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11/27水19:00〜20:00
オウンドメディアを運営する会社が増えているなか「わざわざオウンドメディアを運営するメリットがあるのか」気になっている方は多いだろう。
オウンドメディア最大のメリットは「あなたの会社や商品が本当に好きな人を集められる」ことだ。
オウンドメディアで適切な発信ができれば、ユーザーはあなたの会社を信頼してくれるようになり、結果的にあなたの会社や商品を本当に好きになってもらえる。
時間や費用をかけなくても、オウンドメディア経由で利益拡大や人材確保ができるようになるのだ。
実際私たちバズ部は、12年間で営業なしで50億円以上の売上をオウンドメディア経由で創出してきた。
バズ部は最高のWebマーケティング、コンテンツマーケティングに関する情報を発信しているが、バズ部の考え方をもっと知りたい10万人以上がメールマガジンに登録している。
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これらの成果創出にかかったコストは、コンテンツ制作とサーバー代のみ。
冗談ではなく本気でオウンドメディアに取り組めば、あなたの会社でもこれだけの成果を目指すことができるのだ。
圧倒的なメリットがあるオウンドメディアだが、運営するうえでのデメリットも確かに存在する。
オウンドメディアのメリットとデメリットを理解したうえで、オウンドメディアを運営するべきか適切に判断することが欠かせない。
そこでこの記事では、12年間オウンドメディア運営に携わってきたバズ部が身をもって実感したオウンドメディアの最大のメリットやデメリットをまとめて解説していく。
最後まで読めばオウンドメディアの本当のメリットが分かり、あなたの会社でオウンドメディアを運営するべきか判断できる。
私たちの事例を踏まえて解説していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。
目次
オウンドメディア最大のメリットは「あなたの会社や商品が本当に好きな人を集められる」ことだ。
オウンドメディアで適切な発信ができれば、ユーザーはあなたの会社を信頼してくれるようになり、結果的に負担をかけずに売上拡大や自社に合う人材確保が見込める。
例えば、広告を見るユーザーは相見積もりを取る、他の商品やサービスとの比較検討を目的としているので、興味の薄い層や購入につながらない層も含まれてしまう。
あなたの会社でもこのようなケースは、毎日のように起きているのではないだろうか?
検討度合いの異なる見込み顧客が含まれると、契約までの道のりが長くなり手間と労力がかかる。
一方で、オウンドメディアは自社の会社や商品、サービスに本当に興味を持った顧客から問い合わせをしてくるため、検討度の低い見込み顧客を商談化する手間や負担がかからない。
実際にバズ部では営業活動をすることなく、オウンドメディア経由で毎月好きなだけ反響や問い合わせを得ることができている。
「あなたの会社や商品が本当に好きな人を集められる」のは、売上拡大や人材確保にかかるコスト、労力の削減につながるのだ。
次の章からは、このメリットをより詳しく解説していく。
オウンドメディアのメリットを実感できる成功事例 |
オウンドメディアは適切な運営ができれば、あなたの企業の売上拡大や人材確保に大きく貢献してくれる。 実際にバズ部では累計100億円の売上を生み出したコンテンツマーケティング支援事例やオウンドメディア経由で1,225件の受注に成功した事例などがあるので、ぜひチェックしてみて欲しい。 事例/累計106億円の売上を叩き出した不動産会社のコンテンツマーケティング事例 |
オウンドメディアのメリットをもう少し細かく見てみると、下記の4つが該当する。
会社の利益拡大と人材確保のそれぞれの側面で、オウンドメディアがどのように貢献するのかチェックしてみよう。
オウンドメディアは、見込みの高い顧客をたくさん集客できる。
詳しく理解するために「顧客の質」と「顧客の数」に分けてどのようなメリットがあるのか見てみよう。
オウンドメディアは自社の発信している情報に好感、興味を持った顧客が問い合わせをしてくる。
自社に好印象を持つ見込み顧客を獲得できるため、契約率が高くなる傾向がある。
例えば、コンペを行い案件を獲得しなければならない業種の場合は、資料作成やコンペの段取りなどに時間を割くことになる。
オウンドメディア経由で質の高い見込み顧客を獲得できれば、コンペや営業活動に労力をかけて見込み顧客を獲得する必要がなくなる。
つまり、オウンドメディアがあなたの企業の営業に代わり、質の高い顧客を獲得してくれるのだ。
実際にバズ部への問い合わせの多くは「昔からバズ部の記事を読んでおり、バズ部のファンでした」という方だ。
そのような方達は業者選定のプロセスが終了しており、初めから私たちにコンテンツマーケティングを依頼する前提で問い合わせをしている。
そのため、営業活動することなくオウンドメディア経由で、累計50億円を超える売上を創出できたのだ。
また、オウンドメディア経由で獲得した質の高い見込み顧客は一時的な利益だけでなく、継続した利益を生み出しやすい。
バズ部がコンテンツマーケティングをサポートさせていただいた「エーテンラボ株式会社」さまのアプリ「みんチャレ」では、オウンドメディア経由でアプリをダウンロードしてくれたユーザーのほうが、課金率が約25%高いという結果が出ている。
このように、オウンドメディア経由で獲得した質の高い見込み顧客は契約率が高いだけでなく、契約後の使用継続率や課金率なども高い。
オウンドメディアを活用すると、自社への貢献度が高い質の見込み顧客を獲得しやすくなる。
▼みんチャレさまの事例は下記をチェックしてみてほしい。
コンサルティング記事代行事例 / わずか8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリ企業メディア成功事例
オウンドメディアは、質の高い見込み顧客を「多く」獲得できる特徴がある。
総務省が公表している「情報通信白書令和5年版」によると、2022年のインターネット利用率は84.9%(国内・個人)と非常に多くの人が利用している。
Web検索からの情報収集が当たり前になってきたので、オウンドメディアの記事が上位表示できれば多く人に興味や関心を持ってもらえるようになる。
実際にバズ部では開始わずか4ヶ月で100万PV、1年半で見込み客リスト30,000件以上を獲得した実績がある。
想像してみてほしい。対面や電話での営業活動を通じ1年半で30,000件以上の新規見込み顧客を獲得することは、非常に難しいと分かるだろう。
もちろんオウンドメディアでも、多くのユーザーに見てもらうための施策は必要になるが、営業の手間や負担を抑えながらも、質の高い多くの見込み顧客を獲得できるのは大きなメリットだと言えるだろう。
オウンドメディアは、費用対効果よく売上を集められるところもメリットだ。
先ほど触れたようにバズ部のオウンドメディアは累計50億円以上の売上を生み出しているが、主な費用は人件費とサーバー代のみだ。
広告を活用してオウンドメディア同様の成果を出そうとすると、7.5~10億円程度の費用がかかる。
オウンドメディアがいかに費用対効果が高いか分かるだろう(売上の15~20%を広告費とした場合)。
また、広告は出稿し続けないと一定の売上を生み出せないため、ランニングコストがかかる。
オウンドメディアなら広告運用のようにコストを投資続けなくても、売上を出すことが可能だ。
採用目的でオウンドメディアを活用する場合は、自社の戦略やビジョンに合う採用ができる。
この方法は「オウンドメディアリクルーティング」と呼ばれることもあり、昨今注目を集めている。
採用目的のオウンドメディアでは、企業のビジョンや社員インタビューなど企業のよさや考え方を発信できる。
【採用目的のオウンドメディアの掲載内容例】 ・企業のビジョン |
オウンドメディアを見てビジョンや考え方に共感した求職者が応募を決断するため、採用時のミスマッチを防ぐ効果も期待できる。
一例として「mercan」は「株式会社メルカリ」の採用を目的としたオウンドメディアだ。
出典:「mercan」
国内のメルカリ内定者の認知率は100%。「mercan」の内容に共感した求職者が応募し、採用まで進んでいることが伺える。
「mercan」に共感した求職者と話すと話がスムーズで、自社のビジョンや考えに対するミスマッチが少ないとも感じているそうだ。
求職者の中で「自分に合う企業かどうか」を判断する基準としてオウンドメディアが活用でき、共感した求職者のみが応募を選択することで採用にかかる時間や労力の削減にもつながっている。
また、オウンドメディア経由での採用者はビジョンや働き方に共感して応募してくるため、離職率が明らかに低い。
実際にバズ部でも「バズ部の考え方に共感しました」という理由で入社してくる社員の離職率は、明らかに低い実態がある。
このように、採用活動にオウンドメディアを活用すると、自社のビジョンやカルチャーに共感した求職者が集まり、ミスマッチや早期退職を防げる点もメリットだと言えるだろう。
オウンドメディアは、下記のように社員教育にも活用できる。
タイミング | オウンドメディアの活用法 |
入社時 | ・企業の考え方やビジョンを理解する |
新入社員以降 | ・自社の活動や他社員の取り組みを把握する |
入社時は、オウンドメディアを通じて自社のビジョンや考え方を学んでもらえる。
業界の基礎知識やノウハウを発信しているオウンドメディアであれば、オウンドメディアを読むことで新入社員研修の負担軽減につながるだろう。
例えば、バズ部では初心者向けのコンテンツマーケティング、SEOマニュアルを公開している。
新入社員はまずオウンドメディア経由で、基礎知識を身につけることが可能だ。
新入社員以降は、発信情報に応じて、様々な活用ができるだろう。
例えば、オウンドメディア経由で自社の最新の取り組みや他社員の成果を共有すると、社内の認識を揃えられる。
また、全社員がオウンドメディア制作に携わる仕組みを整えている場合は、オウンドメディア制作を通じて自社理解が促進できる。
このように、オウンドメディアは社外だけでなく、社内にとっても活用メリットがある。
オウンドメディアのメリットが理解できたところで、オウンドメディアのデメリットを見ていこう。
オウンドメディアのデメリットとしては、次の3つが考えられる。
オウンドメディアを立ち上げる前に知っておくと対策が取れるので、参考にしてみてほしい。
オウンドメディアは、短期間で成果の出る施策ではない。
「短期間で売上につながる施策がしたい」
「すぐに現状を覆して売上につなげたい」
という場合でも、成果が出るまで最低半年はかかるだろう。
なぜなら「コンテンツ数」と「検索エンジンからの集客数」の間には、大きな相関関係があるからだ。
私たちバズ部のクライアント17社にインタビューした結果、月間10万PVを達成するために平均93記事、月間20万PVを達成するために平均113記事の公開が必要だと分かった。
もちろん、オウンドメディアによっては1~2ヶ月で一定の問い合わせを獲得できるケースもある。
ただ一般的には成果を生むためには50〜100本程度のコンテンツ数が必要なことが多く、最低半年は時間を要するのだ。
短期間で成果を出したいときは、初期段階で広告運用と両立することも1つの方法だろう。
オウンドメディアはただ運営するだけでは、思ったような成果が出せない。
少なくともオウンドメディア運営には下記のような知識が必要なので、難易度が高くなる。
オウンドメディアに必要な知識 | 具体的例 |
SEO上で上位表示の流入を増やす知識 | ・記事を上位表示させるSEOの知識 |
ユーザーの理解 | ・あなたの見込み顧客がどのような情報を求めているのか理解する |
自社に信頼・興味を持てる工夫 | ・事例やインタビュー記事の制作 |
サイトから購入までの導線設計 | ・メルマガやebookを使いよりユーザーからの興味を獲得する |
そもそもオウンドメディアへの流入を増やす知識がなければ、多くのユーザーの目に止まらない。
SEOやキーワード選定、良質な記事の制作など幅広い知識が必要になる。
同時にオウンドメディアに訪問するユーザーを理解していないと、選定キーワードや必要なコンテンツがずれてしまう可能性がある。
ユーザーを深く理解する知識や姿勢も欠かせないだろう。
また、オウンドメディアはただ記事を読むのではなく、自社の信頼性や興味、関心につなげなければならない。
どのように自社の強み、特徴をアプローチしていくのか、コンテンツ設計をする知識が必要になる。
このように、ただオウンドメディアを立ち上げて運営すれば自然とユーザーが集まるのではない。
戦略的に進めないと効果のあるオウンドメディア運営ができないため、難易度が高いと言えるだろう。
オウンドメディア運営は、「サイト制作」と「記事制作」のリソースがかかる。
私たちのクライアント17社にインタビューしたところ、良質な記事を制作するには、1記事あたり7時間以上かかることが分かった。
50記事を制作すると、最低でも350時間分のリソースを確保しなければならない。
広告運用のようにコストをかければ即日開始できるわけではないため、オウンドメディアの立ち上げ方に応じたリソースの確保が課題となるケースがある。
ここまで、オウンドメディアのメリットとデメリットを解説してきた。
オウンドメディアは利益拡大や人材確保において貢献度の高いメディアで基本すべての会社にとってとても有用な手法ではあるが、一部のケースにおいてはやらなくてもいいケースはある。
オウンドメディアをやらなくてもいいケースとしては、どのようなものがあるのか確認しておこう。
オウンドメディアには様々なメリットがあるが、そもそもオウンドメディアの運営自体が向いていないケースがある。
下記の3つのケースは、オウンドメディア運営をしても成果につながらない傾向がある。
オウンドメディア自体が向かないケース | 概要 |
商品やサービスの単価が低い | 1つの単価が数万円以下の商品やサービス |
売れる予測ができてない商品やサービス | 発売前・立ち上げたばかりなど売れる予想が立っていない商品やサービス |
オフラインで情報収集から購買決定までが | オンライン経由で認知・購入するユーザーがほぼいない商品やサービス |
例えば、商品やサービスの単価が数千円の場合は購入に至っても、SEOで集客をする場合はオウンドメディアに投資する金額と売上の費用対効果が合わない可能性がある。
また、コンテンツ経由で問い合わせがあっても売上につながるか予想が立たない商品やサービスは、オウンドメディア運営の費用だけがかさむリスクがある。
そして、会社間の関係性で継続受注があるなどオンライン経由で認知・購入するユーザーがほぼいない商品やサービスも、オウンドメディアの成果が実感できない可能性が高い。
このようなケースはオウンドメディア自体が向かないため、メリットの恩恵を受けられないだろう。
オウンドメディア自体が向かないケースについては下記の記事でも解説しているので、参考にしてみて欲しい。
「3.オウンドメディアのデメリット」でも触れたように、オウンドメディアはリソースをかけて戦略的に取り組み軌道に乗せる必要がある。
オウンドメディアの成功事例では一定のリソースをかけてオウンドメディアと向き合い、自社の資産になるよう注力して取り組んでいる。
・オウンドメディアの記事制作に時間を割けない
・オウンドメディアに注力できる人材がいない
などオウンドメディアをしっかり運営していく体制を整えられない場合は、成果が出る前に挫折する可能性がある。
そのため、オウンドメディア運営にある程度注力できる十分なリソースがない場合は、現段階ではオウンドメディア運営を開始しないほうがいいだろう。
【記事制作の代行サービスを活用する場合も携わる姿勢が必要】 自社で記事制作をするリソースがない場合は、記事制作の代行サービスの活用を検討できる。 記事制作の代行サービスを活用すれば、社内でのリソース確保が難しくてもオウンドメディア運営を進めやすい。 ただし、代行業者に一任するのはなく、自社の強みや特徴などの情報提供やキーワード選定などで積極的に携わり質の高い記事制作を目指すことが重要だ。 オウンドメディアの代行範囲については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてほしい。 |
あなたの会社や商品が本当に好きな人に来てもらえる集客を実現したいなら、オウンドメディアは唯一の方法だ。
「売上拡大に課題がある」「人材確保のミスマッチが多い」など、今のあなたの会社状況を大きく変えて納得のいく成果を創出したいなら、オウンドメディアを選択しよう。
最高のオウンドメディア運営ができれば最低限のコストと労力で、売上拡大や人材確保を実現できる。
実際にバズ部がコンテンツマーケティング支援をした武蔵コーポレーションさまの不動産投資サイト「ウェルスハック」は、開始わずか10ヶ月で14.6億円の売上を生み出すことに成功した。
それ以降も、コンスタントに売上を創出し続けている。
外国語専門学校を運営している「神田外語学院」さまのコンテンツマーケティング支援では、オウンドメディア開始より1年半で億単位の貢献を果たすメディアに成長を遂げた。
狙ったキーワードで上位表示できただけでなく、資料請求からの来校率は高くオウンドメディア経由で質の高い見込み顧客を獲得している。
このように、オウンドメディアは正しい知識とノウハウをもとに戦略的に取り組めば、あなたの会社を大きく変える成果につながる。
私たちバズ部は12年で400社以上のメディア支援を行い、大きな成果を出し続けている。
オウンドメディアの運営について課題や悩みを抱えている場合は、まずは私たちバズ部に相談してみてほしい。
▼「ウェルスハック」さまの事例を見る
事例 / 累計106億円の売上を叩き出した不動産会社のコンテンツマーケティング事例
▼「神田外語学院」さまの事例を見る
事例 / 1年半で億単位の貢献を果たすまでに成長した学校法人のコンテンツマーケティング事例
この記事ではオウンドメディアのメリットとデメリットを中心に、オウンドメディアを活用するべきか判断できる内容を解説してきた。
最後に、この記事を簡単に振り返ってみよう。
〇オウンドメディア最大のメリットは「あなたの会社や商品が本当に好きな人を集められる」こと
〇オウンドメディアの他のメリットは下記の4つ
(1)見込みの高い顧客をたくさん集客できる
(2)費用対効果よく売上を集められる
(3)自社の戦略やビジョンに合う新規採用ができる
(4)社員教育に活用できる
〇オウンドメディアのデメリットは下記の3つ
(1)成果が出るまでに最低半年はかかる
(2)運営の難易度が高い
(3)リソースがかかる
〇オウンドメディアをやらなくてもいいケースは下記の2つ
(1)オウンドメディア自体の意味がないケース
(2)オウンドメディアにリソースをかける覚悟がないケース
〇今のあなたの会社を大きく変える成果を実現したいならオウンドメディアは唯一の方法
オウンドメディアが向かないケースでなければ、オウンドメディアを活用することであなたの会社の利益拡大や人材確保に貢献できる。
あなたの会社を大きく変えるためにも、ぜひオウンドメディアの運営を検討してみてほしい。
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