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10/23水12:00〜13:00
こんにちは。バズ部の房宗(ふさむね)です。
私はお客様のマーケティングのサポートを行う部署で、50社以上のオウンドメディアを支援してきました。最近とくに相談が多いのは「SEOコンテンツの外注をしているが、思うように成果が上がっていない」というケースです。
このとき私が強く思うのは下記の2点です。
1.SEOの成果は「どの企業に依頼するのか」で想像以上に変わってしまうということ
(5倍〜10倍以上変わることもあります。)
2.にもかかわらず、多くの企業が外注先の選定を充分にできていないこと
(その重要性を認識していない/もしくは認識しているがその基準が低い)
成果が10倍変わるとなると、年2000万円の売り上げを生むメディアの場合は本来2億円の売り上げを生む事ができ、1億8000万円の機会損失が生まれてしまいます。
もちろんそう単純ではありませんが、重要なのはどの会社に依頼するかによってとても大きな成果の違いが生まれるということです。
まずは、なぜ大きな成果の違いが生まれるのかご説明します。
目次
1つ目の理由は、記事の品質です。
実際にバズ部が過去支援した、不動産会社のメディア事例をご紹介します。
この会社さんは私たちが入る前に他の記事制作会社に依頼をしていたのですが、思い通りの記事があがってくることがなく成果にも繋がっていないとお悩みを持っており、月間PVは38000と伸び悩んでいました。
2021年に私たちが相談を受け、105本のコンテンツを作成することで月間PVは19ヶ月で501,010PVと13倍数以上に成長(1記事あたりのPV数も729⇨3628と5倍に)。問い合わせ数も大きく増やすことに成功しました。
それぞれの会社の執筆記事本数とそのPVは、下記の様になっています。
記事の執筆会社 | 執筆記事全体の月間PV | 記事数 | 1記事あたりの月間PV |
---|---|---|---|
バズ部 | 462,010 | 105 | 3628 |
他社 | 38,000 | 43 | 729 |
実際に私がその他社が作成したコンテンツを見たところ、お世辞にも質の高いコンテンツとは言えず、改善余地が大きくある代物でした。わたしたちから見ると質に対する制御を全くしておらず、それでは成果がでる訳がありません。
コンテンツの制作は会社によってその質に対する基準は大きく異なります。その違いがそのまま成果の違いに直結するのです。
これは考えてみれば当たり前のことだと思います。コンテンツの質が低ければ、SEOでも結果がでにくくなりPVも当然少なくなります。そしてCV数の結果はもっと悲惨な状況になってしまいます。
2つ目の理由はキーワードの設計方法の違いです。
まずは下記を見てください。この図は、労働問題を扱う士業メディアのキーワード別の月間問い合わせ数です。
着目すべきなのは「一番問合せが発生しているのは月間ボリュームがわずか30のキーワードである」ということです。(月間ボリューム22000のキーワードよりも多いです。)
特定に関わるので具体的にお伝えする事は出来ないのですが、このキーワードは
・競合が少ない(競合メディアが記事を書いていない)
・ユーザーのニーズが強い
・かつ自社の強みを反映している
という3つの特徴を併せ持つ、普通に探すと見つからない様なキーワードです。
徹底してキーワード選定を行えば、この様なキーワードを見つけられる可能性が上がります。そしてそのキーワードをもっとも重視しなければなりません。
しかし一部の会社ではこの様な視点を考慮せず、ただ自明なキーワードだけを提案しています。
例えば不動産投資のメディアであれば「不動産投資 〇〇」「マンション投資 〇〇」などの自明なサジェストワードだけを機械的に選定するなどです。
また、そもそも検索ボリューム30の様なボリュームの少ないワードは多くの場合インパクトが小さいと見なされ、提案さえされません。
この様な会社にキーワード選定を依頼してしまうと、上に挙げた様なお宝キーワードを見逃してしまいます。
その意味で細かなワードを含め、しっかりとキーワードを調べてくれる企業を選ぶ事がメディアの成否を分けると言えます。
では、ここまでお伝えしたポイントを踏まえて、私が思う、成果の出せる会社を見極める3つのポイントをご紹介します。
SEO記事の制作を依頼したい場合は「過去執筆した記事が少なくとも40%以上、1〜3位以内にランクインしている」会社を選ぶと良いです。
本当は実際にその会社に過去作成した記事を見せてもらい品質が良い業者を選べれば良いのですが、詳しい方ではないと、それを見抜くのが難しいのが実情だと思います。
SEOのアクセス数はほぼキーワードの検索順位で決まるので、実際に過去高い確率で上位表示を行えている会社を選ぶ事が、分かりやすくシンプルな選定方法だと思います。
私の感覚としては「1~3位の表示割合が40%以上」であれば、一定成果が出ているメディアと言えると思います。
1点注意点としては、執筆した記事の母数(本数)も併せて聞いておくべきという事です。
数十本、数百本分程度の母数であれば、偶然2,3個のメディアでうまく行っただけ、という可能性も高くなってしまう為です。
(記事の検索順位は、コンテンツの内容だけでなくそのメディアの運営者の知名度/被リンクの多さ等も影響を及ぼします。母数が少ないと、担当したメディアがただその強いメディアだった可能性があります。)
その為再現性があるかを確認する為に、少なくとも数千本単位の本数でこの上位表示率を実現している会社を選ぶべきです。
2つ目のポイントは「キーワード選定にも詳しい」会社を選ぶという事です。
なぜなら、上でお伝えした様にキーワード選定は見かけ以上にメディアの成果への影響が大きいためです。
この点をどの様に見分けるかというのは難しいのですが、下記2点から見るのが良いです。
上でお伝えした様に、多くの場合、これらの自明なキーワードは競合も記事を書き尽くしており競争が激しいです。その為、この様な自明なキーワード「だけ」を提案された場合は、その会社に「本当に今の自社のメディアで勝算があるキーワードなのか?」を確認すべきです。
通常キーワード選定に詳しい会社であれば、この様な自明なキーワードだけでなく「自明ではないが、言われてみると自社ビジネスの強みをよく反映しているキーワード」も提案してくれます。
キーワード選定においては、上でお伝えした様な「競合が少なく問い合わせに多く繋がるお宝ワードを可能な限り多く出す」事が重要です。
これを行おうとすると、選定の過程で数万〜数十万以上のキーワードを調べざるを得ません。
実際バズ部では本記事でお伝えした様な考え方の下キーワードリサーチを行っていますが、それだけの数のキーワードを抽出しています。
キーワードリサーチ簡単にできる方法ないの?とよく聞かれますが、手間をかけるだけの充分な価値があります。
バズ部では1ヶ月程かけて数万〜数十万単位の関連キーワードを全て洗い出し、優先順位をつけて100〜500程に絞り込む作業をします。これをしないで戦える気がしません。頑張ってやりましょう。 pic.twitter.com/eHprPCh6lF— バズ部 (@BAZUBU) July 20, 2021
その為、キーワード選定のプロセスを質問しこれだけの数のキーワード調査を行っているかも質問すべきです。
最後に、これまで出ていないポイントですが「コンテンツからどの様にコンバージョン(お問い合わせ/資料請求etc.)への導線を設けるか」まで気を配ってくれる会社を選ぶことをお勧めします。
なぜなら、SEOを行う目的はアクセス数を増やすことではなく「その先の問い合わせ数を増やす」事であるはずだからです。
この点が不足していると、仮に記事が上位表示できたとしても、ユーザーはその記事を見ただけで終わってしまいます。
この点については、その会社が過去執筆した記事を見せてもらうというのが現実的な方法でしょう。
その記事を見せてもらった上で「この記事ではどの様な問い合わせ導線を意識して執筆しましたか?」と聞き、納得感のある回答を得られるかを確認する事をお勧めします。
最後に、私たちバズ部はSEO記事の制作代行サービスを提供しています。
本サービスでは今までに累計4764本の記事を執筆してきたのですが、バズ部ではその全記事の順位をWebサイト上で公開しています。
本数 | 比率 | |
---|---|---|
全KW | 4,764本 | 100.0% |
1位 | 1,847本 | 38.77% |
1〜3位 | 2,644本 | 55.50% |
1〜5位 | 3,085本 | 64.76% |
1〜10位 | 3,668本 | 76.99% |
5000本近くの記事を執筆し、その約4割で1位表示、そして半分以上のキーワードで3位以内のランクインを実現しています。
これだけの本数で、この上位表示率を実現しているサービスは日本中を探しても他にないと自負しています。
また、プロセスが膨大な為有償になりますが、この記事でお伝えした考え方の下、メディアで攻略するキーワードを選定する「キーワードリサーチ」サービスも提供しています。
(自社で行いたい方には、面談にて無料でその方法をアドバイスしております。)
メディアの成果を今よりも劇的に向上させたい方がいらっしゃればお力になれるかと思いますので、下記から詳細を確認してみてください。
私たちバズ部は、12年で400社以上のコンテンツマーケティング支援を行ってきた中で
・立ち上げから10ヶ月で14.6億円の売り上げを産んだ不動産メディア
・わずか8ヶ月で月間140万PVを実現したアプリ企業メディア
・月間4400件以上の問い合わせを実現した弁護士事務所メディア
など、今までの常識を覆す成果を挙げ続けてきました。
大企業・中小企業を問わずコンテンツというものをしっかりと理解して、真剣に取り組んでいただければ、誰でも、これと同じ、またはこれ以上の成果を出すことができます。
実際にバズ部が取り組んだプロジェクトについて、どの様に圧倒的な成果を実現してきたのかを下のページで詳細にまとめています。ぜひ参考にしてください。