理を行っているのかがなければ少なくとも理由とは言えません。
実際、こういったことは非常に多くあります。
これでは、読者にとって良い記事を書くことができないことは皆さんもわかると思います。
ただ、ここで必要なのは「最低限」の論理的思考力です。
何も特別に秀でている人を選ぶ必要はありません。
つまり、最低限のことができていれば良いのです。
最低限の論理的思考力がある人を見分けるには、以下のことができているかで見ていきましょう。
<チェックの仕方>
・主張に対しての理由が一足飛びになっていないか
・PREP法やSDS法を教えて文章を書くことができるか
このような簡単なチェックをするだけでも見分けことが可能です。
論理的思考力はスキルであると同時に、能力である側面もあります。上記ができないということは、能力として厳しい部分があるため見極めていきましょう。
最後は、相手の立場に立って考えられる人かどうかという点です。
実はこの項目は、上述した3つと異なり成果を出すライターを選ぶ上で「必要条件」とは必ずしも言えないと考えています。
しかし、この特徴があるかないかで記事の質には大きな影響があり、本当に良質なコンテンツを作り、周りと違いを生みたいなら非常に重要な特徴と言えます。
なぜなら、この特徴をもっていると読者が何を感じるかを想像しながらコンテンツ制作を進めることができ、ユーザーに寄り添った人間味のある文章を書くことができるからです。
人に何かを伝える時に、相手がどう受け取り、どう感情が変化するかを考えられるか。その感情のやり取りこそが、良い文章を書けるかに大きな影響を及ぼします。
以下の文章を見てください。
これは「自分が嫌い」というKWで書いた記事の一部を抜粋した文章です。
「自分が嫌い」という気持ちで心がいっぱいになって、もがき苦しんでいませんか。
自分の悪いところ、できないこと、嫌な部分を言い出すと止まらない……そんなふうに、自分を憎み嫌ってしまうときがあるかもしれません。
「自分が嫌い」は、一種の誤作動で起きている感情であり、本当は、あなたは自分に嫌われる人間ではありません。
衝動的に自分を傷つけたくなることがあっても、そこはぐっとこらえて、
「もう十分に苦しんでいる」
と、自分を労ってあげてください。
この文章を見てもらえれば、相手の立場に立って、相手を想像し考えることで、どれだけ文章が変わるかがわかるのではないでしょうか。
実際、ここで紹介している文章が書かれている記事のメディア「みんチャレ ブログ」は大きな成果を上げています。弊社事例として「コンサルティング記事代行事例 / わずか8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリ企業メディア成功事例」で紹介をしているので、ぜひご覧ください。
本当に良質なコンテンツを書くにはこのような人の感情に寄り添った文章が重要であり、それができる人を見極めていくことが本当に良質なコンテンツを作るうえで重要になることを理解しましょう。
そんな相手の立場に立って考えれる人かどうかを見極める方法は以下になります。
<チェックの仕方>
・ライターさん自身が相手の状況を説明できるか
・相手の立場に立った時に伝え方についてライターさんに意見があるか
・なぜその言葉を使ったかを読者の立場に立って説明できるか
最初に必要条件では無いと伝えましたが、SEOで成果を出す良質なコンテンツを追求する上であったほうが良いことは間違いがないです。
できる限り、この特徴をもつライターさんを選んでいきましょう。
ここまで話してきた「SEOで成果を上げるために選ぶべきライターの特徴4つ」を見極めるためにおすすめしたいのが2段階でのテストライティングをライター選びのフローに入れることです。
記事制作代行サービスの部門にてライターさんを選ぶ時は以下のフローで行います。
1. 指定したキーワードに基づき3,000文字以上の記事を執筆していただく
2. 合格基準にある記事を執筆したライターさんを選ぶ
3. 最初に基礎研修(求めるコンテンツとは何か、そしてそれをどう作るのかを伝える研修)を行う
4. 基礎研修後に1記事を執筆いただきながら全4回の研修を行う ※毎週FB実施
5. 納品品質となる記事を書ききれれば継続して執筆をいただく
上記の赤字になっている箇所をテストライティングとして位置づけています。
まず、1.〜2.のフローで「最低限の論理的思考力がある人」・「心配性な人」の2軸で確認を行います。この2つの特徴以外は、最初のテストライティングではなかなか判断が難しいです。他の2つの特徴は次のテストライティングで判断するとして、「最低限の論理的思考力がある人」・「心配性な人」の2つが明らかに欠けていないかを見ていきましょう。
次に3.〜5.のフローで、具体的に求める記事コンテンツについて研修を行った上で、その基準でコンテンツ制作ができるかを見ていきます。その際に、全4つの特徴を持ち合わせているのかを注意深く確認をし、判断をしていきます。
2回のテストライティングを通せば、基本的には、見極めることができるはずです。
手間はかかりますが、誤った判断でライターを選ぶと、結局その後が大変になります。そして、求める結果を出すことはできません。
そうならないために、丁寧にテストライティングを行い、見極めていきましょう。
SEOにおいて最も重要なのは良質なコンテンツを作ることであり、その担い手のライターが良質なコンテンツを作る素養があるかどうかで大きくSEOの結果は変わります。
この4つをもっているライターさんであれば、基本的に安心して一緒にコンテンツ制作ができるはずです。
コンテンツ制作は非常に骨の折れる取り組みです。そんな取り組みを一緒に行うライター選びの時間を惜しまないようにしましょう。
私たちバズ部は、12年で400社以上のコンテンツマーケティング支援を行ってきた中で
・立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売り上げを産んだ不動産メディア
・わずか8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリ企業メディア
・月間4400件以上の問い合わせを実現した弁護士事務所メディア
など、今までの常識を覆す成果を挙げ続けてきました。
大企業・中小企業を問わずコンテンツというものをしっかりと理解して、真剣に取り組んでいただければ、誰でも、これと同じ、またはこれ以上の成果を出すことができます。
実際にバズ部が取り組んだプロジェクトについて、どの様に圧倒的な成果を実現してきたのかを下のページで詳細にまとめています。ぜひ参考にしてください。