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11/27水19:00〜20:00
数字が出るランディングページの製作は、一見するととても難しいように思えてしまう。
そのため、多くの方が、難解なテクニックや、小難しい心理学に傾倒してしまう。
しかし、本当に結果がでるランディングページは、実は非常にシンプルで、誰にでも実践できる基本的なテクニックのみで構成されている。
そこで、本日は、この事実を実感して頂くために、今すぐに成約率を倍増させるための5つの簡単なテクニックをご紹介する。
この5つを、応用して頂ければ、必ず数字が改善されるので、是非すぐに試してみて欲しい。
目次
ランディングページに訪れる人の79%は、一文字ずつじっくりと読み進めるのではなく、さっと流し読みをしている。従って、一文字ずつ読む人と、流し読みをする人の両者を考慮に入れてコピーを書けば反応が上がる。
そのために最も効果的な方法は、文章と箇条書き(ブレット)を、うまく組み合わせることだ。
例えば、次の2つのコピーを読み比べて欲しい。前者は文章のみで構成した例で、後者は文章と箇条書き(ブレット)を効果的に用いて構成した例だ。
①文章のみで構成した例
弊社では、主観ではなく客観的データに基づいて徹底的にリサーチをしてターゲットを明確にしてからコピーライティングに着手して、消費者行動モデルに基づいた21の心理トリガーを取り入れたコピーライティングを書いています。更に、コール・トゥ・アクションには見込み客が無意識に行動してしまうように4つのクロージングテクニックを取り入れています。だから、弊社のランディングページは結果が出ます。
②文章と箇条書きで構成した例
弊社のランディングページは、常に安定して高い結果を出すことができます。なぜなら、
このように、セールスの科学に基づいた効果が実証されているテクニックを使っているから高い成約率を生み出すのです。
いかがだろうか?前者よりも後者の方が、少ない文字数でより多くの情報を簡潔に伝えることができる。今すぐ、あなたのランディングページの文章を見直そう。
そして、箇条書きで表現した方が良い部分を見つけたら、すぐに書き直してみよう。
ランディングページの精読率は、文章の読みやすさによって大きく左右される。従ってランディングページは、可能な限り読者にとって読みやすいように徹底するべきだ。
そのために有効なのは、一つの文の長さを、可能な限り短くすることだ。そして、文章の量も最大で3行〜5行以内に抑えよう。ここを心がけるだけで、文章の読みやすさがググッと上がる。
例えば、以下は、冗長で意味が伝わりにくい文の例だ。
返報性の法則は、マーケティングで古くから使われているもので、セールスの世界では、フットインザドアテクニックと組み合わせて使われることが多く、最初に相手に複数の小さな要求を受け入れてもらうことで、最終的に大きな要求を受け入れてもらうことにつなげることができるテクニックです。
この冗長な文を、次のように、複数の短い文に変えることで読みやすさは劇的に変わる。
返報性の法則は、マーケティングで古くから使われている手法です。特にセールスの世界では、フットインザドアテクニックと組み合わせて使われています。具体的には、最初に、複数の小さな要求を受け入れてもらうことから始めます。そして、要求を段階的に大きくすることによって、最終的に非常に大きな要求につなげるというテクニックです。
このように一つの文を、短く区切ることによって、精読率は遥かに上がる。そして、精読率が上がれば、当然コンバージョン率があがる。コンバージョン率が上がれば、売上が上がる。
これは、非常に単純だが、確実に効果の出るランディングページの改善法だ。
難しそうな専門用語を乱発することによって、自分の専門性や権威性を高めようとするやり方はもう通用しなくなっている。なぜなら、今ではインターネットで、何でも簡単に調べることができるからだ。
つまり、いくら難しい専門用語を使って話しても、話の内容が薄っぺらいと、すぐに化けの皮がはがれてしまうのだ。
例えば、次の文章を読んでみて欲しい。
Facebookページのオペレーションマネジメントにおけるキーファクターは、キャラクタライズ、またはセルフブランディングされた人間が主導権を持って、ファンと積極的にコミュニケーションを取ることによって、エンゲージメントを高めることにある。
何だか難しそうな言葉を使っているが、簡単に言い換えると次のようになる。
Facebookページの運用で最も重要なことは、担当者が主導権を持って、ファンと積極的に交流し、一人一人のファンの参加度を高めることにある。
このように、簡単な言葉を難しく伝えてもコンバージョンが下がるだけでメリットは一切ない。難しい言葉を、小学生が読んでも分かるぐらい簡単に分かりやすく伝える努力をしよう。
もし、あなたのランディングページが専門用語の嵐になっているなら、今すぐ簡単な言葉で書き換えよう。
ランディングページの主役は、あくまでも読者であって、コピーライターではない。従って、文章は出来る限り読者を主体にした能動的な表現にしよう。
例えば、髪をいつまでも黒く若々しく保つ効果のある美髪クリームを仮定して、次の2つの文章を読んでみて欲しい。
まずは平均的な普通の文章の場合
この美髪クリームを使うと、テレビのCMに出ている一流女優のような、さらさらしっとりの天然黒髪が実現します。使い方は簡単で、1日2回、朝と、夜に、この美髪クリームを20グラム手に取って、髪全体になじませるだけです。
次に読者を主体とした文章の場合
この美髪クリームを使うことによって、あなたは、テレビのCMに出ている一流女優のような、さらさらしっとりの天然黒髪を手に入れることが出来ます。そのために必要なことは簡単です。1日2回、朝起きた時と夜寝る前に、手のひら大の量の美髪クリームを髪全体になじませるだけです。
いかがだろうか?「黒髪が実現する」を「黒髪を手に入れる」にして、「20グラム」を、「手のひら大の量」と言い換えるだけで、読者は、一層明確にイメージできるようになる。
とても細かいテクニックだが、これをランディングページ全体に取り入れることで、読者の反応は驚く程変わる。なぜなら、「誰かほかの人のこと」ではなく、「自分のこと」として理解するようになるからだ。
あなたのランディングページで、読者主体の能動的な表現に変えられる部分を見つけたら、今すぐに全て言い換えよう。
商品の見せ方には2通りある。利点だけを伝える「一面提示」と、利点と欠点を伝える「両面提示」だ。
近年までは、利点だけを伝える「一面提示」の方が効果的だった。しかし、あらゆる市場が成熟して、多くの競合製品が混在している現在、「両面提示」の方が一般的になっている。
例えば、あるビジネススクールのLPを仮定して、次の文章を読み比べてみよう。あなたは、どちらの方が信頼できるだろうか?
一面提示:当ビジネススクールの卒業生の全員が、卒業後3年以内に確かな年収増しを実感しています。これは他校を遥かに上回る実績です。
両面提示:当ビジネススクールの卒業生の8割が、卒業後3年以内に年収を大きく増やしています。1.8倍以上になった人が1割、1.5倍以上になった人が3割、1.2倍以上になった人が4割です。お気づきの通り、年収があがっていない方も2割いらっしゃいます。そして、全員に結果を出して頂くべく、卒業後も徹底的にサポートを継続させて頂いております。
前者は、セールスマンの売気がダイレクトに伝わってしまい、信頼や安心を感じられない内容になってしまっている。一方、後者は、しっかりとリスクを伝えた上で、解決策も示しているため、「この人は私のことを考えてくれている」という信頼と安心を感じることができる。
もし、あなたのLPが、歯が浮いてしまうような利点ばかりを並べているとしたら、販売上、最も大事な安心と信頼を失ってしまっている可能性が高い。
ぜひ、今すぐに見直してみよう。
ここでお伝えした5つのテクニックは、全て、誰にでも簡単に改善できる基本的なものであることに注目して欲しい。しかし、こうした基本的な要素をしっかりと追究することで、LPのコンバージョン率は大きく左右されるのだ。
つまり、多くの場合、基本を見直すだけで、LPのコンバージョンは、大げさではなく倍増するのだ。
コピーライティングやLP製作と言うと、専門的知識が必要と思っている方も多いが、実際はこうした誰もが知っているような基本的知識の方が、圧倒的に重要だ。
ぜひ、参考にして欲しい。
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